実際に「子どもとやって楽しかった」アウトドアはこちら!
null早速、寄せられた回答を見ていきましょう。特に多くのコメントがあったものを、10項目に分けてご紹介します。
1:アスレチック
アンケートで特に多くあげられていたのが、アスレチック。
普段は家のなかで過ごすことが多い子でも、「アスレチックに行ってみたら、のびのびと身体を動かす新鮮な体験を楽しんでいた」という声が目立ちました。
「普段公園に行っても運動負荷の低い遊具ばかり楽しむ子だが、自然の中で取り組むアスレチックだと気分が乗ったのか、満面の笑顔で果敢に挑んでいました」(42歳女性/主婦)
「“フォレストアドベンチャー”で体験したアスレチック。思った以上にスリルがあった」(42歳男性/金融関係)
「日頃は家で漫画を読みながらゴロゴロするだけですが、アスレチック場で全身を動かして遊んだことが楽しかったらしく、しばらくは近所の公園にもいくようになった」(34歳女性/主婦)
2:乗馬
乗馬も、気軽に楽しみやすいアウトドア体験の1つ。きっと忘れられない時間が過ごせるのではないでしょうか。
自分よりも大きな動物と触れ合うなかで、いきものへの理解も、より深まりそうです。
「子どもでもできるサイズのポニーの乗馬で、普段できない体験ができて、写真撮影も楽しめました」(27歳女性/主婦)
「長女が3歳の頃、牧場の乗馬体験がとても楽しかったようで、親の分の体験もすべて一人でやっていました。小学生になってからも馬がいるところに遊びに行くと毎回乗っていた」(38歳女性/主婦)
3:バーベキュー・たき火
バーベキューやたき火も人気がありました。手ぶらでバーベキューができる施設もあるので、挑戦するハードルも低めですね。
バーベキューやたき火(からの焼き芋)などは、頑張った先に美味しい食事が待っているのもポイント。自然のなかでの食事に感動していた、という回答もありました。
「バーベキュー。犬も一緒に連れていけて、はしゃいでいた」(52歳女性/その他)
「バーベキュー。自然のなかでの食事に、感動を覚えていた」(51歳男性/公務員)
「たき火。親子でほっとできてよかった」(45歳男性/その他)
4:釣り
楽しい&美味しいアウトドアといえば、魚釣りもありますね! 自分で釣った魚だと、美味しさも格別です。
海や川、釣り堀など、さまざまな回答がありましたが、子どもは予測のつかない行動をすることがあるので、安全対策は欠かさずに。ライフジャケットを必ず着用させるようにしましょう。
「魚を釣り上げるという行為に夢中になっていた」(38歳男性/研究・開発)
「とった魚を焼いて食べられて、食育にもよさそうだった」(35歳女性/総務・人事・事務)
「魚料理もリクエストするぐらい好きになり、魚のさばき方や調理法まで気にするようになって、興味の幅が広がったようだった」(34歳女性/主婦)
5:キャンプ
アウトドアの定番、キャンプ。自然のなかで、手助けし合いながら過ごす時間から得るものは多そうです。
「おうちの庭でのキャンプでも十分に楽しんでいた」という声も寄せられました。
「自分たちでテントを設営して、ごはんを炊いてカレーを作ってとても楽しそうにしていた」(41歳男性/総務・人事・事務)
「山でやるのは嫌だというので、お庭でキャンプしてそうめんを食べたらめっちゃ喜んでいました」(48歳女性/企画・マーケティング)
「夜、暗くなってから、美しすぎる星空に感激しました」(42歳女性/その他)
6:山登り
苦労の先に、きれいな景色が待っている登山。「自分の足で登りきった!」という達成感が得られるのは、山登りならではですね。
普段は歩くのを嫌がる子でも、山道は楽しんで登っていた、という回答も!
「雲の上の世界を一緒に自分の足で登って体験した。息子・娘のあのキラキラ笑顔は忘れられないです」(50歳男性/その他)
「沢を横切るときに、サワガニやサンショウウオを見られて喜んでいた」(54歳男性/会社経営・役員)
「いつも自分で歩くのを嫌がる2歳の娘が、補装されていない道を楽しんで登っていた」(33歳男性/その他)
7:カヌー・カヤックなど
ボート体験も、カヌーやカヤックからアヒルボートまで、さまざまなものがありました。子どもでもできるものも多いようです。
親子で一緒に力を合わせて進んでいく、独特の楽しさがありますね。
「カヤック。泊まりに行った施設で体験をやっていて、親も子どもも初めてでも楽しめて良かったです」(48歳女性/主婦)
「SUP(スタンドアップパドルボード)。去年の夏に子どもと一緒にやってみたが、思いの外、最初からすいすい進めて、いつもと違う景色を見せてあげることができた」(36歳男性/会社経営・役員)
「カヌー。釧路川で初めてカヌーに乗って大喜びしていた」(53歳男性/公務員)
8:スキー
ウインタースポーツでは、スキーが人気でした。上手にすべれるようになるまでは大変ですが、子どもの方が大人より上達が早い!なんてことも……?
