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スーパーで野菜から…はNG!? 「週1のまとめ買い」食費節約のコツ【和田由貴のカンタン節約術その1】

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みなさんは、食費の節約はどう対策していますか?

仕事終わりにスーパーに駆け込み、焦ってレジに向かう日々を送っていると、月末に「あれ? なんでこんなに食費を使ったんだろう?」と驚いたことはありませんか?

そこで、“食費の節約の基本“について、節約アドバイザーの和田由貴さんにお話をうかがいました。

食費節約の基本はズバリ「週1回のまとめ買い」!

Q1   食費を節約するにはどうすればいいですか?

A1 食材の「まとめ買い」がおすすめです。予算は2つに分けて管理します。

まとめ買いをおすすめする2つの理由

「食材のまとめ買いをおすすめする理由は2つあります。1つ目は食費の管理がしやすいから。2つ目はムダな買い物がなくなるからです。

食費の管理には予算をつくることが大切です。私の場合、はじめに最初に月の予算を3:1に分けています。

例えば、食費の予算が4万円だった場合は、3万円と1万円に分けます。3万円の方を、肉や魚や野菜などの日々消費する生鮮食品を買う予算にしています。

残りの1万円を、調味料やお米など、消費量が固定している食材を買うための予算にします」

予算を2つに分ける理由

「なぜ最初に2つに分けるかというと、生鮮食品に今月はあといくら使えるのかという具体的な数字が分からなくなると、月末の予算オーバーにつながる傾向があるからです。

生鮮食品の1カ月の予算3万円を30日で割れば、1日あたりの予算は1,000円になります。これで大体1日あたりの食費のイメージがわきませんか?」

一度面倒になったり嫌になってしまうと、もう今月はいいや……とあきらめにつながりやすいのが家計管理です。そうならないためにも、最初から管理しづらい要因をつくらないようにしたいものです。

Q2 予算管理のもと、買い物をするポイントは?

A2 週1回のまとめ買いがおすすめです。献立はあえて先に考えません!

献立を買い物前に考えない理由

「私の場合、買い物をするときは、あらかじめ献立を先に考えません。理由は、先に何を作るかを決めてしまうと、節約に必要な献立をたてる力、いわゆる“献立力”に反することになるのです。

先にメニューを決めてから買い物をすると、予定していたお肉が高かったりして、高くついてしまうことがあります。また、せっかくのお買い得品を買い損ねてしまうことにもつながってしまいます。

食費の節約に大切なことは、冷蔵庫の中の食材を見て、“今日はこれとこれを組み合わせよう”というように、食材をパズルのように組み立てていき、“あるもので作る”ということなのです」

買い足しをしない理由

まとめ買いは、基本的に“買い足し”はしないのが鉄則だそう。そうしないとどんどん予算オーバーしてしまいます。買い足しをしなくて済むようにするには、冷蔵庫の在庫をしっかりとチェックするといいそうです。どこの店にいけば何が安く売っているなどを記録した“底値帳”も持参するといいですね。

Q3 「献立力」は、どうしたら身につけることができますか?

A3 一時的に「食材宅配サービス」を利用してみるのもひとつの方法です

食材宅配サービスを利用した理由

「私の場合は若くして結婚したこともあり、当初はあまり料理の応用をきかせることが得意ではありませんでした。今とは違い、献立をあらかじめ決めて、それに必要なものを買うという、一般的な買い物をしていました。

すると、特に贅沢をしているわけでもないのに食費がものすごくかさんでしまいました。そこで真剣に悩み、私なりに工夫をしてみることにしました。

そこで思いついたのは、食材宅配サービスを利用することです。サービスは、1週間分のメニュー表があり、そこに、例えば人参1/3本、にんにく1掛けというように、メニューに必要な分だけの材料が届けられます」

献立力向上の秘訣とは

「今考えると、献立力がなかった私にとっては、“この量でこんな料理が作れるんだ”という勉強につながって、後にすごくラクになりました。箱に入ってきた1/3本の人参で、この料理にも使い回せるという風に考えられるようになったんです。

そこで献立を作る工夫、食材を余らせないテクニックが身についた気がします」

食材宅配サービスが驚きの連続だったという和田さん。確かに他人の家庭料理を具体的に教えてもらう機会はあまりないので、いろいろな発見につながりそうですね。

スーパーでの効率のいい買い物テクを身につける! 

Q4 「スーパーでの買い物」節約のコツは?

A4 入り口の「野菜・果物」から買うのは失敗の元!

野菜売り場から回らない理由

「スーパーに買い物に行くと、入り口に野菜や果物がありますよね。ここに実は大きな失敗の元があるのです。多くの方が、野菜や果物から順に買い始めると思うのですが、それは節約にはあまりよくありません。

理由は、食事を作るときを想像するとわかります。今夜のメニューを考えるときには、はじめにメインのおかずを考えるのが一般的ですよね。例えば、今日はトンカツにしよう、今日は焼き魚にしようというように、メインを最初に考えます。でも買い物をするときに、逆の順番で巡ってしまうと、余計なものを買ったりしてしまうのです」

肉や魚を最初に、次に卵やパンを回る理由

「主菜用の肉や魚を最初に買い、その後、毎週使う量が変わらない卵や豆腐、パン、そして最後に残った予算で野菜、果物という感覚を身につけると、毎週の予算から大きくブレにくくなります」

Q5 余った食材はどうしたら有効活用できますか?

A5 ネットでレシピを逆引きしましょう!

余った食材を使い切る方法

「検索をするときに、献立を検索するのではなく、冷蔵庫にある食材でレシピを逆に検索してみてください。今はいろいろなレシピのサイトやアプリもあります」

食材に対して思い込みを捨てると応用が効いたり、1つくらいの食材が抜けても料理として成立するとラクに考えることも大事だそうです。

Q6 働いている主婦は買い物も大変。何かいい方法はありますか?

A6 ネットスーパーでまとめ買いすると、便利なうえ節約にもつながります。

ネットスーパーでまとめ買いする理由

「今はネットスーパーもたくさんあります。日々買い物にいく時間も結構かかりますので、忙しい働き主婦はネットが便利です。まとめ買いで一気にたくさん買うと送料も無料になる金額になると思います。

届いてからは、傷みやすいものから先に使いましょう。保存が効くものは上手に保存をすれば、買い物、料理ともに時短になります」

 

食費の節約の基本“まとめ買い”について見てきましたが、いかがでしたか?

思い込みでやっていた買い物や料理なども、逆の発想ができるようになると応用力が鍛えられ、節約につながりそうです。ぜひチャレンジしてみてください。

まとめ

  1. 週1回のまとめ買いが基本
  2. 「献立力」を磨くと節約力につながる
  3. スーパーでは主菜から順番に回ろう
  4. 余った食材はレシピを逆引きして使い切ろう
  5. 働き主婦はネットスーパーでのまとめ買いを活用しよう

 

【取材協力・監修】

和田由貴(わだ ゆうき)

節約アドバイザー、消費生活アドバイザー、家電製品アドバイザー、食生活アドバイザーなど、暮らしや家事の専門家として多方面で活動。2007年環境大臣より「3R推進マイスター」委嘱。著書に『和田由貴のシンプル節約術』(あさ出版)ほか。2子の母で現役の節約主婦。オフィシャルホームページ

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