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ボーナスの使い道、「欲しいものを買う」「貯金する」どっちが多い?かしこい節約アイディアも

物価高騰が激しい昨今。ボーナスの使い道にも変化があるのでしょうか? 今回は、20~50代の既婚男女のうち「今年の夏、自分もしくは配偶者にボーナスがあった」と答えた203人にアンケートを実施して、どう使うか(どう使ったか)や、かしこく使うためのアイディアを教えてもらいました。

「欲しいものを買う」が1位、「貯金」が2位という結果に!

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まず最初に、ボーナスの使い道について聞きました。結果はこちら!

 

【今年のボーナスの使い道は?】(複数回答可/203人中)

第1位:欲しいものを買う・・・142票(70.0%)

・内、妻のもの・・・37票

・夫のもの・・・34票

・子のもの・・・21票

・それ以外(共有物など)・・・50票

第2位:貯金・・・134票(66.0%)

第3位:生活費の補填・・・83票(40.1%)

第4位:旅行・・・58票(28.6%)

第5位:ローン返済・・・45票(22.2%)

第6位:投資・・・25票(12.3%)

第7位:お出かけ、レジャー・・・24票(11.8%)

第8位:ふるさと納税・・・13票(6.4%)

 

1位は「欲しいものを買う」だった一方、2位に「貯金」、3位に「生活費の補填」が入るなど、堅実な用途も目立つ結果になりました。

なお、今回のアンケートは複数回答可。それぞれの回答者の割合を見ると、一部を「貯金」しつつ「欲しいものを買う」など、複数の用途を組み合わせている人も多いことがうかがえます。

ここからは、寄せられた「ボーナスの詳しい使い道」と、「使い方の工夫」を見ていきましょう。

日頃がんばっている自分へ、家族へ…「欲しいものを買う」

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「妻の自転車が老朽化しているので、それを買うのにあてる」(41歳男性/技術職)

「高級な牛肉とワインを買った」(53歳男性/研究・開発)

「我が家は毎月決まった額を貯金しているので、ボーナスは全額自由に各自使うと決めています。お互い口を出さないのが決まりなので、主人は何に使うか知りませんが、私はかばんを購入しようと思います」(35歳女性/総務・人事・事務)

「コロナ禍の時には旅行などでは使えなかったので、せっかくなのでお取り寄せなどで楽しんでいた。こういう家で出来る楽しみ方も良いなと思った」(43歳女性/主婦)

「掃除機が寿命なので、ボーナスを少し使ってコードレスの掃除機を購入しようと決めた」(30歳女性/主婦)

「交通費の家計負担を減らす一環で車を買い替え、長距離移動に備えた」(43歳男性/金融関係)

票数でも第1位だった「欲しいものを買う」という意見。車や家電、食品など、さまざまな「欲しいもの」が並んでいます。

……といいつつ、その理由は「節約のため」「もう壊れそうだから」など、必要にせまられてという回答も多数。贅沢していいものを買っちゃおう!という人は、思いのほか少ないのかもしれません。

やりたいことをやらせてあげたい!「子どものために使う」

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「息子が高校生になり部活の年会費、ユニフォーム、遠征費、合宿費と20万程かかるので無駄遣い出来ません」(45歳女性/その他)

「子ども部屋2つのエアコンと布団3つの購入」(34歳女性/その他)

「今年は生活費が高騰して高いので半分は生活費の補填として使用し、残りの半分は子ども達の習い事などやりたいことに投資したいと決めている」(40歳女性/研究・開発)

「いつも貯蓄ばかりなので、少しは子どもとの娯楽に回したいと思う」(40歳女性/主婦)

「今年は子どもがバイクの免許を取得するため、バイクを1台購入。あとは子どもの合宿免許代金にあてます」(38歳女性/主婦)

「毎年貯蓄をしていて、ボーナスの有り難みを感じることがなかったけれど、子どもが産まれてからは子どもへの投資(子どもの好きなことへの投資)をすることで、仕事へのモチベーションも上がるようになった」(40歳女性/研究・開発)

