そんな時に活躍するのが、おうちでにぎり寿司が楽しめる『とびだせ! おすし』という代物。5年くらい前、次男が未就学児のころから自分で作ってお寿司屋さん気分を味わっています。
我が家の定番アイテムがコロナ禍で売れた⁉
nullきっかけは、“お寿司好きの孫たちにぴったり!”と義母がテレビ通販で購入してくれたこと。
曙産業というプラスチックメーカーの商品で、定価は1,500円ほど。大手通販サイトで購入できますし、スーパーのレジ横やホームセンター、幼児向けのおもちゃ屋さんでも見かけました。
長年使っていたものを今回紹介しようと思った理由は、感染拡大していた時期に大活躍したことと、テレビでも“コロナ禍に売れたキッチングッズ”として紹介されていたから。
お寿司10貫が“ポン”と飛び出す仕掛けが子どもにウケる!
nullそれでは、未就学児でもお寿司が作れる使い方をご紹介します。
(1)型枠に酢飯を詰める。
(2)酢飯を詰めた型枠の上から、押し型を押し付ける。
(3)酢飯が詰まった型枠にネタを乗せる。
(4)ネタを乗せた型枠を押し型の上に移動する。
(5)型枠を押し型に重ねて押し付けると、押し型の凸部分がお寿司を持ち上げて、下駄に乗ったお寿司10貫が出現!
子どもたちは瞬間的にお寿司が現れる様子が面白く、おばあちゃんが考えた“お寿司でポン!”という掛け声とともにフィニッシュを決めています。
(3)の工程でネタを乗せずに、後から適当な大きさに切った海苔を巻いて軍艦を作ることもできますよ。
上手に作るコツ&出来上がりの満足度は?
null酢飯を型にしっかり詰めないと、最後の工程でご飯が崩れてしまいスムーズにお寿司がせり上がってきません。このコツ通りに作ると、お寿司屋さんのシャリのように口の中でほぐれないのが大人としてはちょっと物足りない……。子どもたちが張り切って作ってくれた分はありがたくいただいて、私は手巻きにしたりお刺身だけつまんだりしています。
今回は撮影のために色々な種類がセットになったお刺身を選びましたが、ふだんは子どもの好みに合わせてマグロの赤身オンリーのお寿司になることも(笑)。好きな物だけ食べられるのも、回転寿司に行った気分になれるし、おうちお寿司ならではですよね。
大人はラクして、子どもは楽しい『とびだせ! おすし』。お寿司好きのお子さんにちょっとしたおもちゃを選んであげるつもりでチェックしてみてください。
ライター・駿河真理子
小学生男子2人の育児に翻弄される日常を、趣味の多肉植物に癒してもらう日々。引っ越しを機に持ち物を整理したので、10年間女性週刊誌で培ったミーハー魂で、新たにお迎えする便利グッズをSNSでチェック中です。