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洗濯物はたたまずにしまう!主婦が実践している「家事のストレス」を溜めない工夫

掃除、洗濯、料理、その他いろいろ、「家事」ってすることが多くて、何かとストレスがたまりますよね。「あれも、これも……」と気ばかり焦って、なかなか家事がはかどらないという人も多いのではないでしょうか? そこで『kufura』では、20~50代の既婚女性433人にアンケート調査を実施し、「家事がはかどるためにやっている工夫」を聞いてみました。

“ながら家事”で楽しくテンションアップ!

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「YouTubeで好きな音楽を聞いたりしながら家事をすると、楽しくできます」(30歳/主婦)

「音楽をかけながら掃除機をかけたり、テレビを見ながら洗濯物をたたむようにしたら、家事をするのが楽しくなりました」(27歳/主婦)

「ヘッドホンをつけて好きな音楽を聞きながら掃除をするようにしたら、ノリノリな気分で楽しく掃除ができるようになった」(49歳/総務・人事・事務)

いちばん多かった工夫が、この“ながら家事”。好きな音楽を聞いたり、お気に入りの動画やテレビを見たりしながら家事をすることで、楽しい気分で家事を進めることができます。嫌々家事をするよりも、楽しい気分で家事をするほうが、断然はかどりそうですね。

自分でやりすぎずに家族みんなで家事を分担

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「夫に家事を一部負担してもらうことに。今まではすべて自分でやっていたので、空いた時間を自分のことに使えるようになりました」(35歳/デザイン関係)

「家族全員に自分の洗濯物だけをたたんでもらうようにしたら、自分のものは自分で管理するようになり、私のストレスも減りました」(44歳/総務・人事・事務)

「洗濯物を子どもといっしょにたたむようにしたら、楽しくて家事が苦痛ではなくなった」(31歳/主婦)

家事を自分一人で全部やろうとすると、やることが多くてストレスはたまるばかり。夫や子どもなど、家族みんなで協力すれば、家事の負担をグンと減らすことができます。

「すべての物の位置を決めて、家族みんながわかるようにラベリング。家族が片付けを手伝ってくれるようになりました」(31歳/主婦)というように、家族が協力しやすい環境を整えるのも、家事分担を成功させるためのポイントと言えそうです。

思い切って捨てて家事が楽ラク快適に

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「断捨離で家の中の物を減らしたら、掃除が一気に楽になりました」(49歳/総務・人事・事務)

「キッチンシンクの三角コーナーを捨てたら、シンクの掃除が楽になり、三角コーナーのヌメリ取りをする必要もなくなりました」(44歳/その他)

「キッチンマットやトイレマットをなくすことにより、それを洗う手間がなくなり、床の掃除も楽になりました」(48歳/主婦)

「トイレ掃除ではブラシの使用をやめて、かけるだけで汚れが落ちる洗剤を使うように。洗剤をかけるだけでトイレがきれいになるので、トイレ掃除が楽しくなりました」(48歳/主婦)

物が多いと、それだけで掃除がやりにくくなります。掃除がしやすい環境を整えるためにも、いらないものは思い切って捨ててしまうのがいちばん。特に、三角コーナーやキッチンマット、トイレマットなどは、ないほうが掃除の手間が省けて家事が楽になるようです。

「掃除」は汚れをため込まない工夫がいちばん大事

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「掃除機を使わずに、ほうきとちりとりを使うことに。気になったらその部分だけササっと掃除できるので、ストレスが減りました」(48歳/主婦)

「床のちょっとした汚れはフローリングシートを活用。掃除機をかける手間なく床がきれいになるのがいいです」(33歳/主婦)

「掃除機をかけやすいように家具の配置を考え、床になるべく物を置かないようにしたら掃除が楽になった」(26歳/主婦)

部屋の掃除をする際に、掃除機を出すのはけっこう大変。そんなときは、ほうきやフローリング用の掃除シートでササっと掃除を終わらせましょう。手近なところに置いておけば、汚れが気になったときにすぐに掃除ができて、汚れがたまることもありません。

「お風呂上りに掃除をするようにしたら、裸なので濡れるのを気にせず掃除ができて今までよりもグンと楽になりました」(40歳/主婦)

「毎晩、寝る前にトイレに行ったときにお掃除シートで床などを拭くようにしたら、汚れがたまらず掃除が楽になりました」(46歳/主婦)

「歯磨きをしながら洗面所の鏡などを拭くようにすると、あとでやらなくてすむので掃除が楽です」(46歳/主婦)

