エコバッグを忘れて泣く泣く購入
nullレジ袋有料化がスタートして以降、わざわざ購入するのはもったいない、とエコバッグを持ち歩く人が増えましたよね。とはいえ、習慣化しているつもりでも、つい持参しそこなって、レジで涙目……という失敗談が続出!
「スーパーではエコバッグを持っていく事に慣れてしまっているけど、コンビニは全く意識になく、いつも忘れて有料のレジ袋をお願いしてしまう」(41歳/女性/主婦)
「ドラッグストアでバッグを忘れて、レジ袋を購入するときに、なんとなく敗北感を感じた」(36歳/男性/その他)
「購入する行為自体が屈辱。もったいない感で打ちのめされる」(51歳/女性/主婦)
「エコバッグを車に忘れて、結局レジ袋を買った」(57歳/男性/その他)
特に、“コンビニでのうっかり”と“車に置き忘れ”を報告する声が目立ちました。1枚2~5円程度と出費はほんのわずかなのですが……。悔しさのにじみでるコメントに共感してしまう人が多いはず!
エコバッグが小さすぎた
null「スーパーをハシゴしてエコバッグが足りなくなり、レジ袋を買った」(42歳/女性/その他)
「持参したエコバッグに入り切らず、レジ袋を買うだけのために再度並び直した」(56歳/男性/その他)
「見積もって持って行ったエコバッグの大きさよりたくさん買い物をしてしまいパンパンに詰め込む羽目になった」(43歳/女性/その他)
「普段からバッグに、レジ袋を2つくらいはいれていて、普通はそれくらいで足りてるのですが、たまたま安くなってた生理用品をいっぱい買って、レジ袋が足りなくなったとき焦りました」(52歳/女性/主婦)
「エコバッグに入り切らない量を買いそうになり、精算前に慌てて元の棚に返しに行った」(50歳/女性/その他)
「袋は要らないと言ってしまったのに、エコバッグに入らないサイズの物だったとき恥ずかしかった」(41歳/女性/主婦)
かつては買い物の量に応じてお店が袋をくれたので、あまり気にすることはなかったのですが、今ではエコバッグの大きさに合わせて、買い物の量を調整する必要が出てきました。
節約につながるというポジティブな見方もできますが、とはいえ、買ったものがエコバッグに入りきらないと、かなり残念な気分になりますよね。
また、エコバッグに関しては、以下のような失敗報告もありました。
「エコバッグだとお弁当が傾きがちでだいたい家に帰ったらお弁当が横を向いています」(36歳/女性/その他)
「お弁当やお惣菜の汁がエコバッグの中に漏れてしまい、他に入れてあった商品が汚れてしまい、エコバッグが汚れて洗うはめになった」(27歳/女性/学生・フリーター)
「同じレジ袋を何度も使いまわして、劣化してたのか商品の角の部分でレジ袋が裂けてしまい、仕方なく、新しいレジ袋だけを買った」(52歳/男性/その他)
「自分で持っていった袋の強度が弱く、破れて散らかした」(58歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)
「エコバッグを常備しているが、あまりの重さに取っ手が取れて抱えて歩く羽目に」(45歳/女性/総務・人事・事務)
底にマチのないタイプのエコバッグは、中に入れた商品が傾きやすく、汁漏れ被害が発生しがち。また、レジ袋の使いまわしは節約にはなりそうですが、重いものを詰め込むなどするとすぐに傷んでしまうのが難点ですよね。
こうした失敗を防ぐためには、サイズや形状、耐久性などの観点から、使い勝手のいいエコバッグを見極めたいものです。
裸の状態で商品を持ち歩いて…
nullエコバッグを忘れたり、入りきらなかったりした場合、レジ袋を購入するのも1つの手ですが、袋に入れずに商品を手に持って帰ったという人も多数。
「少しの買い物のはずが沢山に……エコバッグの大きさが足りず入りきらない食材は手持ちで持って帰りました。恥ずかしかったです」(41歳/女性/営業・販売)
「レジ袋代がもったいないので、商品を手でもって店を出ようとしたが、万引きをしているようで、ちょっと恥ずかしかった」(58歳/男性/研究・開発)
「自分の失敗談ではないけれど、精肉や納豆をそのまま持って歩いている人を見かけて面白かった」(54歳/女性/主婦)
「冷凍食品を買う際に、袋を持っていなくて手持ちしたことがあるが、冷たいし手はビシャビシャになるしで大変だった」(27歳/女性/デザイン関係)
「大きなものを買ったときに入りきらなくて、パンなどを直接手に持ってスーパーから出てくるときに転んだ」(58歳/男性/総務・人事・事務)
「レジ袋代をケチってコンビニでお菓子とシュークリームを買い、持ち帰る途中でシュークリームを落として爆発させてしまった」(56歳/男性/その他)
別に悪いことをしているわけではないのですが、商品を裸の状態で持ち歩くのって、ちょっと恥ずかしいですよね。
筆者も、コンビニで、二郎系ラーメン(夫が食べる用)、プリン(自分のおやつ)、サンドイッチ(自分が次の日に食べる用)を買って手で持ち帰る際、ちょうどお昼休みの時間帯だったこともあり「……これ私ひとりのランチ一食分じゃありませんからね!」という気分でした。自意識過剰かもしれませんが。
また、恥ずかしいだけならともかく、たくさんの商品を抱えて、落とすなどすれば惨事……。レジ袋を買いたくないなら、十分な容量のエコバッグを忘れず携帯しなければなりませんね。
エコバッグ以外の袋に詰め込んで…
nullエコバッグを持っていない、入りきらないときの、もう1つの手として、別の袋に詰め込むという方法もありますが、ここでもさまざまなアクシデントが発生!
