コンセプトは「ニューヨークにもし銭湯があったら」
nullスパほど敷居が高くなく、スーパー銭湯ほどお値段もせず。思い立ったときにふらりと行けるのが銭湯の魅力。とはいえ家風呂があると何もわざわざ銭湯に行かないという人も多いと思います。
私も今でこそ、気分転換やデトックスのためにちょくちょく銭湯を利用していますが、そうするようになったのは20年ほど前から。
仕事と家事、育児に追われる毎日の中、「……癒されたい……。たまには大きなお風呂に入ってリラックスしたい……」と思い、当時まだ3歳だった上の子どもを連れて保育園帰りに銭湯に立ち寄って帰ったことがきっかけでした。想像以上に癒され、肩こりもラクになり、子どもも“大きなお風呂”に大喜び。以来、疲れたときには銭湯に行って癒されています。
とはいえ先ほども書いたように、“銭湯グッズ”は適当(笑)。100円ショップのかごにシャンプーボトルを入れ、スーパーのビニール袋に着替えの下着を入れ、それらをかごバッグに放り込んで銭湯に行っていました。しかし、先日「オーサムストア」に行くと、かわいい銭湯グッズを発見!
「ニューヨークにもし銭湯があったら」というコンセプトで作られた銭湯グッズ。この発想が“オーサム”らしくてまたたまらないんです。
この架空のニューヨークの銭湯の経営者は、台湾系アメリカ人のポール・リー。そのためグッズには虎のマークと「PAUL LEE」のロゴが入っています。この「折り畳み洗面器」ももちろんロゴ入り。銭湯には自由に使える洗面器も置いてありますが、お風呂場にシャンプーボトルやボディソープボトルを持ち込んだり持ち帰る際、まとめられるマイ洗面器があると便利です。
ジム通いやサウナ愛好家にも使えそうなバッグ&ポーチ
null私はもっぱら銭湯グッズとして使っていますが、乾きの早いメッシュタイプのバッグや、濡れても平気なPVC素材のポーチなどは、スポーツジムに通う人やサウナ愛好家にとっても便利なアイテムですよね。
「メッシュ スパバッグ」はフルサイズのシャンプー&コンディショナーボトルとヘアマスクのボトルも余裕で入る大きさ。しかも内ポケットが3つついているので、ボディタオルを入れたり、銭湯で持っていきがちなコスメの試供品を入れたりもできるんです。
着替えを入れる巾着ポーチも!
nullそして個人的に大問題だったこちら……。何しろ今まで、スーパーマーケットのビニール袋に入れて着替えを持って行っていたのです(笑)。それがこの巾着に替えただけで、なんだかおしゃれになった気分! やっぱり細かいところにまでこだわるって大切ですよね。こちら少しずつ解禁になってきた旅行や出張のときにも活躍してくれそうです。
もったいないくらい丈夫な生地のバッグは、銭湯以外にも大活躍!
nullそしてお風呂グッズがぜ~んぶ入る、大容量のトートバッグ。テントや寝袋、ウインドブレーカーなどによく使われる“リップストップ”という生地が使われており、強度が高く、軽いのにほつれにくい&破れにくいという優秀さ! 銭湯に通うときだけ使うのはもったいので、お米やビールなど重いものを買うときにも愛用しています。
冬ほどの寒さではありませんが、日が落ちるとぐっと気温が下がる春も、銭湯通いが気持ちのいい季節。おしゃれかわいい銭湯グッズで、リラックスタイムを過ごしてみませんか。
編集者・フードジャーナリスト。多くの料理本や暮らしの本、キャンプ本を手がける。自著に子どものごはん作りの闘いを描いた『闘う!母ごはん』、『素晴らしきお菓子缶の世界』(共に光文社)がある。 プライベートでは猫2匹&犬1匹と小学生、大学生の女の子の母。ハワイじゃなくてグアムラバー/スターウォーズマニア/アダム・ドライバーファン。Instagram