みんなが大好きな肉じゃがをホットクックで!
定番和食の肉じゃがは、家族みんなが喜ぶあったかおかず。ホットクックでも人気のメニューです。付属のレシピブックには無水調理&まぜ技ユニットを使用したレシピが載っています。レシピ通りに一度作ってみたのですが、無水調理なだけに味付けが濃すぎるような気がしたり、じゃがいもが煮崩れてしまったり……などなど、気になる点がいくつかありました。
自動調理はありがたいですが、せっかくなら見た目にも美しく、おいしいものが作りたいですよね。そこで今回は、煮崩れしないことに重点をおき、無水調理ではなく水を加え煮汁で煮る、誰でも食べやすい肉じゃがの作り方をご紹介します。今まで煮崩れに悩んでいた方にも参考にしてもらえるとうれしいです。
使用したホットクックは1.6Lタイプ
我が家は3人家族なので、扱いやすい2~4人用、1.6Lタイプを使用しました。炊飯器と同じくらいの大きさなのでそれほど場所を取らず、コロンとしたフォルムでキッチンになじみます。
ホットクックの基本の使い方などはこちらでもご紹介しているので参考にしてみてください。
●「ホットクック」がやってきた!3人家族で2週間リアルな使い心地をレポートします
ホットクックで作る「煮崩れなし!ほっくり肉じゃが」
null【材料】(3~4人分)
・牛薄切り肉 150~200g
・じゃがいも 3個
・にんじん 1/2本
・玉ねぎ 1/2個
・いんげん(もしくは絹さやなど) 5~6本
・しらたき(糸こんにゃく) 100g
・水 1/2カップ
・砂糖 大さじ1/2
・酒 大さじ1
・みりん 大さじ2
・醤油 大さじ3
【作り方】
(1)じゃがいもは皮をむき、やや大きめの一口大に切ります。にんじんは一口大の乱切り、玉ねぎはくし形切りにします。いんげんは熱湯でさっと茹でて食べやすい大きさに切ります。
ポイント:じゃがいもは「メークイン」、「とうや」、「インカのめざめ」といった煮崩れしにくい品種を使うのがおすすめです。いんげんの代わりに絹さやなどを使用してもOKです。
(2)内鍋に(1)のいんげん以外の野菜の半量を入れます。
(3)(2)の上に肉の半量を広げてのせます。
(4)もう一度野菜、肉の順にのせ、しらたきを加えます。
ポイント:野菜と肉を層にして入れることで野菜の水分がまんべんなく伝わり、焦げ付きを防ぎます。
(5)ホットクック本体にセットして、水、砂糖、酒、みりんを加えます。
(6)カテゴリーから、「手動で作る→煮物を作る(まぜない)→時間20分」をセットしてスタートボタンを押します。
ポイント:手動機能を使っても煮物を作ることができます。煮崩れを防ぐため、ここではまぜ技ユニットは装着しません。
(7)10分ほど経ったら、一時停止ボタンを押します。蓋を開けて、木べらなどで全体を優しく混ぜ合わせ、このタイミングで醤油を加えます。再度蓋をして加熱します。
ポイント:醤油はあとから加えることで風味が活きて味が締まります。
(8)加熱が終了したら全体を混ぜ合わせ、(1)の茹でたいんげんを加えます。器に盛り付けて完成です。
ポイント:もしここで水分が多いと感じる場合は、カテゴリーから「手動で作る→煮詰める」を選択して水分を飛ばしてもOKです。
ホクホクの肉じゃがが完成~!
家族そろっていただきまーす!!
優しい味の肉じゃがは白いご飯によく合います。娘も「美味しい~!」とお気に入りの様子。じゃがいもが煮崩れせずに存在感があるので、食べ応えもあって大満足の仕上がりです。
ホットクックで作る肉じゃがのポイント
普通の鍋で肉じゃがを作る場合は、油で材料を炒めてから煮込んでいましたが、ホットクックで作る場合は油を使わないのでヘルシーです。さらに、アクを取ったり、火加減を気にしたりといった細かい工程も、ホットクックではほったらかしでOK! 今回は煮崩れを防ぐために少し手間をかけて作ってみましたが、お鍋で作るよりは断然らくちんです。
自動メニューで作ってみたけど、ちょっと仕上がりが好みと違うな~と思った時は、自分好みにアレンジしてみればいいんです。「煮詰める」という機能もあるので、仕上がりが調整できるのもうれしい点ですね。
手動メニューを味方につけて、ぜひご家庭でも色々な煮物作りに挑戦してみてくださいね。