また、上記のように“ついで掃除”をするというのも、汚れがたまりにくくなって、家事が楽になるようです。

「洗濯物」はたたまずにしまうのがラク家事のポイント

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「ハンガーに干した洗濯物をそのままクローゼットに入れるようにすると、たたむ手間が省け、家族がたたんだ洗濯物をしまってくれないストレスも減りました」(32歳/主婦)

「洗濯物をきっちりたたまない。きっちりたたむとシワになりやすいし、簡単に軽くたたんだほうが時間も短くてすむ」(41歳/主婦)

「下着やタオルはたたまずにクルクル巻いてしまうようにしたら、たたむ手間がなくなり楽になった」(30歳/その他)

「洗濯物を干す、たたむ、収納するが同じ場所でできるように、収納チェストなど家具の位置を変えたら、たたんだ洗濯物の収納が面倒じゃなくなった」(51歳/主婦)

洗濯に関しては、皆さん「洗濯物をたたむ」「たたんだものを片付ける」という家事が特に面倒だと感じているようです。ハンガーに干した状態でクローゼットにしまえば、たたむ手間が省けるのでとっても楽。

また、洗濯物をたたむ場合もきちんとたたまずに、サッと軽くたたむ、もしくはクルクル巻くようにたたむと、時間をかけずに洗濯物がたためて楽ちんです。

「料理」は時間があるときに前もって準備

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「時間のあるときに野菜をカットしておくようにしたら、時短で料理を作れるようになり、食事作りが楽になりました」(59歳/主婦)

「夕食のおかずを多めに作って冷凍保存。数日空けて、家族が持っていくお弁当のおかずとして活用することでお弁当作りが少し楽になった」(44歳/主婦)

「時間のあるときに、まとめて作り置きおかずを作っておくと、食事の準備で毎日時間に追われることがなくなりました」(53歳/主婦)

「時間のあるときに肉や魚など下味をつけて冷凍しておくと、日々の食事の準備が短くすんで家事が楽に」(25歳/主婦)

料理の工夫に関しては、「おかずの作り置き」が大人気。時間のあるときに常備菜などを作っておくことで、日々の食事作りが大幅に楽になります。また、常備菜があることで日々の料理作りに気持ち的な余裕が生まれるため、イライラせずに楽しく食事の準備をすることができるようです。

「洗い物」は食洗機の活用以外にこんな工夫も

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「食洗機を買ったら、お皿洗いの手間が省けて家事がすごく楽になった」(43歳/主婦)

「食べたあとの食器はつけ置きしておく。汚れが簡単に落ちるので、強くこする必要もなく、サッと洗えばいいので時短にもなります」(39歳/主婦)

「速乾の食器洗い用洗剤を使うようにしたら、乾くのが早く食器を拭く手間が省けるように」(30歳/主婦)

「食器を洗ったら食洗機に入れて乾燥させ、そのまま食器戸棚にしまわずにまた使う。いつも使う食器は大体決まっているし、しまう手間が省けて便利」(41歳/主婦)

食事のあとの洗い物も、気が重くなる家事の一つです。食洗機を活用する以外におすすめなのが、「食事はワンプレートに盛り付ける」(37歳/主婦)という工夫。大きめのお皿にいろいろな食べ物を少しずつ盛り付けると、洗い物が減って家事が楽になるだけでなく、食事が豪華で美味しそうに見えるというメリットもあるようです。

宅配利用やしわ取りスプレー…工夫はほかにもいろいろ

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「食材の買い出しが大変なので食材の宅配を利用。仕事のあとに急いでスーパーに寄る必要がなくなりました」(25歳/主婦)

「テーブルを拭くときはウェットティッシュを使用。布巾を洗ったり、除菌したりする手間が省けるようになりました」(34歳/主婦)

「お風呂上りはバスタオルではなく、フェイスタオルを使うことに。洗濯した際に干しやすいし、取り込んでからも収納しやすいので便利です」(46歳/その他)

「なるべくアイロンがいらない生地の洋服を購入するようにする。これだけでもアイロンをかける時間が減り、自分の時間が増えた」(39歳/その他)

「アイロンの手間を省くために、しわ取りスプレーを利用しています」(28歳/営業・販売)

「自分へのご褒美としておやつを用意し、家事が終わってから食べるようにすると、おやつを食べる楽しみで家事も頑張れる」(40歳/その他)

「ホコリがあっても死にはしないと割り切り、掃除は週1回することに決めたら気分的に楽になりました」(48歳/会社経営)

皆さん、ほかにもいろいろな工夫をしています。便利なサービスやアイテムを活用するだけでなく、自分の家事に対するマインドを上手にコントロールすることも大切なようです。

ご紹介したさまざまな家事の工夫により、家事がグンとはかどりそうですね。気になる工夫を毎日の生活にどんどん取り入れて、ストレスフリーで楽しく家事を進めていきましょう。

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