手作り甘酒であったまろう!
null秋も深まり、冷え込む日も増えてきましたね。そんな時は温かい甘酒が恋しくなる方も多いのではないでしょうか。
甘酒は米麹とご飯、水を混ぜ、数時間保温するとできあがりますが、発酵に必要な温度を一定に保つのはけっこう大変な作業。ホットクックがあれば、発酵・低温調理機能を使っておまかせなので簡単です。
時間はかかりますが、食事の準備以外の時間を上手に活用できます。手作りならではのおいしさが味わえて、飲むだけでなく料理に使うこともできる甘酒。ぜひ一度お試しください。
3〜4人分が作れる1.6Lタイプを使用
今回使用したホットクックがこちら。我が家は3人家族なので、扱いやすい2~4人用、1.6Lタイプを使用しています。炊飯器と同じくらいの大きさなので、それほど場所もとりません。
こちらは2021年9月に発売されたもので、現在の最新型よりひとつ前のモデル。内鍋がフッ素コーティングされているので、煮物などもこびりつきにくく扱いやすいです。
体もぽかぽか!優しい甘さの甘酒
null【材料】(作りやすい分量)
・ごはん 150g
・米麹(乾燥) 100g
・水 200ml
【作り方】
(1)雑菌の繁殖を防ぐため、最初にホットクックの内鍋、内ぶた、まぜ技ユニット、かき混ぜる際に使用するスプーンなどを煮沸消毒します。ホットクックの内鍋に、スプーンと水200ml(分量外)を入れます。
(2)まぜ技ユニットを装着し、本体にセットします。「手動で作る」→「スープを作る」→「まぜない」→「20分」にセットしてスタートボタンを押します。加熱が終了したら湯を捨てて冷まします。
(3)煮沸消毒をした内鍋に甘酒の材料を全て入れて、スプーンで全体を混ぜ合わせます。まぜ技ユニットを装着して本体にセットします。
●ポイント:冷やご飯を使用する場合は軽く温めておいてください。
(4)「カテゴリーで探す」→「発酵・低温調理」→「甘酒」を選んでスタートボタンを押します。約6時間でできあがります。
(5)完成直後はこちら。
●ポイント:トロトロに仕上がり、甘酒特有の甘い香りが漂います。このままだとかなり濃厚で、飲むというよりも食べる感覚に近いです。ヨーグルトに入れたり、砂糖の代わりに料理に使ったりするのがおすすめです。飲む場合はお湯や水を足してお好みの濃さに調整してください。
ここでは甘酒をお湯でのばして、すりおろししょうがを添えました。しょうがを加えると香りも爽やかで、体も一層ポカポカ温まります。個人的には豆乳で割るのもお気に入りです。
おやつ感覚で飲めるので、小腹が空いた時にぴったりです。米麹で作る甘酒にはアルコールは含まれていないので、お子さんや妊婦さんでも安心して飲むことができますよ。
※参照:農林水産省「甘酒には2種類の作り方があるとのことですが、ノンアルコールのものはどちらですか。2種類の違いも教えてください。」
https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/1712/02.html
冷凍保存すればいつでも使える!
作った甘酒が一度に使い切れない場合は冷凍保存がおすすめです。冷凍だと2カ月ほど保存できます。製氷器などに小分けにして冷凍しておくと必要な分だけ使用することができます。
冷蔵保存する場合は清潔な保存容器に入れて、菌の侵入を防ぐためにしっかり蓋をし、1週間を目安に使い切るようにします。
優しい甘みが魅力の調味料としても
null甘酒は飲むだけでなく、砂糖代わりに料理にも使うことができます。
いちょう切りにした大根を塩もみして水分を絞り、甘酒で和えると即席のこうじ漬けに。一晩おくとマイルドな口当たりになってよりおいしくなりますよ。卵焼きに入れると優しい甘さが楽しめますし、甘酒と味噌、酒を合わせたタレに手羽先を漬け込んで、オーブンでじっくりと焼くと風味豊かでお酒が進む一品になります。
【作り方】鶏手羽先4~6本に対して甘酒、味噌、酒は各大さじ1ずつが目安。保存袋に入れて3時間~半日ほど漬けこみ、漬けだれをぬぐってから180℃のオーブンで20分ほど焼きます。焦げやすいので様子を見ながら焼き時間を調整してください。
甘酒は完成までに6時間ほど必要ですが、夜寝る前にセットしておくと、翌朝作りたての甘酒が飲めます(または朝ごはんの後にセットしておけばおやつの時間にぴったり!)。
せっかくホットクックを持っているのだから、食事の用意だけでなくいろいろな使い方でフル活用できるとうれしいですよね。
甘酒はビタミン、ミネラル、アミノ酸などが豊富に含まれていて、疲労回復や風邪予防などの効果も期待できると言われています。
私はもともと甘酒が好きでよくスーパーで買っていたのですが、ホットクックで作ってからすっかり気に入ってリピートしています。これから迎える寒い冬を元気に乗り切るためにも、甘酒生活を始めてみてはいかがでしょうか。