大掃除を効率よく短時間で終わらせたい!
nullこんにちは! 整理収納アドバイザーのまいです。
いよいよ今年も残りわずか。大掃除も大詰めですね。今回はクリンネスト2級を持つ私が、普段から愛用している100均の掃除アイテムを3つご紹介します。
掃除にはおさえておくべきコツがあります。家の中の多くの汚れは、水拭きするだけではきれいになりません。カギとなるのは汚れの段階に合わせた掃除の方法や、道具・洗剤選びです。
「その水拭き、必要?」汚れの5段階とは
まず、「汚れの状態には5段階ある」ということをご存じでしょうか。汚れの状態に合わせた掃除をすることで、効率的に汚れを落とすことができます。
【汚れの5段階】
- ホコリが乗っている→から拭き
- ホコリがくっついている→水拭き
- 汚れが固まっている→洗剤拭き
- 汚れがしみ込んでいる→研磨
- 汚れを取るのが困難→買い替え
例えば、電気の傘にのっているだけのホコリには「から拭き」が適しています。これを水拭きしてしまうと、ホコリが吸着されてしまいます。ついつい濡れた布で拭きたくなってしまいますが、汚れの状態を見て、適した方法でお掃除することが意外と大切なんですよ。
から拭きに便利な「おそうじ手袋」(ダイソー、キャンドゥ、セリアなど)
nullふわふわしたマイクロファイバー素材の手袋で、手触りがとても柔らかいです。
両手にはめて掃除開始!
電気の傘や照明のまわり、ルーターの周辺などのホコリが付きやすいところを家中なでてまわればいつのまにかあちこちきれいに。ブラインドの掃除も指を差し込むだけ。観葉植物の葉っぱを拭くのにも便利です。
指先を使えるので、細かな場所でも隅々まで手が届きやすいです。洗えば何度でも使えるし、水拭きもOK。使い始めると便利で、手放せなくなるアイテムです。
これなら簡単で楽しいので、子どもにもお手伝いをお願いできそうですよね。
しつこい油に「油よごれクリーナー」(ダイソー)
nullコンロ周りのベタベタした汚れは、水拭きでは簡単に落とせません。専用のスプレー洗剤もよく見かけますが、100均の使い捨てシートは洗剤がしみ込んでいるので手軽。サイズは約30cm×20cm。厚みはありませんが、十分な大きさです。
特殊形状のメッシュ加工シートに、セスキ炭酸ソーダと非イオン系の界面活性剤が含まれています。
油汚れといえば、ガスコンロとレンジフード。フードの上やベタベタした天板の油汚れも、2~3枚使えば拭き取ることができます。25枚も入っているので、惜しみなく使えます。
こびりついた汚れや水垢に「多目的クレンザー」(ダイソー、キャンドゥ、セリアなど)
null有名なアイテムなので使っている方も多いのではないでしょうか。コンロ周りのこびりついた油汚れや、鍋の焦げ、シンクの水垢などオールマイティに使えるクレンザーです。
常温のバターくらいのほどよい固さで、取りやすく伸ばしやすいです。ほんのり柑橘系の良い香りがして癒されます。
フライパンのコゲ取りに
実際に使ってみます! フライパンの裏がいつの間にかこんなことに……。見て見ぬふりをしていたコゲが厚い層になっています。
右半分にクレンザーをつけてこすってみました。拭き取ってこする作業を2回行った結果、かなりコゲが落ちました。中央の文字も見えてきてます! あと数回頑張ればかなりきれいになりそうです。
シンクの水アカにも!
すぐについてしまうシンクの水アカ。まめに掃除をしているつもりでも白い点々がついてしまいます。スポンジにクレンザーをつけてシンクをクルクルとこすります。
水垢や見えない小さな汚れも取れてピカピカになりました! キッチンだけでなくお風呂や洗面所の掃除、自転車のサビ落としなど、これひとつあればオールマイティに使えてとても便利です。
ただ、貴金属、天然木製品、プラスチック、皮、つや消し製品など使えない素材がありますので使用の際はご注意くださいね。
掃除ではまず汚れの状態を見極めることが大切。ホコリならから拭きでも十分きれいになるし、水拭きが逆効果になることもあります。こびりついた汚れでも、適した洗剤を使えば簡単に落とすことができますよ。
100均の掃除アイテムは日々増え続けています! このほかにも便利なアイテムをどんどん試して、自分に合ったものを見つけてくださいね。
まい
夫・男児2人・インコと暮らす主婦。整理収納アドバイザー1級・整理収納教育士・クリンネスト2級。3LDKの家のうち開かずの間が2部屋(!)あったほどの片付け下手からの脱却を目指し、整理収納アドバイザーを取得。
家の片づけや掃除についてのブログ『まいCleanLife 片付けブログ 暮らしのいろいろ』運営、片付けや掃除に関するコラムの執筆で活躍中。