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もう余らせない!「柚子の大量消費レシピ」ジャムや柚子胡椒、柚子鍋も大人気

柚子を使った料理が美味しい季節。大量にいただいたり、お店で買ったりしたものの、料理の香り付けなど、使うのが少量だけだと、余ってしまって困ることもありますよね。そこで『kufura』では、20歳以上の女性145人にアンケートを行い、「美味しい柚子の大量消費レシピ」を調査。柚子を楽々使い切ることができる、皆さんイチオシの美味しいレシピをご紹介していきます。

パンに塗るだけじゃない!いろいろ使える「ジャム」

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「柚子の皮を細かく切ってジャムにします。煮詰めることで、カサが一気に減るので、柚子を大量に消費することができます」(43歳/主婦)

「柚子ジャムを作ります。独特の風味が美味しくて、クセになります」(74歳/主婦)

「皮を剥いて種を取り除き、グラニュー糖で煮詰めて柚子ジャムを作ります。お湯で割って柚子茶にしてもいいし、お肉のソースなどに使っても美味しいです」(49歳/主婦)

「柚子マーマレードを作ります。パンに塗って良し、ヨーグルトにかけても良しで、重宝します」(52歳/主婦)

柚子の大量消費にはジャムがおすすめです。果汁と細かく刻んだ皮を、砂糖やハチミツといっしょに煮た柚子ジャムは、爽やかな香りとほのかな苦味がクセになる美味しさ。パンに塗ったり、ヨーグルトにかけるだけでなく、お湯で割って柚子茶にしたり、料理の味付けに使うなど、幅広い用途に使えていいですね。

「砂糖漬け・ハチミツ漬け」なら長期保存もできて便利

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「柚子の砂糖漬け。柚子の皮の苦味が好きではありませんが、砂糖漬けにすると苦味が気にならず美味しく食べられます」(51歳/主婦)

「皮を細かく刻み、果汁といっしょに砂糖かハチミツに漬けて瓶詰めにします。お湯で割って柚子茶にしても美味しいです」(61歳/その他)

「ハチミツに漬けて、柚子のハチミツ漬けにすると美味しくてたくさん食べられます」(61歳/主婦)

「柚子のハチミツ漬けは、水やお湯で割って飲み物にしたり、料理の味付けにも使えて便利です」(50歳/主婦)

柚子を砂糖やハチミツで漬け込むという人もたくさんいました。柚子の砂糖漬けやハチミツ漬けは、お茶うけとしてそのまま食べるだけでなく、ジャム同様に水やお湯で割ってドリンクにしたり、料理の味付けにも使えて便利。保存もきくので、一度にたくさん作って瓶などに詰めておくのが良さそうです。

搾った果汁を水や炭酸水などで割って「ドリンク」に

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「柚子を搾って砂糖と炭酸を入れてジュースにします。柚子の香りと甘酸っぱさがクセになります」(56歳/その他)

「柚子の果汁をお湯で割って、ハチミツを入れて飲むと美味しいです」(59歳/主婦)

「スムージーに柚子をたっぷり入れます。香りが良く、スムージーのいいアクセントになります」(63歳/その他)

「焼酎に搾った柚子をたっぷり入れて、炭酸で割った柚子サワーは、爽やかな味わいでとても美味しいです」(47歳/学生・フリーター)

柚子を搾って、ジュースやスムージー、お酒などに活用するという人も目立ちました。果汁に砂糖やハチミツを足して、水や炭酸水で割れば、簡単に柚子ジュースの出来上がり。いつものスムージーに入れるのも、柚子の酸味と香りが味のいいアクセントになっておすすめです。レモンやグレープフルーツの代わりに、お酒に入れるのも美味しそうですね。

柚子胡椒、ポン酢、柚子味噌などの「自家製調味料」も

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「柚子の皮をおろし金ですりおろし、柚子胡椒を作ります。いろいろな料理に使えて便利です」(79歳/主婦)

「柚子がたくさんあるときは、自家製のポン酢を作ります。手作りは風味が良く、市販のものより数倍美味しいです」(48歳/主婦)

「柚子の果汁、昆布、醤油を瓶に入れて、1カ月ほど寝かせてポン酢を作ります。手作りのポン酢は、美味しい。残った皮も薬味に使います」(53歳/その他)

