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【ルウ/デミ缶使用の2種のハヤシライス】ママ料理家 楠さんちのホットクックレシピ Vol.24

ホットクック愛用者の中で意外と多い、「いまいち使いこなせない」、「定番のレシピにもうひと工夫してみたい」というお悩み。そんな方たちのために、野菜ソムリエでありママでもある料理家の楠みどりさんが、ホットクックで作るからこそ美味しいオリジナルレシピをご紹介します。

今回は、手軽に作れるのにちょっとごちそう感があるのもうれしいハヤシライスのレシピ。市販のハヤシライスのルウを使用したものと、デミグラスソース缶&生トマトを使った無水調理でちょっと本格派仕上げのもの、2パターンを作り比べ。どちらも簡単なのに味は絶品です!

お鍋につきっきりの必要なし!お手軽ハヤシライス

お鍋につきっきりの必要なし!お手軽ハヤシライス

こんにちは。楠みどりです。

カレーやシチューなどに続いて子どもに人気のハヤシライス。トマトの旨味と程よい酸味が食欲をそそり、我が家でもたびたびリクエストされる一品です。

フライパンや鍋でも比較的手軽に作ることができますが、ホットクックなら焦げ付かないようお鍋につきっきりになったりする必要もないので、より楽ちんです。

今回は市販のハヤシライスのルウを使って作るものと、デミグラスソース缶と生のトマトを使って作るものの2パターンをご紹介したいと思います。どちらも用意する材料が意外と少ないのもうれしい点です!

2-4人分が作れる1.6Lタイプを使用

今回使用したホットクックがこちら。

我が家は3人家族なので、扱いやすい2~4人用、1.6Lタイプを使用しました。炊飯器と同じくらいの大きさなのでそれほど場所を取らず、コロンとしたフォルムでキッチンになじみます。

2021年9月に最新機種が発売されていますが、これはそのひとつ前のモデルです。

ルウ使用で失敗知らず!簡単ハヤシライス

ルウ使用で失敗知らず!簡単ハヤシライス

【材料】(4人分)

・牛薄切り肉 200g
・玉ねぎ 1と1/2個
・しめじ 1/2株
・市販のルウ 1/2箱
・水 300ml程度

【作り方】

(1)玉ねぎは薄切りにし、しめじは石づきを落として手でほぐします。ホットクックの内鍋に野菜を入れます。

●ポイント:今回はしめじを使用しましたが、マッシュルームなどもおすすめです。

(2)(1)の上に牛肉を広げながらのせていきます。この際、牛肉が大きいようであれば食べやすい大きさに切ってください。

(3)(2)の上に市販のルウを割り入れて並べ、水を注ぎます。

●ポイント:水はパッケージに記載されている分量よりも200mlほど少なめでOKです。仕上がりのとろみ具合をみて調整します。

(5)「カテゴリーで探す」→「カレー・シチュー」→「ビーフカレー」を選んでスタートボタンを押します。約45分で完成です。

●ポイント:ホットクックの自動メニューにハヤシライスは入っていませんが、使用食材はほぼ同じなため、ビーフカレーボタンで作りました。

(6)完成直後がこちらです。とろみが強いと感じる場合は水を加えて調整してください。

市販のルウを使用しているので、失敗なく美味しく作れます! 具材を炒める手間も省けますし、油も使わないのでヘルシーな仕上がり。ホットクックで調理している間にサラダやスープを用意する余裕も生まれますね。

続いて、デミグラスソース缶を使って無水で作るハヤシライスをご紹介します。トマトの程よい酸味がアクセントになっていて、あっさりとした味わいに仕上がります。

トマトの旨味がぎゅっ!無水ハヤシライス

トマトの旨味がぎゅっ!無水ハヤシライス

【材料】(4人分)

・牛薄切り肉 200g
・玉ねぎ 大1個
・トマト 大1個
・しめじ 1/4株
・デミグラスソース缶 1缶(290g)
・酒 大さじ1
・トマトケチャップ 大さじ1

【作り方】

(1)玉ねぎは薄切り、トマトは皮付きのまま一口大に切り、しめじは石づきを落として手でほぐします。ホットクックの内鍋に野菜を入れます。

(2)(1)の上に牛肉を広げて並べ、デミグラスソース、酒、トマトケチャップを加えます。

●ポイント:トマトに含まれる水分が多いので、水は加えません。

(3)ホットクック本体にセットし、まぜ技ユニットを装着します。ルウ使用の場合と同様に「カテゴリーで探す」→「カレー・シチュー」→「ビーフカレー」を選んでスタートボタンを押します。約45分で完成です。

(4)完成直後がこちらです。無水で作りましたが、トマトがしっかりと溶け込んで、程よいとろみのソースに仕上がっています。

●ポイント:味をみて、トマトの酸味が強いと感じる場合ははちみつか砂糖を少量加えて調整してください。コクが欲しい時はウスターソースや中濃ソースを少量加えても。

こちらはソース作りをホットクックに任せている間に、ふわとろの半熟卵を作り、オムハヤシに。グリーンピースもトッピングして洋食屋さん風に仕上げてみたところ、娘も「お店みたい!」と大喜び。

娘はもともとトマトが大好きなので、トマトの酸味が感じられるこちらのハヤシライスのほうが気に入ったようです。

焦げ付きなどの心配なしでラクラク!

焦げ付きなどの心配なしでラクラク!

カレーやシチューと同様に、具材を炒めたり、長時間つきっきりで焦げ付かないように混ぜながら煮込んだり……という手間が省けるので本当に簡単。

トマトや玉ねぎをたっぷり入れた無水バージョンでは、野菜の旨味がしっかりと感じられます。

また、ホットクックは調理後のにおい残りが気になりがちなのですが、ハヤシライスの場合はカレーのようにスパイスをたくさん使用していないせいか、特に問題なし。後片付けが楽な点もうれしいですね。

カレーはホットクック調理で不動の人気メニューですが、たまにはちょっと気分を変えてハヤシライスもぜひレパートリーに取り入れてみてくださいね。

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