気になっていたsirocaの電気圧力鍋がやってきた!
null初めまして、madokamamaと申します。我が家は子どもが5人の7人家族。現在は、毎日中学生・高校生・旦那さんの3人分のお弁当も作っています。食べ盛りの男の子もいる7人家族のご飯作りは毎日バッタバタ! 少しでも家事を効率よく回すために工夫を重ねています。
今回は、そんな我が家に電気圧力鍋を導入してみたら、果たしてご飯作りにどれだけ貢献してくれるのか? をテーマに、使い心地をレポートいたします!
電気圧力鍋ってなーに?
最近話題の電気圧力鍋。火にかけて使う普通の圧力鍋と同様に、密封した鍋の中に圧力をかけて調理ができる調理家電です。圧力がかかることで、鍋の中が普通の鍋より高温になり、短時間でも中までしっかり火が通るそう。
我が家では常にお鍋やフライパンでコンロが渋滞しているので、煮込みのお鍋がひとつ減り、電気で調理できるだけでもうんと助かります。
そしてやってきました、sirocaの電気圧力鍋。
2Lと4Lの2種類があるのですが、今回使ったのは大容量の4Lの方です。でも見た目はとってもコンパクト。幅は、卵のパックと変わらないくらい。
主張しない白色で、すっきりつるんとしたシンプルなデザインだから、どんなキッチンにもなじみそう。部品は蒸し料理用の蒸し台がついているだけで、あとは内フタとそのパッキンだけ。細かい部品もあまりないので扱いやすそうです。
いつものメニューを実際に作ってみました!
null【1】かぼちゃとれんこんの煮物は、手間なしでホクホクに!
最初に、煮物が大好きな娘のために、かぼちゃとれんこんの煮物を作ってみました。
れんこんは水につけてあく抜き、かぼちゃは種を取り好みの大きさに切ります。あとは鍋に調味料と一緒に入れて、スイッチオン!
加圧時間は6分ほど。普通の圧力鍋は、圧力がかかってピンが上がるまでは横についていて、上がったら火を弱めてタイマーをかけて、時間になったら火を消して圧が下がるまで待って……と、きちんと面倒を見てあげなければいけないですよね。電気圧力鍋は加圧時間を設定したらあとはほったらかしで調理完了。驚くほど簡単でした(笑)。
中までしっかり味が染みた、ホクホクの煮物ができました。
【2】具たっぷりの炊き込みご飯も
ご飯も炊けるということで、小松菜とにんじん、豚肉の炊き込みご飯を作ってみました。お米が見えなくなるくらい、野菜をどっさり入れるのが我が家の定番!
こちらもお米と、洗って切った野菜、豚肉、調味料を入れて白米コースのボタンを押しただけです。白米だと最大5合まで炊けるそうですが、炊き込みご飯は具材の分量があるので3合までです。
炊いてる途中からとても良い香りがしていました! 圧力鍋で炊いたご飯は、炊飯器で炊くより少しもっちりした食感に仕上がります。
ひと皿でたくさんの野菜を摂ることができて栄養満点です。子ども達も、もりもり食べていました!
【3】スロークック機能でサラダチキンも作ってみました
sirocaの電気圧力鍋には機種によってスロークック機能がついたものもあります。使い方にも慣れてきたので、今度はこのスロークック機能でサラダチキンを作ってみました!
耐熱性の袋に鶏肉と調味料を入れたら、できるだけ空気が入らないよう密封し、お湯に浸して40分に設定し、スイッチオン。
しっとりやわらかなサラダチキンができました。一定の温度をキープするのが難しいサラダチキン。これならほったらかしでいいので簡単!
【4】煮込み加減が難しい牛すじも簡単手間なしの「すじこん」
主人のお酒のおつまみに、関西では定番の牛すじ×こんにゃくの煮物、通称「すじこん」にトライ。
牛すじってやわらかくなるまでものすごく時間がかかるんですよね。煮込み過ぎると味付けが濃すぎてしまうし、でも煮込み時間が短いとお肉がかたいまま。火加減や煮込み時間の調整にコツのいるお料理です。普段はゆっくりお鍋で煮込んでいるのですが、うまくいくか、ちょっと不安ながらも挑戦!
すじ肉は一度別お鍋で茹でこぼしてアクを取り、切ってあります。お鍋にお肉とこんにゃく、調味料を入れ圧力コース20分に設定して、あとはおまかせ。
調理が終わって開けてみると……。お肉がしっかりやわらかくなってます! 味もちょうど良い感じに染みていました。家族のみんなにも、いつもの鍋で煮込むより味付けもちょうどいいと大好評~! 簡単で美味しくでき、感動。
やっぱり、圧力鍋の力を一番感じるのはこういった煮込み料理だなあと実感しました。
気になるお手入れも簡単です!
nullさて、使用後は電源プラグをコンセントから抜き、本体を冷ましてからお手入れします。部品もたくさんあるわけではないので簡単です。お手入れがラクというのは、使い続ける上でとても大切な事だと思います。
内鍋、内ブタ、パッキンは中性洗剤をつけたスポンジで洗い、水で流します。本体はふきんで拭きます。汚れがひどい場合時は固く絞ったふきんに台所用中性洗剤を含ませて拭き取ればOK。
圧力表示のピンは、食品かすが残っていないか確認して、あれば掃除しておきます。説明書に丁寧に書かれているので初めての方でもわかりやすいですよ。
ほったらかし調理ができるのはやっぱり助かる!
nullたくさんのご飯を作る毎日、スイッチを押すだけでおいしいおかずができるのは本当にラク。お仕事や子育てで忙しい方にはぴったりだと思います。
最初に書いたように、我が家では常にコンロ3つでは足りないくらいの状態なので、コンロをフルで使っている間にもうひとつ美味しいご飯が作れるのはとても魅力的。
ただ、タイマー自体は5分、10分など短いのですが、スイッチを入れて圧力がかかるまでと、タイマー調理が終わって圧力ピンが下がるまで、意外と前後の時間がかかっています。慣れるまでは「まだフタが開けられない!」など、時間が長く感じることも。
なので、最初に作ったかぼちゃの煮物など、お鍋で作ってもそれほど煮込み時間が長くない料理だと、「時短」という感じにはならないかもしれません。でも牛すじのように何時間も煮込む料理では、もちろん調理時間は大幅に短縮されます。上手に使い分けるとよさそうです。
お値段はスロークッカー機能の付いた4Lタイプで約20,000円前後(実勢価格:2020年10月現在、編集部調べ)。高価格な電気圧力鍋も多い中、便利さを考えるとコスパもよく、買って損はないのではないかなと思います。
メニューは、カレー、肉じゃが、豚の角煮、白米、玄米など10種類。あとは自分で調理時間を設定することになるので、圧力鍋を使い慣れない人やお料理が苦手な人などは設定に迷ってしまうかもしれません。付属のレシピブックがもっとたくさんの例を出していたりするとさらにみんなが上手に使いこなせるのではないかな~と思います。今後に期待したいと思います!
著者:madokamama
7人家族の毎日の食事とお弁当を記録したブログ『大家族の愛情ごはんとお弁当』著者。子どもは9歳から17歳まで5人。アメーバブログ「毎日のレシピ・料理・献立」ジャンルのランキングで最高9位、「お弁当づくり」ジャンルでは最高1位。料理以外で気になるのは美容や健康に関するあれこれ。身体やアンチエイジングに良いといわれるものはどんどん試していきたいアラフォー主婦。大阪府在住。ブログ