自分のためではなく、子どものために使うという声も多くありました。

子どもができると「自分が嬉しい」以上に、「子どもが喜んでいるのを見るのが嬉しい」と感じることも多く、それが仕事をするモチベーションアップに繋がることも。とはいえ、自分のことをあとまわしにするばかりではストレスになってしまうので、親自身にとっても無理なく、いいバランスでお金を使っていけるといいですね。

物価もあがった今年は堅実に…「貯金」

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「例年だと何か大きなものを買っていたが、物価の高騰から先行きが不透明のため、特に大きな買い物はせず、貯金にまわした」(51歳男性/その他)

「欲しいものは育児が落ち着いてから、と決めているので、貯蓄にまわします」(48歳女性/主婦)

「電化製品は必需品なので、壊れたときにすぐに購入できるように電化製品の購入代金をストックすることにしました」(54歳女性/主婦)

「手元にあると使ってしまうので、さっさと定期預金にして貯金する」(58歳女性/主婦)

「ボーナスが出る前提で生活は組み立てない方がいい! 使わずに貯金しておくことの重要性を感じます」(40歳男性/営業・販売)

「毎年ローンの繰り上げ返済をし、余った分は貯金と決めている」(40歳女性/主婦)

全体の票数で2位だった「貯金」。物価高騰の影響も大きいようで、高い買い物は控え、貯金にまわしたり、今後の買い物の予算としてストックしておくという回答が多数を占めました。しっかり貯金するコツとして、

「余ったら貯蓄するのではなく、最初に半分貯蓄して、残り半分の中で使い道を考える」(46歳男性/総務・人事・事務)

といった回答も。しかし、反対に

「貯蓄や生活費ばかりに気を取られて楽しむことにあまり使えてなかったので(コロナもあり)、今年からは少しずつそちらにも使ってみたい」(39歳女性/主婦)

のように、「これまで楽しむことに使わなかったのが反省点」という声も多数ありました。コツコツ貯めることの大事さはもちろんですが、上手に使って想い出づくりをするのもそれはそれで大事なのかも?

正直、そんな余裕ありません!「生活費の補填」

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「ここ最近の物価高の影響で生活費がギリギリなので、なるべく貯金したいが、なかなかできない現状です」(48歳女性/主婦)

「値上げ値上げで大変なので生活費にまわします」(29歳女性/その他)

「2人分の子供の学費で貯金を使いはたしてしまったので、末っ子の大学資金を貯金しつつ、月の赤字をうめていきたい」(47歳女性/主婦)

「今までボーナスはローン返済で残った分を全て貯蓄に回していたので、産後私(フリーランス)が育休で収入がなくても貯金を切り崩して何とか生活していけている」(34歳女性/主婦)

「物価高騰で、ボーナスで何かを買うという概念がそもそもない。次のボーナスまでの期間で、ちょこちょこ生活費として使う」(35歳女性/主婦)

「前回のボーナスで、車関連に予想以上に予算をかけてしまったので、次の夏のボーナスは一気に貯金優先になってしまった」(57歳男性/金融関係)

ボーナスが入ったからといって、自由に使う余裕はない!という人も多数。物価高の影響で、これまでは自由に使えていたボーナスも切り詰めざるをえなくなった、という声もありました。

とはいえ、ボーナスで何か大きな買い物をするよりも、普段の生活にひとまわり余裕が生まれる方が、精神衛生上は断然よいと言えるかもしれません。

夏といえばやっぱり!「旅行&レジャー」

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「お盆に旅行をする予定なので、今年の夏はボーナスを旅費に充てる。たまに贅沢をしたいので」(29歳女性/主婦)

「まだ行き先は決めていないが、コロナ禍が落ち着いたので夫婦で温泉旅行に行く予定で、ボーナスの一部はその予算」(40歳女性/技術職)

