栄養満点の時短カレー
栄養満点の時短カレーこんにちは。楠みどりです。
暖かい日が増えてくると、なんだかスパイシーなカレーが恋しくなりませんか? この連載の最初に作った、鶏手羽元を使う無水チキンカレーは我が家でも大人気のメニューですが、今回は定番のおいしさからちょっと気分を変えたいときにもおすすめの、キーマカレーを作ります。
ひき肉を使い、それに合わせて野菜も細かく切るから煮込み時間が短いため、より手軽に作れます。野菜は冷蔵庫にあるものでアレンジしてくださいね。
2〜4人分が作れる1.6Lタイプを使用
今回使用したホットクックがこちら。
我が家は3人家族なので、扱いやすいサイズの1.6Lタイプを使用しています。炊飯器と同じくらいの大きさなのでそれほど場所を取らず、コロンとしたフォルムでキッチンになじみます。
2021年9月に最新機種が発売されていますが、これはそのひとつ前のモデルです。
野菜たっぷりキーマカレーのレシピ
野菜たっぷりキーマカレーのレシピ【材料】(4人分)
・牛豚合いびき肉 250g
・玉ねぎ(みじん切り) 1個分
・トマト(2cm角に切る) 大1個分
・なす(1cm角に切る) 1本分
・ズッキーニ(1cm角に切る) 1/2本分
・コーン(缶詰) 大さじ2
・市販のカレールウ 2皿分
【作り方】
(1)ホットクックの内鍋にトマト、玉ねぎなど水分の多い野菜を先に入れ、その上に牛豚合いびき肉をほぐしながら入れます。ひき肉の上になす、ズッキーニ、コーンをのせてさらに市販のカレールウをのせます。
●ポイント:野菜はお好みでアレンジしてください。パプリカやピーマン、セロリなども◎。トマト缶は水分が多くなるので生のトマトがおすすめですが、トマト缶を使う場合は、(4)で仕上がりの状態をみて、「手動調理」→「煮詰める」機能を選択して、水分を飛ばしてください。
(2)ホットクック本体にセットして、まぜ技ユニットを装着します。
(3)「カテゴリーで探す」→「カレー・シチュー」→「キーマカレー」を選んでスタートボタンを押します。約30分で完成します。
(4)できあがり直後がこちらです。全体をしっかり混ぜ合わせます。
(5)このままでも十分おいしかったのですが、もう少しコクと旨味が欲しかったので、今回は中濃ソースとトマトケチャップを各大さじ1ずつ加えました。器に盛り付けて、お好みでゆで卵やみじん切りにしたパセリをトッピングしたら完成です。
●ポイント:使用する野菜によっても仕上がりに差が出ます。甘さが欲しい時ははちみつを加えるなど、味をみてお好みで調整してくださいね。
なすが苦手な娘は、最初「これって……なすだよね?」と警戒していましたが(笑)、一口食べたら「おいしい!」と言ってモリモリ食べてくれました。ズッキーニも普段はそれほど食べない野菜ですが、キーマカレーに入れたらサラッと完食していてびっくり。カレーはなんでもおいしくしてくれますね!
カレー風味のコロッケにアレンジ
カレー風味のコロッケにアレンジ続いて、キーマカレーを使ったアレンジメニューを簡単にご紹介します。キーマカレーは水分が少ないので、ほかの食材と合わせやすく、アレンジしやすいのも魅力です。
残ったキーマカレーを、マッシュしたじゃがいもと合わせてコロッケにしてみました。揚げたてのおいしさは格別ですが、揚げるのが面倒という方は、スコップコロッケにすると簡単です。
コロッケはカレーの風味が効いているので何も付けなくてもOKですが、お好みでソースを添えても。こちらはおかずとしてはもちろんのこと、ビールにも合うので夫にも好評でした。
もっと手軽に、ドリアにしたりパンにのせて焼いたりするのもおいしい! いろいろな活用方法がありますね。チーズとの相性も抜群です。
忙しい日の夜ごはんや休日ランチにぴったり!
忙しい日の夜ごはんや休日ランチにぴったり!無水チキンカレーに比べて加熱時間が短くて済むキーマカレーは、ササッと作れておいしいのがうれしい! 野菜の水分を利用した無水調理で、野菜の旨味がしっかりと感じられる仕上がりです。トマトはルウにしっかり溶け込んでいますが、ズッキーニやコーンなどは煮崩れることなく食感も残っていました。
冷蔵庫にちょこちょこ残っている野菜を一掃するのにもおすすめです。これから夏に向けて我が家でも登場回数が増えそう!
カレーを調理した後はスパイスの香りが残りやすいので、内蓋やつゆ受けなども丁寧に洗うようにしてくださいね。