定番の「温野菜」は、たれや味付けをひと工夫!
null「温野菜。人参、じゃがいも、蓮根等を蒸し器で蒸して、好きなドレッシングをかけて食べる」(41歳/主婦)
「ふかし芋。何もつけなくてもそのままでおいしい」(39歳/コンピュータ関連技術職)
「耐熱ボウルに少しの水とモヤシ1袋を入れ、ラップをして4分レンチン。にんにく小さじ1/2、鶏がらスープのもと大さじ1、ごま油小さじ2、塩コショウ少々でナムルができる。簡単でとてもおいしいです」(51歳/主婦)
「白菜を蒸して、ポン酢と鰹節をかける」(43歳/主婦)
「もやしなど、野菜は全部、茹でるよりシリコンスチーマーでレンチンする。甘味が増すし、お湯を沸かす手間とガス代の節約になる」(47歳/主婦)
「里芋を皮付きのまま蒸す。塩、ドレッシングなどで食べる。バーニャカウダソースがおすすめ」(58歳/主婦)
野菜を蒸しただけなのに、素材のおいしさを感じられるメニューですよね。タレにはドレッシングを利用すれば、お手軽時短料理の完成! 味付け次第でナムルもささっとできますね。
「豚肉」はしゃぶしゃぶ用の薄切り肉が人気!
null「もやしを大量にどーんと盛り、その上に豚肉をどーん。で、蒸す。食べるときはポン酢(高いものは格別旨い)がおすすめ。さっぱり、だけど量はガッツリいけます」(40歳/主婦)
「一番下にキャベツを敷き、その上にサツマイモ・ニンジン・大根などの根菜と、豚バラスライスを乗せて蒸します。味噌マヨ(味噌とマヨネーズを1:1で混ぜる。少しごま油を足すともっとおいしい)がおすすめです」(51歳/デザイン関係)
「蒸ししゃぶ。フライパンに野菜(白菜やキャベツ)を敷き詰めてから、好みの野菜(人参など)としゃぶしゃぶ用の薄切り肉と少しの水を入れて蓋をして蒸す。作り方も非常に簡単でさっぱりしていておいしい。フライパンではなくホットプレートでやるのもおすすめ」(44歳/主婦)
「小松菜やちんげん菜を食べたい大きさに切り、しゃぶしゃぶ用の豚肉をのせて塩胡椒で味付け、ラップしてレンジ」(26歳/営業・販売)
「玉ねぎを丸々いれて豚肉で包んでしっかりと蒸す」(37歳/総務・人事・事務)
「ロール白菜。白菜の葉をレンジで加熱してから、豚ひき肉とみじん切り玉ねぎ、塩胡椒を混ぜてこねたものを包んで巻いて、レンジで蒸します。ポン酢でサッパリと食べるのがおすすめです」(53歳/主婦)
野菜に豚肉をプラスした料理が、一番多く回答が寄せられました。とくに薄くスライスされたしゃぶしゃぶ用が人気。熱も通りやすく、ボリュームも満足感も手軽にアップできますね。おまけにヘルシーに食べられるとあって、支持されているようです。玉ねぎ1玉まるっとはなんとも豪快……!
