レンチンだけなのに満足感が高い!
null今回紹介するのは、火もフライパンも使わないのに驚くほど満足感が高い、なすと合挽き肉の“ミートチーズ”。
見た目は手の込んだグラタン風なのに、実際は耐熱皿に材料を順に重ねてレンジにお任せするだけ。
とろとろのなすにチーズがとろけて、食欲のない日でもぺろりといける一品です。
自分用には黒胡椒を強めに、大人向けに仕上げるのもおすすめ。
パンを添えたり、ごはんにのせたりと、ひと皿完結のアレンジもしやすいレシピです。
「とろとろ茄子のレンチン絶品ミートチーズ」

材料はなす、合い挽き肉、玉ねぎ、ピザ用チーズ。
【材料(2人分)】
- なす・・・大1本(200g)
- 合挽き肉・・・200g
- 玉ねぎ・・・1/2個
- ピザ用チーズ・・・ふたつかみ
- オリーブオイル・・・大さじ1
- 黒胡椒・・・少々
- パセリ(あれば)・・・適量
【A】
- 薄力粉・・・大さじ1
- ウスターソース・・・大さじ2
- ケチャップ・・・大さじ2
- おろしにんにく・・・小さじ1

耐熱ボウルで具材をレンチン。
【作り方】
(1)なすは輪切りにし、耐熱皿に入れてオリーブオイルと和える。ラップをせずに電子レンジ600Wで4分加熱する。

具材に[A]を入れる。
(2)合挽き肉、粗みじん切りの玉ねぎ、Aを加えてざっくり混ぜ、ふんわりラップをしてさらに600Wで5分加熱する。

お好みでパセリを乗せても。
(3)全体を混ぜてチーズをのせ、さらに1〜2分加熱する。チーズがとろけたら完成。お好みで黒胡椒やパセリをふって仕上げる。
栄養の豆知識
nullなすは水分が多く低カロリーな夏野菜であり、加熱することで食物繊維がとろけるように変化し、消化にも優しくなります。
また、合挽き肉には鉄分やビタミンB群が豊富に含まれており、産後の女性に不足しがちな栄養を手軽に補うことができます。
玉ねぎの硫化アリルは、肉類のビタミンB1の吸収を助け、疲労回復にも役立ちます。
さらに、チーズでカルシウムを、にんにくで免疫サポート効果も加わる、栄養バランスのよい一皿です。
ひとこと
null「火を使わずにここまでできるのか」と感じてもらえる、ちょっとした達成感のあるレシピ。
残暑のキッチンはまだまだ過酷ですが、レンジだけでごちそう感がある一皿があると、気分も変わります。
“頑張りすぎない”ことを選びながら、ちゃんと自分を満たす工夫。
このレシピがその一つになれたら嬉しいです。

料理研究家・管理栄養士。栄養系の大学を卒業後、食品メーカーに就職。全国チェーンのレストランや量販店など、幅広い業態のメニュー開発を手がけた後、食品領域の広告プランナーとして勤務。忙しく働きながら自炊してきた経験と、管理栄養士の資格を生かして、料理研究家として独立。Instagramで紹介している“働く女性の為の簡単時短レシピ”が大好評。キッチンブランド「moai」もプロデュースする。2024年1児のママに。