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【節約の達人テク その3】電気ストーブvs電気カーペット…どっちがお得?「暖房器具の賢い節電テク」Q&A

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間もなくやってくる寒〜い季節。毎年エアコンだけでは物足りず、電気ストーブにホットカーペットといろいろな暖房器具を使っていて、気がついたら電気代がかさんでしまっているという方はいませんか? しかも、その割には全然部屋が暖まっていなかったり……!?

しっかり部屋を暖めて、かつコスパを重視したい。そんな忙しい働く主婦にもってこいの暖房器具は、結局のところ何でしょうか?

節約アドバイザーの和田由貴さんに、暖房器具の電気代を賢く節約する方法を教えてもらいました。

暖房器具の電気代は、1時間あたりそれぞれいくら?

Q1.電気ストーブと電気カーペットの、1時間あたりの電気代を教えてください。

A1.電気代は、暖房器具の種類や条件によって異なります!

「電気ストーブは、ハロゲンヒーターなのか、カーボンヒーターなのかなど、種類によって大きく異なります。

また、それぞれの電気代は、運転時の使用状況や電力会社との契約内容によって変わっていきます。

目安として、PanasonicのWEBサイトで公開されている算出方法を参考にすると、例えば『DC-3DCA10』という機種のホットカーペットの場合は、1時間あたり18.9円の電気代がかかることがわかります。

ご自宅の暖房器具の定格消費電力(機器が安全に達成できる最大出力)を調べて計算してみてください」

 

暖房器具の種類で、コスパが良いのはどのタイプ?

Q2.暖房器具にはどんな種類がありますか?

A2.大きく分けると、対流式、伝道式、輻射式の3種類に分けられます。

「まずは、対流式と言われる暖房器具。主なものとしては、エアコンやファンヒーターです。空気を吹き出して、部屋全体の空気を暖めます。

2つ目は伝道式です。直接触れることで暖をとるもので、ホットカーペットやこたつがあげられます。

3つ目は、輻射(ふくしゃ)式で、物体から熱を放射することで暖めることができる、電気ストーブなどです」

 

Q3.3種類の中で、一番コスパがいいのはどのタイプ?

A3.用途ごとに暖房器具を使い分けましょう。

「例えば、エアコンは他の暖房器具に比べて電気代が安いと言われていますが、それは部屋全体を暖める目的で使ったときに効果が出ます。

一部屋に家族が揃っていて、部屋全体を暖めたいというときは便利です。でも、部屋に1人しかいないのに全体を暖めてしまったら、逆にとても効率が悪いでしょう。

例えば、子どもが寝た後に部屋で1人でいるようなときには、電気カーペットで一部だけを暖めて、そこに座るほうが電気代は安くなります。逆に電気ストーブ1個では、家族全員がリビングに集まっているときには不向きで、まったく暖まりません。

用途に合わせてなにを使うのかが、正しい暖房器具の選び方です」

 

Q4.床暖房を入れている家が増えてきました。効率のいい使い方は?

A4.無駄に暖めているスペースがないかを見直しましょう。

「床暖房はスペースが狭ければいいですが、暖める範囲が広いと必要のない部分まで暖めていることもあって、もったいない使い方をしていることも。床暖房の範囲を確認してみましょう」

 

1人で使うのに節約できてちょうどいい暖房器具は?

Q5.1人で使うときに効率の良い暖房器具はありますか?

A5.1人のときには、「電気膝掛け」が便利です!

「電気の膝掛けはとても優秀です。大きさは140×90cmくらいで、小さい毛布くらいのものです。
1人でリビングで作業をしているようなときには、肩からかければ体全体が暖まるし、床や椅子に敷いてその上に座ってもとても暖まります。もちろん膝掛けとして使うこともできるし、いろいろな使い方ができます。

しかも、ありがたいことに洗濯機で普通に洗えちゃうものが多く、電気代も安い。とても使い勝手がいいですね」

 

Q6.湯たんぽは節約にもなりますか?

A6.湯たんぽも暖まりますが、じつは高コストです。

「湯たんぽの場合、中に入れるお湯をわざわざ沸かして使うと、コスパがかなり悪くなってしまいます。じつはお湯を沸かすのはコストが高く、1リットル沸かすために3円前後かかります。

同じように集中的に暖めてくれる電気アンカと比べると、電気アンカのほうがずっとお得になります

 

Q7.1人のときには、昔ながらの電気ストーブもコスパがいいイメージがありますが?

A7.目的にあった電気ストーブを選んで! 遠赤外線効果があるものがおすすめ。

「電気ストーブには、昔ながらの電熱線、ハロゲン、シーズ、カーボンなど、様々な種類があります。

たくさん使う方は、遠赤外線効果が高いもののほうが電気代が安くなります。消費電力だけを見ると同じように思いがちですが、じつは暖かさが全く違います。遠赤外線効果が高くなると、多少離れていてもじわじわと暖かく、効果が持続します」

 

暖房器具もいろいろあることがわかりましたね! その中で自分の用途にあったものを選びたいところです。今年の冬は効率よく暖めて、お部屋も財布もポカポカになるといいですね。

まとめ

  1. 暖房器具は、対流式、電動式、輻射式の3種類に分けられる
  2. 用途によって暖房器具を選ぶことが節約につながる
  3. 床暖房は、無駄に暖めているスペースがないかを見直して
  4. 1人の時には「電気膝かけ」がとっても優れもの
  5. 湯たんぽは、じつは高コスト!
  6. 電気ストーブでも種類は様々。遠赤外線効果があるものは節約にも

(※この情報は2017年10月現在のものです)


 

節約アドバイザー

和田由貴(わだ ゆうき)

日本女子大学家政学部卒業。消費生活アドバイザー、家電製品アドバイザー、食生活アドバイザーなど、暮らしや家事の専門家として多方面で活動。2007年環境大臣より「3R推進マイスター」委嘱。著書に『和田由貴のシンプル節約術』ほか。2子の母で現役の節約主婦。

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