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夏場のお弁当の心配事…「お弁当が傷まないために工夫していること」を主婦377人に聞きました

暑い日が続くこの季節、食べるまでの間にお弁当が傷んでしまわないか心配になりますよね……。 食中毒のリスクをなくすために、みなさんどのような対策をとっているのでしょうか?
そこで『kufura』では、20~50代の主婦377人にアンケートを実施。「食材が傷まないために工夫している夏場のお弁当対策」を教えてもらいました!

1:殺菌作用のある食材を使う

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「必ずおにぎりに梅を入れる」(49歳/主婦)

「おかずにも必ず梅干を添えるようにしている」(41歳/その他)

「ご飯を炊くときにお酢をプラスして炊きます。炊き上がりにお酢は感じませんが、抗菌効果があります」(55歳/主婦)

「お酢を使ったおかずを多めにする」(46歳/その他)

「青じそを仕切り代わりにする」(49歳/主婦)

殺菌効果のある食材として梅干しをお弁当に入れる人多数! 汗をかく夏場の塩分チャージにももってこいですね。おにぎりの具として入れるだけでなく、ご飯を炊くときに梅干しやお酢を加える方も。全体に広がるのでより殺菌効果が期待できそうですね。大葉は彩りを添えるのにもぴったり!

2:使う食材・おかずを厳選する

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「生野菜やすじこなどの生ものを入れないようにしてる」(38歳/その他)

「生野菜や、傷みやすい野菜(きゅうりやもやし)は入れない。プチトマトのへたは取る。ご飯をよく冷ます」(33歳/主婦)

「モヤシやひき肉など傷みやすい食材は使わず、保冷剤を乗せて包む」(51歳/主婦)

「生野菜、汁が多く出る物、火を通さない練り物は避けています。味を濃くして、保冷剤を使用しています」(55歳/主婦)

「いたみやすい炊き込みご飯などはお弁当には入れないようにし、前日作ったものは入れず、必ず朝作るようにしてます」(45歳/主婦)

夏やシャキッとした歯ごたえの生野菜が恋しくなりますが、お弁当では控える方が多いようです。足の早い食材や水気の出やすいもの、具材に水分を含みやすい炊き込みご飯の他、お弁当作りの時短がはかれる前日に作ったおかずもこの時期は避ける方が多くいました。

3:冷凍したものを保冷剤代わりにする

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「冷凍ご飯を保冷剤がわりに持たせる。職場に冷蔵庫もレンジもあるので」(35歳/主婦)

「自然解凍できる市販の冷凍食品を必ず1つか2つ入れています。これが保冷剤代わりになります。お弁当のご飯はしっかり冷ましてから詰め、梅干しを細かく刻んだものを乗せています」(56歳/主婦)

「冷凍してある枝豆などを解凍せずに保冷剤代わりとして入れる」(35歳/主婦)

「可能な限り冷凍しておいたものを使う(おにぎり、ハンバーグ、茹でほうれん草、ゼリー、冷凍みかん等)」(40歳/その他)

「凍らせたこんにゃくゼリーを保冷剤代わりに入れると子どももとても喜びます」(43歳/主婦)

「冷凍したブドウなどを入れておく」(51歳/主婦)

今は、自然解凍OKの冷凍食品が豊富ですね。調理不要で詰めるだけと手軽な上、保冷剤代わりにもなってくれるのでとっても便利! 凍らせたミニゼリーやフルーツは食後のデザートは子どもに喜ばれそうですね。

4:食材にしっかり熱を通す

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「なるべく火を通したものだけでつくる」(37歳/主婦)

「必ず加熱して、お酢を使う。生野菜などは絶対に入れない」(46歳/主婦)

「竹輪やハムなども火を通す」(51歳/主婦)

「野菜は蒸し野菜や煮物野菜にしています」(52歳/主婦)

「卵焼きはしっかり焦げ目がつく程度まで火を通すようにしています」(37歳/デザイン関係)

多くの細菌は熱に弱いと言われています。そのため、お弁当箱に詰める食材にしっかり火を通すことを意識している人も多くいました。竹輪やハムなどは加熱しなくても食べられますが、夏場は一度しっかり火を通しておくと安心ですね。

5:食材はなるべく素手で触らない

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「おにぎりを素手で握らず、おにぎり専用器具やサランラップを使って握るようにする」(41歳/主婦)

