「ふわとろ」or「薄焼き」どっちが好み?
nullアンケートの回答結果は次の通りでした。
ふわとろ派・・・333人(66.6%)
薄焼き派・・・167人(33.4%)
およそ7割近くの人が「ふわとろ派」で多数派に! 近ごろは飲食店でもふわとろオムライスを目にすることが多く、その人気の高さがうかがえます。それに対して「薄焼き派」は少数派となりましたが、昔ながらの素朴さを推す声もたくさん挙がりました。
「薄焼き派」を支持する年代にはある傾向が
null次に、「ふわとろ派」「薄焼き派」それぞれを支持する人の年代にはどんな傾向がみられるのかを調べてみました。
ふわとろ派(333人)
20代・・・25人(7.5%)
30代・・・51人(15.3%)
40代・・・85人(25.5%)
50代・・・94人(28.2%)
60代・・・78人(23.4%)
薄焼き派(167人)
20代・・・4人(2.4%)
30代・・・10人(6.0%)
40代・・・29人(17.4%)
50代・・・65人(38.9%)
60代・・・59人(35.3%)
この調査で注目したいのが、「薄焼き派」という50・60代の票数の多さです。この年代だけでもなんと7割強を占め、薄焼きは少し上の世代の方々に特に愛されているよう。
一方で「ふわとろ派」をみてみると、40代以降の票数には大きな差はなく、比較的幅広い世代に好まれていることがわかります。
続いて、「ふわとろ派」「薄焼き派」のそれぞれに、好きな理由についてもうかがってみました。
とろける美味しさ「ふわとろ派」!その魅力は?
null「たまごたっぷりだと幸せな気持ちになるから」(53歳女性/金融関係)
「薄焼きだと卵がパサパサに感じるから」(36歳女性/その他)
「半熟の柔らかい食感がよい」(34歳男性/その他)
「初めてデミグラスソースと半熟たまごのふわとろオムライスを作って、美味しくできた時の感動は忘れられません」(44歳女性/その他)
「チキンライスの上でオムレツをパカーンと割るのがテンション上がるので」(39歳女性/総務・人事・事務)
「たまごが好きだし、フワトロの方がたまごの味がしっかり感じられて美味しい」(29歳女性/学生・フリーター)
「固まった卵ととろとろの卵の味、両方が楽しめる」(51歳男性/その他)
「ふわとろの卵とケチャップを中のご飯と混ぜながら食べると、その混ざり具合が最高に美味しいから」(54歳女性/主婦)
「圧倒的に、半熟の方が高級感がある」(40歳男性/総務・人事・事務)
ふわとろ派は、卵のとろとろとした食感やコクをしっかり味わいたいという方が多いよう。卵、ご飯、ケチャップやデミグラスソースなどが混ざり合うハーモニーは最高ですよね! また、贅沢感があるといった声もありました。たしかに家庭でお店のようなふわとろ加減に仕上げるのは難しいので、よりごちそう感を感じるのかもしれません。
素朴な味わい「薄焼き派」!その魅力は?
null「卵がトロトロだと、ケチャップライスの食感が変わってしまう。半熟の方が卵感が強くなり、ライスがぼやける」(60歳男性/その他)
「甘めの薄焼き卵にケチャップのせ。私も子どももこれが大好き。サクッとスプーンを入れて食べると最高」(67歳女性/主婦)
「薄焼きの方が中のチキンライスのパラパラ感が味わえて美味しいから」(54歳男性/総務・人事・事務)
「半熟が苦手なので、パリッとなるまで焼いた薄焼きが好みです」(53歳女性/主婦)
「薄焼き卵のオムライスは弁当にして持ち歩いたりできるので」(46歳男性/その他)
「半熟の白身がチキンライスに混ざるのが苦手だからです。母が作っていたオムライスが固焼きの卵で包む昔ながらのタイプだったので、懐かしさから好きというのもあります」(45歳女性/主婦)
「半熟はオムライスではなく別物と思ってしまいます。昭和的なのが好きです」(61歳男性/その他)
「卵焼きはしっかり固めが食べたときの歯ごたえが良い」(69歳男性/会社経営・役員)
「フワトロだと、トロトロしすぎていて、オムライスという感じがしないからです。卵かけご飯を食べている感じになってしまいます。それは嫌だし昔から薄皮にケチャップというのが定番なので、そちらの方が好きです」(44歳男性/学生・フリーター)
薄焼き派で多数だったのが、なじみのある昔ながらの味がやっぱり好きという意見。ふわとろオムライスは、もはやオムライスにあらず!という生粋の薄焼き派さんの声も聞かれました。その他、半熟卵が苦手という方もかなり多くいました。実は筆者も半熟が苦手で、絶対「薄焼き派」なのです! 卵とケチャップライス、個々の美味しさが際立つように感じます。
いかがでしたか? 「ふわとろ派」「薄焼き派」、それぞれに「ゆずれない!」というこだわりがあるようですね。卵のコクをたっぷり味わいたい時には半熟で、卵やライスの食感を楽しみたい時には薄焼きでなど、気分で変えてみるのもいいかも。調理法やソースの味によってもまだまだバリエーションが広がるオムライス。自分好みの食べ方を見つけてみてくださいね。
趣味は、ショッピング、寺社仏閣巡り、歌舞伎鑑賞など。短大時代に生け花や茶道に触れ、伝統文化に興味を持つ。花が好きなこともあり、花屋での勤務も経験。また、わんこも大好きで、愛犬の初老チワワに癒される毎日です。