外はサクッ、中はジューシーな「天ぷら」
null「サクッとした衣が嫌な食感を消してくれた」(43歳/その他)
「鍋に入っているしいたけが苦手だったけど、天ぷら屋さんで食べたしいたけが美味しくて、そこから食べられるようになった」(27歳/学生・フリーター)
「油と合わせることでしいたけの臭みがおいしさに変わった」(51歳/その他)
衣をつけて揚げることで、旨味がギュッと詰まった仕上がりに。しいたけが持つ水分が適度に残ってジューシーで美味しいとの声が挙がっていました。
甘辛ダレでじっくり煮る
null「しいたけの煮物。大人になって食べてみたらほんのり甘い味付けとじんわり染みるきのこの香りが美味しく感じた」(28歳/弁護士)
「海苔の佃煮に椎茸が入っていて、食べてみたらおいしかった。それから、濃い味の椎茸は食べられるようになった」(45歳/総務・人事)
しょうゆや砂糖、ダシなどと一緒に煮て、甘辛い味付けにしたら食べられたという方も。少し濃い目の味付けの方が「甘く煮詰まった感じになっていた椎茸をみじん切りにして卵焼きのなかに入れたりコロッケの中に入れたりしたら食べられた」(64歳/主婦)といった感じで、アレンジもしやすい&しいたけがあまり得意でない方は食べやすいみたいですね。
相乗効果で食べやすい!「しいたけの肉詰め」
null「椎茸の肉詰めフライ。スーパーのお惣菜で買ってみたら美味しくて、それから克服した」(29歳/金融関係)
「旦那が作ったしいたけの肉詰めがとてもおいしくて食わず嫌いだったことに気がついた」(31歳/その他)
しいたけのおかげでお肉もしっとり。そしてお肉のおかげでしいたけ独特の香りも和らぐので食べやすいと人気でした。中には「椎茸にチーズとミンチを乗せてオーブンで焼くとおいしい」(47歳/主婦)とチーズをプラスしている方も。こちらも美味しそうですね!
冬の定番「鍋」の具材として
null「すき焼きに入っているしいたけで克服しました。甘辛の味で煮込んであり、しっかり味が染みているので食べやすいです」(31歳/学生・フリーター)
「鍋の具材として。子供の時は食感が苦手だったが、ジューシーで風味があり美味しいと思うようになった」(39歳/その他)
「寄せ鍋。ただの食わず嫌いだった、食べたら美味しかった」(40歳/総務・人事)
気温が下がるにつれて、登場する機会も多くなる「鍋料理」。しいたけなどきのこ類を入れることで、スープの旨味もアップしますよね。いろんな食材と一緒に食べたら、意外と食べられたという方もいました。
バター×しょうゆでコク旨!「バター炒め」
null「大人になってからしいたけのバター焼きを食べて、とても弾力があっておいしいものだと知った」(38歳/総務・人事)
「小さい頃に食べて苦手意識をもっていたが、大人になってこの料理を食べてみたら美味しいと感じて今ではどのしいたけ料理でも大好きです」(23歳/営業・販売)
バターしょうゆの香ばしい香りのおかげで、しいたけ独特のにおいも緩和。バターの風味と相まって美味しい!と思う方も多いようです。
シンプルに!焼いて食べたら美味しかった!
null「匂いが嫌いだったが、肉厚のしいたけの醤油焼きを食べたら醤油でしいたけの香りが緩和されて美味しかった」(47歳/金融関係)
「大きめなしいたけを網焼きにして、ポンズをつけて食べる」(49歳/主婦)
「バーベキューで食べたしいたけ。かなり久しぶりに食べてみたら、すごく美味しかった。それからは積極的に食べている」(37歳/主婦)
「しいたけ狩り後のバーベキューでのしいたけのしょうゆ焼き。子供の頃、ぬるっとした感覚が気持ち悪くて食べられなかったが、炭火焼きしたしいたけがとても美味しくて、大人になるうちにどの料理でも好きになった」(57歳/公務員)
「ふっくら大きな新鮮椎茸のシンプルな塩焼きを食べた時、その旨さに感激」(55歳/主婦)
意外にも回答者が最も多かったのがこちら。しいたけ特有の“ぐにゃっ”という食感が苦手な方も、焼くことで余分な水分が飛び、気にならなくなるようです。さらに「バーベキューで食べたら美味しかった」「道の駅で買った肉厚なしいたけは食べられた」など、非日常的な要素も影響しているのがうかがえました。
いかがでしたか?
今回の調査では、食べ方だけでなく食べる環境も大切ということを改めて気づかされました。意外と苦手が好きに変わるきっかけは、ほんの些細なことだったりするのかもしれませんね。
文/鳥居優美