「おにぎりはアルミホイルで包みます」(44歳/その他)

「詰める食材に素手では触らない」(59歳/主婦)

手洗いやアルコール消毒の機会が多いとはいえ、手には雑菌が多いもの。ラップやアルミホイルなどを使えば、素手でおにぎりを握るのを避けられます。同様に、おかずを詰める際も、菜箸やビニール手袋などを使って直接手で触れないよう注意しましょう。

6:水分のあるものは入れない・汁気をとる

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「水分のあるものは入れない」(45歳/主婦)

「梅を使った和え物やおかずに汁気をとる鰹節や胡麻をいれたり、おかずカップに入れたりして工夫しています」(49歳/その他)

「少し水分が出そうなのはおかずカップの中に鰹節を敷いたりする」(52歳/その他)

「水分で傷むと聞いたので、おかずなどの汁気はしっかりとばす」(27歳/研究・開発)

水分はお弁当の天敵! 細菌が繁殖する原因となるので、なるべく水分が出にくい食材を選ぶ方は多くいました。ですが、完璧に水分を出さないようにするのが難しいところ。おかずの下に鰹節やゴマを敷いて、水分を吸わせる工夫はナイスアイディアですね!

7:完全に冷ましてから詰める・蓋をする

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「ご飯やおかずはしっかり冷ましてからお弁当箱に詰めてます。おかずは必ず火を通したものを入れてます」(39歳/その他)

「しっかり冷まして水分は極力飛ばして入れています」(40歳/主婦)

「作った後は蓋をすぐにせずしっかりと冷ましてから、蓋をする。蒸れないように」(31歳/金融関係)

充分に冷ましていない状態で蓋をしてしまうと、中身が蒸れたり水滴が発生してしまいます。アンケートでは、多くの人が必ず冷ますことを徹底しているようでした。

けれど夏場は気温が高いこともあって、冷ますのに時間がかかって大変……。あるkufuraの編集スタッフは、サーキュレーターを活用して時短をはかっていましたよ(→年中使える!アイリスのミニサーキュレーターの意外と便利だった使い方は【本日のお気に入り】)。

8:抗菌シートなどを活用する

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「お弁当が傷まないように、わさび成分が入ったシートを乗せる」(54歳/主婦)

「お弁当のおかずとご飯の上に抗菌シートをのせています。あと、保冷弁当袋で保冷剤を入れています。冷めても美味しくなるように、砂糖を使います」(41歳/主婦)

「アルミホイルは抗菌作用があると聞いたことがあるので、弁当箱の底に敷いています」(55歳/主婦)

「お弁当は抗菌ラップをのせて蓋をします」(43歳/主婦)

細菌の繁殖を防ぐために、抗菌シートなどの便利アイテムを活用するのも手! 薄いシートをおかずやご飯の上にのせるだけと手軽なのもうれしいですね。100円ショップなどでは可愛らしいデザインのものも売られているので、茶色くなりがちなお弁当に華やかさも添えてくれそうです。

9:保冷剤・保冷バッグなどを活用する

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「前日の残り物は、暑い時期は使わないようにしてます。あと、保冷剤は必須アイテムです」(51歳/主婦)

「保冷バッグの中に保冷剤とお弁当箱を入れています。食べる前に電子レンジで温めたら冷たいまま食べる事は避けられますので」(36歳/総務・人事・事務)

「熱が冷めてからお弁当箱につめて、保冷剤と保冷シートでくるむ」(33歳/その他)

「保冷剤をお弁当箱の上下にいれている」(44歳/主婦)

「蓋が保冷剤になる少し高めの弁当箱を使っている」(46歳/その他)

多くの人が「夏場は必須!」と回答していたのが、保冷剤をつけること。食べるまでの間、お弁当箱内の温度が上がるのを手っ取り早く防いでくれますね。蓋に保冷剤が内蔵された一体型のお弁当箱もあるようですよ。これは便利そう!

 

以上、みなさんにうかがった夏場のお弁当対策でした。

食材に火を通したり、保冷剤をつけたりとちょっとしたひと手間から、当日調理にこだわる人までさまざまでした。おいしいのはもちろんのこと、安心してお弁当を食べてもらうために、この手間暇を惜しまず用意してくれていることに、改めてありがたさを実感せずにはいられませんね。

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