QRコード決済利用者は7割越え!
nullまず最初に「あなたは『PayPay』や『楽天ペイ』などのQRコード決済を使っていますか?」と質問したところ、以下のような結果に
使っている・・・308人(71.5%)
使っていない・・・123人(28.5%)
なんと7割以上の方が、なんらかのQRコード決済を使用しているという結果に。
最近では、QRコード決済のほうが楽に支払えるようなシステムを導入しているECサイトやショップなども増えています。
さらに、個人間での割り勘などのやりとりもQRコード決済でできてしまう場合もあるので、利用者が多いのも納得です。

「PayPay」は8割弱が利用
null続いて、最初の質問で「使っている」と回答した308人に「あなたがお使いのQRコード決済アプリを教えてください。(複数回答可)と質問。以下のような結果になりました。
PayPay・・・236人(76.6%)
楽天ペイ・・・152人(49.3%)
d払い・・・103人(33.4%)
圧倒的に多かったのが「PayPay」で、8割弱が利用しているという結果に。
使える店舗が多かったり、ポイントが溜まりやすかったりするのが、「PayPay」の魅力ですよね。
「楽天」のさまざまなサービスと連携しており、楽天活用者に使い勝手がいい「楽天ペイ」が次いで2位に。
「NTTドコモ」提供の「d払い」が3位。ドコモユーザーはもちろん、ドコモユーザー以外でも使えるサービスです。
後には「au PAY」、「ファミペイ」、「メルペイ」と続きます。
2020年の『kufura』の調査によると、当時はまだ6割に満たないユーザー比率でしたが、5年でやや増えているようです。当時はコロナ禍で直接現金を手渡すことに抵抗があったため、キャッシュレス化に勢いがついたという背景があります。
QRコード決済に入れてる金額は1,000円~5,000円
null続いて最初の質問で「使っている」と回答した308人に「あなたが普段QRコード決済アプリに入れているお金はいくらですか?」と質問したところ、以下のような結果になりました。
1,000円~5,000円・・・100人(32.4%)
銀行に紐づけているのでチャージはしない・・・69人(22.4%)
1万円~2万円・・・65人(21.1%)
1番多かったのは「1,000円~5,000円」。ちょっとした買い物やランチなどを数回したらチャージという感じでしょうか。
2番目に多かったのは「銀行に紐づけているのでチャージはしない」という回答でした。デビットカードと同じような使い方です。
3番目には「1万円~2万円」という回答が多く、この後には「6,000円~9,000円」、「3万円~5万円」と続きます。
1万円程度の現金を持ち歩く人多数
null続いて全員に「あなたはお財布に現金をいくらくらい入れていますか?」
1万円~2万円・・・158人(36.7%)
1,000円~5,000円・・・122人(28.3%)
6,000円~9,000円・・・64人(14.8%)
1番多かったのが「1万円~2万円」で4割弱。3番目には「6,000円~9,000円」が2割弱。過半数の方が1万円前後をお財布に入れているという結果になりました。
確かに1万円程度をお財布に入れておけば、突然の現金での出費にも安心という感覚は多くの方が持っているのかも知れません。
この後には「3万円~5万円」、「財布を持ち歩かない」と続きます。

主体はキャッシュレス、現金はもしもの時用!
null最後に、「現金を持ち歩くことに関して、あなたはどう思いますか?」と質問したところ、回答は大きく3パターンに分かれました。多かった順にご紹介していきます
主にキャッシュレス、現金は“もしもの時”用!・・・240人(約56%)
「スマホでほとんど大丈夫なので現金を、あまり使わなくなった。ただ、緊急用として5,000円弱は財布に入れている」(45歳/女性/主婦)
「キャッシュレスに対応していない店がたまにあるので、最低1万円は必要」(27歳/男性/学生・フリーター)
「スマホでは決算できない店があるので一応持ち歩く」(50歳/男性/その他)
「カードがメインとなったが、現金限定の店もあるから、ある程度持っている必要がある」(64歳/男性/企画・マーケティング)
「ほとんどがバーコード決済とカードを使うが、機械トラブルで使えなかったことがあるので、現金も必要」(52歳/女性/営業・販売)
「現金しか使えない場合があるので、お守りのような存在」(45歳/男性/その他)
キャッシュレスが可能なところでは、電子マネーやカードを使っているという方が過半数という結果に。現金での決済より手間がかからないし、便利なのですよね。
ただ、コインパーキングや八百屋さんなど、清算が現金しか使えない場所に巡り合った時や、通信障害などでキャッシュレスが使えない事態など、“もしもの時”のために持ち歩くという意見が大多数でした。
世の中のキャッシュレス化はかなり進んでいる模様です。

やっぱり現金が1番!・・・38人(約9%)
「現金での買い物がほとんどなので、必要な金額をいつも持ち歩いている」(56歳/男性/総務・人事)
「現金で買い物をすることの方が多いから、重要である」(35歳/女性/主婦)
「昔と変わらずメインを現金で支払うので常に持ち歩いている」(48歳/男性/営業・販売)
「地方では現金は必須と思う」(68歳/男性/公務員)
まだまだ現金派!という方は約1割。使い慣れている安心感やその場で決済が完了するため使いすぎる心配がないという意見が多かったです。
地方に住んでいるため、まだまだ現金がメインの店が多いという意見も多々見受けられました。
早く全てをキャッシュレス化して欲しい!・・・33人(約8%)
「できるだけ持ち歩きたくない。全部スマートフォンで対応したい」(48歳/女性/デザイン関係)
「あまり持ち歩きたくない」(35歳/女性/総務・人事)
「現金ではメリットがないので使わなくなった」(68歳/男性/その他)
「もうそろそろ完全にキャッシュレスにしてほしい」(45歳/男性/コンピューター関連技術職)
全てキャッシュレスだったらいいのに!という方は1割弱。現金を持ち歩かないことに慣れてしまうと、持つのが面倒な気持ちはよくわかります。
スマホだけ、カードだけって身軽で楽なんですよね。最近ではキャッシュレスのみ対応という店も増えてきています。

便利さに伴い現金を使う機会はどんどん減ってきていますが、高齢化が進む日本では慣れた現金での決済を続けたい方も多いと思います。この先キャッシュレス化がどんなスピードで進むのか、注視していきたいですね。
秋田生まれ。高校卒業後ドイツの大学の舞踊科へ。以後、海外を10年以上放浪し、現在は東京在住。ライターの他、ヨガインストラクターや振付家などもしている。














