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セルフサービス制も!? 働く主婦の「朝ごはん事情」を大調査…ご飯派vsパン派、多かったのは

働く主婦にとって、朝は大忙しの時間! ご飯の支度から食器洗いまでの一連の家事は、時間との闘いでもあります。今回は、働く主婦の朝ご飯事情を徹底調査。共働き家庭では、どのような朝ごはんを準備しているのでしょうか。

「ご飯vsパン」は、僅差でご飯派が優位!

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『kufura』で今回調査したのは、197人の働く既婚女性。まず、皆さんの勤務時間や頻度についてうかがいました。

正社員/フルタイム・時短勤務・・・37.6%

契約・派遣・パート社員/フルタイム勤務・・・6.1%

パート社員/週に5回以上勤務・・・10.7%

パート社員/週に2~3回勤務・・・38.0%

自営業・在宅勤務・・・6.1%

その他(インストラクター・産休中など)・・・1.5%

正社員からパート勤務まで、幅広い働き方の女性がいらっしゃいました。

続いて、家族の普段の朝食の主なメニューについてうかがいました。

1位・・・ご飯 (39.6%)

2位・・・パン(37.6%)

3位・・・日によって違う(13.7%)

4位・・・朝食は食べない(5.1%)

5位・・・シリアル・フレーク類(2.5%)

2位のパンと僅差で1位になったのが、ご飯でした!

ご飯派の理由は「腹持ち」「健康的」「習慣」

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今回、まっぷたつに分かれた“ごはん派”と“パン派”ですが、それぞれの回答者にその理由を聞いてみました。まずは、“ご飯派”の理由を聞いてみると……、

「お腹にたまるから」(45歳・その他/フルタイム・医療)

「ご飯の方が腹持ちいいと主人が言うので、平日はご飯にしている」(55歳・その他/パートタイム・週3日)

「実家から米をもらうので」(47歳・技術職 /製造・フルタイム正社員)

「ご飯とみそ汁。健康に良いので」(39歳・その他/ フルタイム正社員)

健康や腹持ちを考えてご飯を選択しているという声が目立っています。

パン派の理由は「手軽」「早く食べられる」「習慣」

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続いて“パン派”の理由をご紹介します。

「子ども達は朝の主食はパン。じゃないと食べるのが遅いので遅刻するから」(35歳・その他/パート週5回・学校給食センター)

「トースト、コーヒー、ヨーグルトが定番になっているから」(37歳・総務・人事・事務/正社員・フルタイム勤務)

「パンのほうが食べやすいから」(48歳・その他/週4回・接骨院パート勤務)

手軽さや、味、習慣でパンを選んでいる人が多く見受けられました。

朝食に重きを置いています!「きちんと派」のメニューは?

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続いて、皆さんに朝ご飯の定番メニューについてうかがいました。“朝ご飯きちんと派”の家庭のメニューからご紹介します。

「ごはん、納豆、卵焼き、味噌汁、あれば前日の夕食の残り」(32歳・総務・人事・事務/パート・週5日・オフィス勤務)

「パン、スープ、野菜、動物性タンパク質、ご飯、味噌汁、野菜、動物性タンパク質、それに果物かヨーグルト。休みの日はパンケーキやスコーン、肉まん等。パンも含めて手作り」(42歳・主婦/パート週5回・事務)

「ご飯、具だくさん味噌汁、納豆、肉または魚、ヨーグルトなど」(49歳/その他/子育てしながら週2回音楽講師)

炭水化物、たんぱく質、ビタミンのバランスを配慮したメニューとなっています。

朝は少しでもラクしたい!「時短派」のメニューは?

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続いて、時間のない朝に役立つ“お助け時短メニュー”をご紹介します。

「パン屋さんのいろんなの種類パン。それと野菜ジュース」(51歳・その他/パート・週5回・飲食店勤務)

「サバ缶、鮭フレーク」(33歳・主婦/自営)

「卵かけご飯」(33歳・主婦/パート・フルタイム週5・小売業)

「納豆ごはん。少しでも栄養がとれるように納豆だけはかならず食べる。子どもは時間がないので、さっと食べれる大好きな焼おにぎりと果物」(36歳・主婦/短時間パート)

魚の缶詰やベーカリーの惣菜パンなどは、作る手間が省けるので寝坊した朝にも活躍しそう!

「家族の朝食時間がバラバラ」…そんなときは?

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夫や子どもの出発時間に合わせて何度も朝食の準備をしなくて済むよう、朝ご飯のメニューを工夫している家庭も多くありました。

「パン・コーヒー・ゆで卵・生野菜。朝は時間がバラバラなので、ここにパンを焼いて食べている」(54歳・その他/フルタイム週4日)

「朝はみんな時間がないのでバームクーヘンと牛乳、ヨーグルト」(40歳・営業・販売/時短シフト制・正社員・販売業

「食パンとウインナー。朝はみな忙しいので時間をかけない」(48歳・その他/ 飲食店にてパートタイム)

ある程度子どもが成長した40代~50代の女性は、家族の朝食時間がバラバラの場合、自分で準備しやすい“パン派”が多くなっています。

 

今回は、働く女性の朝ご飯事情についてお届けしました。

本当はゆっくり食べたいけれど、時間をかけられない朝ご飯。野菜はスープや味噌汁で摂取したり、パンの準備をセルフサービスにしたりと、限られた時間の中で“我が家の定番”を確立している家庭が多く見受けられました。ちょっと余裕がある日は、起きるのが楽しみになるメニューを用意できたら理想的ですね。

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