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【ふんわり卵の親子丼】ママ料理家 楠さんちのホットクックレシピ Vol.30

ホットクック愛用者の中で意外と多い、「いまいち使いこなせない」「定番のレシピにもうひと工夫してみたい」というお悩み。そんな方のために、野菜ソムリエでありママでもある料理家の楠みどりさんが、ホットクックで作るからこそおいしい、オリジナルレシピをご紹介します。

今回は、大人も子どもも大好きな親子丼! 煮すぎて卵や鶏肉が固くなってしまった事があるという人も多い、意外と難しいメニューです。でもホットクックなら、ふっくらジューシーな親子丼が簡単に作れちゃう! 忙しい日にも助かる丼メニューは、覚えておいて損はナシです。

シンプルだけど奥が深い定番丼

シンプルだけど奥が深い定番丼

こんにちは。楠みどりです。

だしの効いた優しい味わいと、卵のふわとろ食感が魅力の親子丼。身近な材料と調味料で手軽に作れる料理ですが、シンプルなだけに加熱時間や火加減によりおいしさが大きく左右されてしまいます。

そこで今回は、ホットクックを使った、旨味たっぷりの親子丼の作り方をご紹介します。コツいらずで鶏肉はふっくらとジューシーに、卵はとろっとした口当たりに仕上がり、とってもおいしい! 今までなかなか思うように親子丼が作れなかったという方も、ぜひ参考にしてみてください。

2〜4人分が作れる1.6Lタイプを使用

今回使用したホットクックがこちら。

我が家は3人家族なので、扱いやすいサイズの1.6Lタイプを使用しています。炊飯器と同じくらいの大きさなのでそれほど場所を取らず、コロンとしたフォルムでキッチンになじみます。

2021年9月に最新機種が発売されていますが、これはそのひとつ前のモデルです。

鶏肉がふっくらジューシー!簡単親子丼

鶏肉がふっくらジューシー!簡単親子丼

【材料】(2人分)

・鶏もも肉 150g
・玉ねぎ(薄切り) 1/2個分
・卵 4個

<調味料>
・だし汁 大さじ4
・醤油 大さじ2
・みりん 大さじ2
・砂糖 小さじ2

【作り方】

(1)鶏もも肉は余分な脂身を取り除き、一口大に切ります。ホットクックの内鍋に玉ねぎを入れ、その上に鶏もも肉をのせて<調味料>を加えます。

●ポイント:今回は昆布とかつお節でとっただし汁を使用していますが、和風顆粒だしを水で溶いたものでももちろんOK。さらに手軽に作りたい場合は、市販のめんつゆを表示通りに希釈したものを100~120mlを目安に使用してください。

(2)ホットクック本体にセットします。

●ポイント:まぜ技ユニットは装着しません。

(3)「手動で作る」→「煮物を作る」→「まぜない」を選んで、時間を「15分」にセットしてスタートボタンを押します。

(4)加熱している間に卵3個をボウルに割り入れて溶いておきます。残りの1個は仕上げのつや出し用に使います。

●ポイント:卵はあまり溶きすぎないのがポイント。白身が少し残る程度のほうが、黄身とのバランスも良く、ふわとろの食感に仕上がります。

(5)加熱終了後がこちらです。菜箸で全体を混ぜ合わせます。具材にもしっかりと火が通っているようですね。

(6)溶き卵を全体に回しかけるようにして加えます。再度蓋をして、3分間加熱延長をします。

(7)加熱終了後がこちらです。底のほうの卵には程よく火が入り、表面はとろっとしています。

(8)仕上げ用に残しておいた卵1個を割りほぐして加えます。

●ポイント:最後に仕上げ用の卵液を加えることで表面につやが出ます。

(9)蓋をして1分ほど余熱で火を通したら完成です!

●ポイント:卵の火の通り具合はお好みで調整してください。もっとしっかりと火を通したいという方は、余熱の時間を増やすか、加熱時間を再度1~2分延長してください。

温かいご飯の上に盛り付けて、お好みで三つ葉を添えてお召し上がりください。鶏肉はジューシーで弾力があり、噛むほどに旨味が感じられます。

卵も火の通り具合が絶妙で、ふわとろの理想的な仕上がりに大満足! 甘めで優しい味わいの親子丼は娘にも好評でした。大人向けには七味をふっても。

卵を時間差で調理するのがポイント

卵を時間差で調理するのがポイント

家庭料理の定番ともいえる親子丼ですが、これまではフライパンで作ると火加減が難しく、思い通りに作れないこともありました。

ホットクックなら、じっくりと均一に加熱されるので、鶏肉はふっくら、卵は程よい半熟状態に仕上がります。卵の加熱具合はお好みで調整できる点も嬉しいですね。

今までと同じ材料で作ったにもかかわらず、鶏肉や卵の旨味もしっかりと感じられて、ワンランク上の味わいに感動でした。

親子丼だけでなく、具材をアレンジして色々な卵とじメニューも楽しんでみたいと思います。

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