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今すぐはじめよう!家計を「見える化」してスッキリ節約【和田由貴のカンタン節約術その8】

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仕事に家事、あるいは育児に追われ、家計をちゃんと見ている暇がない……という方も多いですよね。

でも、家計にきちんと向き合わないと、もしかしたら大きな損につながってしまうことがあるのかもしれません。

そこで今回は、節約アドバイザーの和田由貴さんに“家計の見える化”についてお話をうかがいました。

家計の視覚化プロジェクト!

 家計を4つの順序で見ていくとわかりやすいという和田さん。その流れとは、

  1. お金の流れを把握する
  2. 大きなムダをなくす
  3. 使途不明金を洗い出す
  4. 貯まる仕組みを作る

とのこと。その中で、まず最初にやってもらいたいのは「お金の流れの把握」です。ここがわからないと、家計の全体像をつかむことはできません。

具体的にみてほしい支出は、

  1.   居住、車費(購入ローン、駐車場代含む)
  2.  保険料
  3.  貯蓄(短期、長期)
  4.  水道光熱費(水道、電気、ガス)
  5.  通信費(携帯電話、固定電話、ネット接続料など)
  6.  教育費その他(学校給食費、塾費、保育料など)
  7.  食費
  8.  お小遣いなど
  9.   雑費
  10.  その他

の10項目です。この10項目について、現在支出している金額を具体的に書き出してみましょう。

さらに、これからの予算を考える際に気をつけてほしいのは以下の点です。

  • 支出を把握したら、どこにいくらくらい使えるかの「予算先取り」をすること
  • 「予算先取り」をする際は、無理な設定にしない(支出に基づいたバランスが大事なので、貯蓄を増やしたいからといって、手取りの半分を貯蓄にするといった無謀な予算設計は禁物)
  • 「理想」と「現実」のちょうど折り合うところが適正予算

理想の「収支バランス」とは?

支出を把握したら、「ここにいくら回したい」「ここにいくら使いたい」と具体的な金額のイメージを考えていくのですが、和田さんが考える“理想の収支バランス”とは、

  1. 居住・車費  25%
  2. 保険料    5%
  3. 貯蓄     15%
  4. 水道光熱費  5%
  5. 通信費    5%
  6. 教育費その他 10%
  7. 食費     15%
  8. お小遣いなど 10%
  9. 雑費     10%

となるそうです。ここから大きくはみ出すような状況であれば、使い過ぎと認識した方がよさそうです。予算作りの参考にするとご自身の支出の配分を作りやすいので、やってみましょう。

「お金の優先順位」とは?

具体的な予算を決める前に、それぞれの家庭ごとに、例えば「ここだけは削減できない」あるいは逆に「削減できそう」という項目があると思います。

自分の今の生活の中で、何を優先したいのか、どれが削減できるのかを書き出してみると、お金の優先順位をつけられますよね。家族とも話し合って、一度書き出してみるといいと思います。

「悩みタイプ別」予算設定のポイントとは?

予算を設定する際に、それぞれの家庭の悩みが出てくると思います。その悩み別にどうしたらいいかを見ていきましょう。

タイプA「節約はしたいが、どこから手をつけていいかわからない」

理想の収支バランスと比較して、支出が突出して多いなら使い過ぎと判断できます。使い過ぎの項目から重点的に削減を検討しましょう。

タイプB「節約しているつもりなのに、いつもお金が足りない」

細かな節約をしているのに、居住、車費、通信費、保険等、大きな項目にムダがあるのかも。収入に見合ったプランかどうかを見直してみましょう。

タイプC「今は何とかなっているが、将来が不安……」

本気で貯蓄を考えるのなら、貯蓄の目標額を最初に設定することで、長期的、かつ具体的に貯めることが可能です。

タイプD「気がつくといつも月末にお金が足りなくなる」

食費や雑費にかかる予算を、これまでの支出額よりも少し少なめに設置。さらに工夫と手間で節約しながら、徐々に予算削減をしましょう。

タイプE「ケチケチした節約はしたくない」

やりくりにはメリハリが大切。絶対に削れないところから決めましょう。例えば、旅行好きな方なら、海外旅行を目標にするなど、自分の優先順員から予算を確保するなどしましょう。

 

「家計の見える化」について見てきましたが、いかがでしたか?

具体的な数字がわかって、それをもとに予算の割り振りをできると、バランスの取れた予算になりそうですね。

まとめ

  1. 家計は4つの大まかな流れで見ていく
  2. 具体的に10項目に分けて収支バランスを見る
  3. お金の優先順位を考える
  4. 悩みタイプ別設定ポイントで、自分のタイプはどうか考える

 

【取材協力・監修】

和田由貴(わだゆうき)

節約アドバイザー、消費生活アドバイザー、家電製品アドバイザー、食生活アドバイザーなど、暮らしや家事の専門家として多方面で活動。2007年環境大臣より「3R推進マイスター」委嘱。著書に『和田由貴のシンプル節約術』(あさ出版)ほか。2子の母で現役の節約主婦。

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