『kufura』では、20~60代の男女429人を対象に「長財布」に関するアンケート調査を実施。みんなの最近のお財布事情を探ってみました。
「長財布」派は約4割
nullまず、長財布の使用率を調査したところ、長財布を使っている人は全体の39.4%、使っていない人は44.5%という結果になりました。
【あなたは「長財布」を使っていますか?】
使っている・・・39.4%(169人)
使っていない・・・44.5%(191人)
使っていたが、やめた・・・16.1%(69人)
気になったのは、長財布を使っていたけれど、現在は使っていないという人が16.1%いること。長財布を使うのをやめた理由にはどのような背景があるのでしょうか。
かさばる、重たい…「長財布」をやめた理由
null長財布を卒業したと回答した人に、理由やそのときの心境を教えてもらったところ、以下の3つの意見が大半を占めました。
持ち運びの不便さ
「収納できる場所がおしりのポケットのみだったのでいろいろ不便だったから。今は二つ折りをつかっているが便利」(53歳男性/その他)
「ズボンのポケットに入る財布のほうが持ち運びやすいと感じました」(40歳男性/その他)
「持ち運びで邪魔になるようになってコンパクトな財布に買い替えた」(29歳女性/主婦)
「カバンが小さいときに入らないから」(29歳女性/学生・フリーター)
多くの人が挙げた理由として「持ち運びの不便さ」がありました。長財布は収納力が高い一方で、ポケットに入れにくかったり、バッグの中でかさばるため、外出時に不便さを感じることがあります。特に、ミニバッグやポケットだけで持ち歩きたい人にとっては負担になりがちです。「もっと身軽に出かけたい」という気持ちが、長財布をやめるきっかけになったようです。
現金をあまり使わなくなった
「ほぼ現金を持ち歩かなくなった。カードやキャッシュレス決済でほとんどまかなえるので」(66歳男性/営業・販売)
「スマホ決済がメインとなり現金はそこまで持たなくなったうえ、小さめのバッグを使用する機会が多いため」(47歳女性/営業・販売)
「肩からかけるポシェット型の財布兼スマホ入れにしたほうが勝手が良かったから」(59歳女性/主婦)
「現金を持ち歩く頻度が減ったので、なるべく小さい財布にするために折りたたみ財布に変えた」(37歳女性/金融関係)
近年、スマホ決済やキャッシュレス決済の普及により、現金を使う頻度が減ったことで、長財布の収納力が必要なくなったという声も多数ありました。スマホやカードでの決済がメインになると、カード数枚や少量の現金が入れば十分。大きな財布からの卒業に繋がったようです。
コンパクトな財布が便利
「カード所持が少なくなったので厚みが薄くなり、二つ折り財布がコンパクトで良いとなりました」(53歳女性/その他)
「スマホ決済をするようになり、財布を出す頻度が減ったためコンパクトな二つ折り財布に切り替えた。嵩張らなくて良い」(50歳女性/主婦)
「ポケットに入れるのではみ出て仕方ないからやめた。今はコンパクトな財布なのでスッキリ収まり動きやすい」(66歳男性/その他)
「大きすぎてポシェットに入らない。子どもの荷物が多く自分の荷物は極力少なくしたいと思うようになったため、コンパクトな財布を使用するようになった」(39歳女性/その他)
「荷物がかさばるから。キャッシュレス決済メインにしたため小さい財布で問題ない」(28歳女性/コンピューター関連技術職)
収納するものが減ったことキッカケに、コンパクトな二つ折りや三つ折りの財布に切り替えたという人も多くいました。また、荷物を減らすために財布を小さくする選択をしたという声もありました。長財布にはたくさんのカードやレシートを入れられるため、ついつい詰め込んでしまいますよね。
長財布の使い勝手の良さやリッチな印象に魅力を感じつつも、生活スタイルの変化やキャッシュレス社会の進展に伴い、長財布からコンパクトな財布への移行が徐々に進んでいることがうかがえるアンケート結果となりました。
これから財布を新調する予定のある方は、「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」などの開運日を取り入れてみてはいかがでしょう。「一粒万倍日」とは、一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になるという意味があり、何事を始めるにも良い日とされています。この日に財布を新調したり、使い始めたりすると金運アップが期待できると言われています。
2024年の「一粒万倍日」は、残すところ12月13日、14日、25日、26日とのこと。自分のライフスタイルにフィットした、使いやすい財布がみつかるといいですね!
エディター/ライター。大学在学時からライターとして活動、気付けばもうすぐフリーライター歴20年。webサイトや書籍の編集・ライティングなどを担当。料理と暮らしまわりの手仕事が趣味。根っからのインドア派だが、3児の母となりアウトドアの楽しさにも目覚めたところ。