「鶏肉」は部位ごとに異なる味わいを楽しんで
null「手羽元とキャベツ、玉ねぎ、シュウマイ、ウインナーを蒸すだけ。ゆずジュレでいただくと、素材を味わえておいしいです」(59歳/主婦)
「鶏肉とキャベツ、ブロッコリー、パプリカの蒸し料理。和風のドレッシングをかけて頂きます。色鮮やかで食感豊か。あっさりドレッシングがよく合います」(35歳/学生・フリーター)
「蒸し鶏のマヨネーズ醤油味です。まず蒸し鶏を作ったあと、マヨネーズ醤油でたべます」(33歳/その他)
「鶏ハム。鶏ムネ肉に塩麹を塗って半日置く→塩麹を洗い流す→酒をふりかけた鶏肉にアルミホイルを巻いて蒸し器で蒸すだけ。パサパサ感がなくしっとりしていて、おいしい」(50歳/総務・人事・事務)
鶏肉をチョイスする方も少なくありません。ボリュームをアップさせたいなら手羽元やもも肉、あっさりと食べたいなら胸肉というように、部位を変えてもいいですね。鶏ハムのように食べ応えのある1品を作る人もいました。
「鶏ももとキャベツの蒸し炒め。一口大に切った鶏ももに塩、ブラックペッパー、片栗粉をまぶし、オリーブオイルを引いたフライパンで焦げ目がつくまで焼く。そこにざくぎりにしたキャベツ、塩、オリーブオイル、酒、コンソメを入れて蓋を閉めて、5分ほど蒸す。鶏ももの旨みがキャベツ全体に広がっていて、シンプルな味付けだけど旨みがあっておいしい」(29歳/学生・フリーター)
焼いて焦げ目をつけてから蒸すというアイディアも。香ばしさがいいアクセントになりそう。
身がふわふわ!「魚」の包み蒸し
null「鮭のホイル蒸し。あまった野菜と一緒にホイルに入れたら醤油と味噌で味付けをして蒸す」(35歳/総務・人事・事務)
「耐熱容器に白菜のざく切りと長ネギ、えのきを入れ、生鮭の切り身をのせ、バターとコンソメ顆粒を振り、ラップをしてレンジでチンします。コンソメと鮭から出る汁で味付けはしっかりできてますが、ポン酢をかけてもおいしいです」(52歳/公務員)
「白身魚と舞茸、エノキのホイル蒸し。キノコの旨味で魚嫌いにも受ける」(59歳/主婦)
「タラににんにく、生姜、ネギを乗せて酒蒸しにし、オイスターソース、酢、醤油、ごま油を混ぜた中華ダレをかけて食べる」(44歳/総務・人事・事務)
魚を蒸すと身がふわふわとして絶品! 魚嫌いの方にも受けがよいそうです。アルミホイルを使えば片付けもラクですね。きのこなどの野菜もたっぷり加えると、栄養面もばっちり。
「蒸し餃子」はもっちり感とジューシーさのバランスが◎!
null「蒸し餃子! 小籠包みたいでうまい」(39歳/営業・販売)
「自分で餃子を作って蒸してます。焼くよりジューシーでおいしいです」(53歳/その他)
「餃子を蒸す。焼き餃子、水餃子は有名だが我が家では餃子を蒸して食べる。ポン酢と少しラー油でとてもヘルシー」(51歳/主婦)
「冷凍餃子を蒸すとふっくらしておいしいです!」(42歳/主婦)
「餃子を蒸すのが好き」という方もちらほら。おすすめする理由としては、「焼くよりジューシーになる」という声が大半でした。皮ももっちり仕上がって、焼き餃子とはまた一味違う美味しさが魅力です。
ユニークな「おやつ・スイーツ」アイディアも!
null「蒸しパン。小麦粉と砂糖とバターとベーキングパウダーでレンジでできる」(26歳/学生・フリーター)
「ホットケーキミックスとタマゴと牛乳で蒸しパンを作ると素朴な味わいでおいしい」(48歳/学生・フリーター)
「カボチャの蒸しケーキ。カボチャをペースト状にしたものを生地にいれマーブル模様になるようにする。生地に入れる砂糖は控えめに。角切りカボチャも入れてカボチャの甘さが味わえるケーキでおいしい」(49歳/その他)
「卵と砂糖と牛乳を混ぜて器に入れ、お湯をはった器にひたす。甘い蒸し焼きプリン」(36歳/主婦)
「餃子の皮に小豆を詰めて蒸す。意外な食感と甘みがおいしい」(53歳/出版・マスコミ関係)
生地をまぜてから蒸しあげる、蒸しパン、蒸しケーキなどのおやつ・スイーツ作りも。また、一般的に揚げてからたれにからめる大学芋の揚げ工程を“蒸す”に置き換えるアイディアも聞かれました。
「揚げない大学芋風。一口大に切ったさつまいもをシリコンスチーマーなどで蒸す。その後フライパンにバターを熱し、蒸したさつまいもに焼き目をつける。砂糖、醤油で味付け。黒ごまを振ってできあがり」(43歳/営業・販売)
食材をザクザク切って鍋やフライパンに並べて火やレンジにかけるだけ。簡単に作れる蒸し料理は、忙しい日の強い味方ですね。
「小田巻き蒸し。茶碗蒸しの感覚で手軽に作れる。うどんに白だし+卵、具はちくわやかまぼこ、鶏肉など家にあるものでOK。家族に喜ばれます」(51歳/総務・人事・事務)とあるように、茶碗蒸しにうどんが入った「小田巻き蒸し」なら、これ1品でも食べ応え十分。メインもちゃちゃっと作れるようです。
まだ作ったことのないメニューがあったら、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか?
文/佐藤まきこ