まだスキーができない年齢なら、まずはそりすべりや雪合戦などで雪に親しむのもいいですね。
「子どもも、興奮して楽しんでいました」(49歳男性/コンピュータ関連技術職)
「思ったより楽しめてよかった」(35歳男性/デザイン関係)
9:川や海
暖かいシーズンなら、川遊びや海水浴など水辺のレジャーも楽しいですね。
地域によっては、魚のつかみ捕り体験をやっているところも。網で囲われたいけすに放した魚を捕まえる、というアクティビティで、子どもたちも大喜び。親子で楽しめるのでおすすめですよ。
「川遊び。自然の中で開放感があって楽しかった。メダカを捕まえて逃したり、命の大切さもわかったようでした」(42歳女性/主婦)
「海水浴。プールしか連れて行ってなかったので、波の楽しさを味わえた」(53歳男性/総務・人事・事務)
「鮎つかみ。子どもも親も同じテンションで楽しめたから」(38歳女性/総務・人事・事務)
10:サイクリング
自転車を乗りこなせるようになったら、サイクリングもいいですね。
目的地を決めて、家から行って帰ってくるだけでも楽しいですが、旅行先など知らない土地でのサイクリングも気持ちよさそうです。
「子どもと、近所の川の源流を探しに自転車を走らせた」(50歳男性/公務員)
「気持ちがよくて運動にもなったのでよかった」(41歳女性/主婦)
「普段行かないような遠い場所まで行くのが楽しそうだった」(37歳男性/営業・販売)
子どもとのアウトドアで注意すべきこと
nullいかがだったでしょうか、挑戦してみたいアウトドア体験は見つかりましたか? ここからは、アンケートで寄せられた「子どもとのアウトドアで気をつけたいこと」をご紹介します。
事前の準備
「お着替えはたくさん用意していった方がいいです。思っていた以上にはしゃいで、めちゃくちゃどろんこになりました」(43歳女性/主婦)
「準備も一緒にやると子どもも何をするのかわかるのでよく手伝ってくれるし、親もストレスなく楽しめる」(38歳女性/主婦)
「あっという間に持参した飲み物が無くなってしまった。現地の自販機も子どもが飲めそうなものは全部売り切れ。重くて大変かとは思いますが、多めに用意しておいた方が良いと感じました」(42歳女性/主婦)
「事前にシミュレーションする必要がある。例えばカヌーの乗り方、こぎ方はいきなりは無理」(53歳男性/公務員)
まず肝心なのが、事前の準備。持ちものだけでなく、どんなことをするかの心の準備をしておくことも大事なようです。
安全面
「キャンプ場は死角になる部分が多いので子どもから目を離さないようにしなくてはならない」(41歳男性/総務・人事・事務)
「魚釣りは常に子どもから目を離さない。釣りざおが他の人に当たりそうになって危なかったから」(50歳女性/主婦)
「運動の前に準備運動をしていないとケガにつながるので、ちゃんと体を慣らしてからやるようにしている」(41歳女性/主婦)
「水難事故や転落事故に十分気をつけて、目を離さないようにした」(33歳女性/金融関係)
安全面については、どれだけ注意しても、しすぎということはありません。うっかり目を離した隙に……ということもあるので、ライフジャケットや迷子対策のGPSなどさまざまなグッズを駆使して、万全の対策をしておきましょう。
心構え
「やりたくない!嫌!と言われたときに“じゃあやめよう”と言える余裕。せっかく来たのに!もうお金払ったんだから!とかで無理やりやらせることが無いように」(39歳女性/公務員)
「あまり怖がらせないようにする」(35歳男性/デザイン関係)
「子どもがやりたいというモノだけやらせましょう。まあ、自分が楽しいと思うことを教えるのもイイけど。強制はよくない」(44歳男性/その他)
「せっかく来たのだから楽しんでほしい!」という気持ちはわかりますが、それを子どもに押しつけてしまうと、せっかくのアウトドアが嫌な思い出になってしまうことも。無理はさせず、子ども自身のペースでチャレンジできるような心のゆとりを持って臨むようにしましょう。
子どもとのアウトドア体験は、きっと今しかできない特別なものになるはず。アウトドア経験のあるママ&パパたちの体験談を参考にしつつ、ぜひ楽しいレジャーにお出かけください!