「今までは夏に一週間程度の旅行をしていたが、最近は暑くて観光どころではなくなるので、夏のボーナスは残しておいて、冬に長めの旅行をすることにした」(53歳女性/主婦)

「子どもが生まれてからコロナでどこにも行けなかったので、子どもたちと小旅行をしたいと思っています」(34歳女性/主婦)

「コロナ禍や自身の健康問題からここ数年は旅行と呼べる外出はほぼ無かったので、今年中に2泊以上の旅行に行く予定」(46歳男性/総務・人事・事務)

「旅行に行きます。コロナ禍で随分我慢していたので、今年はお出かけしたい」(30歳女性/主婦)

全体で見ると小数ながら、「今年こそは出かけたい!」というアツい気持ちも寄せられました。特にコロナ禍で育った子どもたちは、旅行経験があまりない場合も多いよう。家族で出かけて、想い出に残る時間を過ごしたいですね。

以前の『kufura』の記事で、お出かけ出費を抑えるアイディアを取り上げたので、こちらもぜひ参考にしてください!

貯めるでなく、増やす「投資」

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「いま株価が上がっているが、近いうちに暴落が来ると思っている。暴落時に株を買いたい為、いまは現金を貯めておく」(43歳男性/営業・販売)

「投資。NISAや株を始めたので」(33歳女性/その他)

「これまでは“これを買う!”という感じではなく、なんとなく貯蓄に回して、気づくと生活費として消えあまり有り難みがなかったです。今年は投資にチャレンジして増やしてみたいです」(40歳女性/主婦)

「貯金だけでは増えないので、運用する」(33歳女性/その他)

「例年は大半を貯蓄に回していたが、投資した方が良いことに気付き、夏のボーナスからは投資につぎ込む割合を増やすことにした」(41歳男性/技術職)

貯めるのではなく、運用して増やす方向を目指す人もいました。始める時の心理的ハードルはちょっと高いものの、こんな時代だからこそ、かしこく増やしていきたいですよね。

ただし、投資には失敗のリスクもつきもの。

「ボーナスが出ても給与口座に放置していたが、資産全体を整理した上で余裕資産は余裕資産なりの運用を心掛ける様になった」(50歳男性/技術職)

という回答のように、どこまでが「余裕試算」なのかをよく検討して、たとえ失敗してしまっても諦めがつくラインを見極めてから投資にまわすのがよさそうです。

その他の使い方も…

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「ボーナスの半分は必ず次のボーナスまで残すようにしている」(37歳男性/技術職)

「計画的に、その年のふるさと納税のためにお金を準備したり、翌年の住民税のために準備したりして、その時が来ても困らないようにしている」(47歳男性/研究・開発)

「今年は2匹の飼い猫の健康診断(画像診断なども含めた細かい検査)を実施することに決めた」(53歳女性/主婦)

「毎年、不必要な浪費をしていたのが、物価高騰や賃上げによってあからさまになりました。今年はお金の使い道も、極力メリットにつながるように心がけて消費したいです」(34歳男性/総務・人事・事務)

「何かあったときのためにとっておくのは大切」(29歳女性/その他)

「ボーナスをあてにしすぎると、少なかった時にどうしようもなくなるので、あてにしすぎないようにしている」(43歳男性/企画・マーケティング)

突発的な出費が発生したときのためにとっておくという人や、税金などの用途をあらかじめ念頭において準備しておくという堅実派も。

今後、かならずしも毎年同じ額がもらえるわけではありませんし、家族の誰かが急に働けなくなったりすることもあるので、いろんな可能性に対応できるように、家族でよく話し合ってマネープランを見直すのも大事なことですね。

 

いかがだったでしょうか。ボーナス1つをとってみても、それぞれの性格や、お金に対する考え方が見え隠れしてとても新鮮でした。この夏のボーナスに限らず、今後のお金の使い方を考えるうえで、ぜひ他の人の考え方も参考にしてみてはいかがでしょうか。

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