「柚子味噌は、柚子の果汁も皮も使うので、とにかく香りが最高。ふろふき大根にのせて食べると、たまらなく美味しいです」(68歳/主婦)

柚子を使って調味料を作ると、一度に大量の柚子を消費できる様子。柚子胡椒やポン酢、柚子味噌など、どれも意外と手軽にできるし、たっぷりの果汁と皮を使った調味料は、香り豊かで市販の調味料よりも美味しくいただけます。柚子はサラダドレッシングに活用しても美味しいとのことなので、ぜひ皆さんも試してみてください。

「鍋料理」はさっぱり爽やかな味わいでお箸が進む

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「柚子と野菜をたっぷり入れて、柚子鍋にすると、一度にたくさんの柚子を消費することができます」(36歳/主婦)

「柚子鍋は香りがよく、あっさりした味わいで、お箸がどんどん進みます」(62歳/総務・人事・事務)

「柚子がたくさんあるときは、柚子鍋を作ります。淡白な白身魚や白菜とよく合って美味しいです」(33歳/弁護士)

「鶏肉と柚子は相性抜群なので、鶏鍋に柚子をたっぷり入れると最高に美味しいです」(69歳/その他)

柚子を鍋料理に活用すると、一度に大量に消費することができます。いつもの鍋にアクセントとして柚子を入れてもいいですが、たっぷりの柚子の輪切りと野菜や肉で、柚子鍋にするのもおすすめ。鍋がさっぱりした味わいになるので、いつもよりお箸も進むようです。

いろいろな料理に「かける・のせる」で柚子を大量消費

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「焼き魚にたっぷり搾ってかけると、さっぱり美味しく魚を食べることができます」(69歳/学生・フリーター)

「柚子を薄切りにして、そうめんにのせて食べると美味しいです」(51歳/その他)

「焼き魚、うどん、豚汁など、いろいろな料理に搾ってかけると美味しいし、これならあっという間に柚子を使い切ることができます」(54歳/その他)

「うどんや蕎麦を食べるときに、柚子の皮を千切りにしてネギなどといっしょに付け合わせにします。意外とたっぷり食べられるので、大量消費にもおすすめです」(44歳/その他)

「インスタントの塩ラーメンに、柚子の輪切りをたっぷりのせて柚子塩ラーメンに。和風な感じになって、インスタントとは思えないくらい美味しいです」(59歳/主婦)

いろいろな料理にかけたり、のせたりしても、簡単に柚子を消費することができます。うどんやそば、焼き魚にかけて使うというのが定番のようですが、豚汁などのお味噌汁に柚子をかけても、いつもとは違った風味が楽しめて美味しい様子。インスタントの塩ラーメンにたっぷりの柚子を入れるというのも、手軽で美味しそうですね。

漬物や炒め物など…いろいろなレシピで柚子が大活躍

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「カブや大根の簡単漬けに使用。甘酢に柚子の果汁を混ぜて、細切りにした皮と鷹の爪を加えると、風味が良くて高級な漬物みたいな味になります」(71歳/主婦)

「豚肉と柚子の炒め物。豚肉と柚子の相性が良くて、さっぱりとした味わいを楽しむことができます」(29歳/その他)

「豚挽肉を炒め、味噌、みりん、砂糖、柚子の果汁を加えて、柚子そぼろ味噌を作ります。濃厚なのにさっぱりしているので、ご飯はもちろん、肉や魚によく合うし、野菜のディップにしても美味しいです」(52歳/主婦)

「柚子の佃煮は、日持ちするので一度に大量に作ります。ごはんにもよく合います」(30歳/学生・フリーター)

「柚子ピールを作ります。甘酸っぱさがクセになる美味しさで、たくさん作ってもあっという間になくなってしまいます」(33歳/主婦)

ほかにも漬物や炒め物、佃煮など、柚子の大量消費レシピはいろいろ。柚子は意外にもお肉と相性がいいので、いっしょに炒め物にするのもおすすめです。皮を煮詰めて乾燥させるなど、ちょっと時間と手間はかかるものの、おしゃれな柚子ピールを作るという人もけっこういるようです。

今回は柚子の大量消費レシピをご紹介しましたが、いかがでしたか? 皆さんおすすめのレシピを参考に、柚子を余すことなく上手に使い切っていきましょう。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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