「エコ袋を忘れたがレジ袋を購入したくなかったので会社のカバンに入れたらぐちゃぐちゃになってしまった」(29歳/女性/総務・人事・事務)
「紙パックの焼酎を買ってレジ袋を買うのはもったいないので、ジャンパーの中に入れた。よく考えると万引きみたいに見えたかも」(46歳/男性/その他)
「エコバッグを忘れて、自分のバッグにポコポコ入れていたら先に買ったパンが潰れてぺっちゃんこになった」(54歳/女性/総務・人事・事務)
「飼い犬の散歩ついでにコンビニに寄るのだが、エコバッグを忘れて犬の糞の入った袋と一緒の手提げ袋に入れる破目に」(46歳/男性/コンピュータ関連技術職)
「バッグにいれたら飲み物のまわりに水滴がついていて濡れた」(30歳/女性/総務・人事・事務)
「買うとお金がかかるから無料の透明の小さい袋に入れたら、帰り道、袋が破けて道路に散らばしてしまった」(48歳/女性/主婦)
とりあえず何か袋状のものに詰めてしまえ!……という気持ちはよ~くわかりますが(筆者もやったことありますし)、買ったものは専用の袋に収めるのが無難かもしれませんね。
レジ袋を買い忘れた/買い過ぎた
nullエコバッグがないのに、持っているつもりでレジ袋の購入を断ってしまい、袋詰め段階で「しまった!」となる人も。
「会計が終わった後で気付きレジを見ると混んでて話かけるタイミングが無かった」(57歳/男性/その他)
「いつもの癖でいりませんと言ってしまい、お支払いの間際でやっぱりいる!っと言ってしまい、レジの方に迷惑をかけたこと」(49歳/女性/主婦)
レジが空いている時間帯であればともかく、混雑時に買い忘れに気づくと、かなり厄介ですよね。
また、上記とは逆に、エコバッグを持っているにもかかわらず、買ってしまったという報告もあります。
「時々エコバッグをポケットに入れたまま、レジの方に有料のレジ袋を要求してしまう」(57歳/男性/研究・開発)
他にも、適切なサイズや枚数を見誤る事態も……。
「2枚買ったけど1枚しかいらなかった」(44歳/男性/営業・販売)
「大きめのレジ袋を買ったが、小さいサイズでも入ったと思うことがある」(52歳/男性/その他)
もちろん、有料のレジ袋はゴミ袋などにも使えるので、購入して無駄にはなりませんが、それでも何だか損した気分にはなっちゃいますよね。
その他、こんな失敗談も…
null「他のスーパーのレジ袋や他のコンビニの袋を持って行くと申し訳ないなぁと思います」(51歳/男性/その他)
「買い物のときはいつもエコバッグではなく、黒いレジ袋を再利用して持ち歩いているのですが、お弁当を買ったときにそれに入れた時、なんだかごみ袋に入れているような感じがしてちょっと黒はまずいなと思いました」(53歳/女性/主婦)
「買うか買わないか迷うとき。たかが5円で買わないと即決できないことが恥ずかしかった」(30歳/女性/主婦)
「いつも支払いを済ますと自動的に袋を入れてくれていた店で、普段の癖で袋を入れてくれるまで待っていて、少し経って有料化になったことに気づいて少し恥ずかしかった」(52歳/男性/その他)
「コンビニのレジでエコバッグにたくさん袋詰めをしなければならないとき、後ろに人が並んでいると焦ってしまう」(57歳/女性/主婦)
シーンを想像すると、「あるある!」と、深く共感してしまいますよね。
今回のアンケートでは、「エコバッグを常に持ち歩いているので特に失敗はない」というコメントも見られましたが、少なからぬ人がレジ袋有料化に伴い、何らかの“やってしまった経験”をしているようです。自他の失敗を教訓に、今後はよりスムーズにショッピングしたいものですよね。