ZENB は、豆を“全部(ゼンブ)”使って作った麺
null少し前からネットやインスタで話題になっている豆100%の「ZENB」ヌードル。私もネットで見つけ「これ、いいかも!」と、通販で購入してみたのが今年のはじめ。
……と思ったら『BE-PAL』のwebでも『保存料、添加物不使用。手軽に使えるのにカラダにも環境にもやさしい「ZENB(ゼンブ)って知ってる?』という記事で、料理研究家の方がアウトドアでも作れるレシピが紹介されていました。
このZENBブランド、麺だけでなく「和えるだけ」のパスタソース類もあるので、アウトドアでパパッと作るにも最適ですよね!
「ZENB」ヌードル、4つのリピートポイント!
null「ZENB」ヌードルには太さやカタチの違う麺の種類があり、私がリピートしているのは「細麺」タイプ。これだと茹で時間が4分(レンジの場合は6分)と短く、ソースとの絡みもいい!
私がリピートしている理由はいくつもあるのですが、そもそも「麺が美味しい」というのが大前提。これまでの「低糖質麺」につきものだったボソボソ感とは無縁!のもっちりとした生麺の食感。これがいいんです。
まずは私が何度も作っているレシピをご紹介。
1:洋にも和にも、アジアンな味付けにも合う!
<冷製>トマトの梅酢風味パスタ(所要時間10分)
材料(1人分)
・ZENBヌードル<細麺> 1束(80g)
・トマト缶(ダイスカットタイプ。ちなみにこれはカルディの定番。安い時だと約100円)1/2缶
・ピーマン(お好みの量)
・オリーブ油、梅酢、塩、黒胡椒
(梅酢がない場合は、叩いた梅干しと塩で調整を)
(1)お湯を沸かしてZENBヌードルを茹でる(塩は不要)
(2)ピーマンを細切りにして塩で揉んでおく。
(3)冷製トマトソースを作る。トマト缶に梅酢を適量(トマト缶1缶に、大さじ1と1/2が目安)入れ、味を調整。オリーブ油を少量加えてコクを加えよく混ぜておく(だけ!)。時間があれば冷蔵庫で冷やす。
(4)表示時間通りに茹でたらザルに取り、流水でよくすすいでヌメリを流し、水をよく切る。
(5)トマトソースに麺を入れ、ピーマンを乗せたら黒胡椒をたっぷりひく。お好みでタバスコなど辛味を加えても。
トマト缶は加熱しなくても十分美味しいので、火を使いたくないこの時期に重宝。梅酢の酸味と塩味が加わることで、トマトの旨味がグンと深まります!黒胡椒をたっぷり加えて味を引き締めるのもポイント。
ごま油風味のビビン麺(所要時間8分)
材料(1人分)
・ZENBヌードル<細麺> 1束(80g)
・キムチ、キュウリ、卵黄
・白だし、豆板醤、酢、すりゴマ
・ごま油
(1)お湯を沸かしてZENBヌードルを茹でる(塩は不要)
(2)キュウリを細切りにしてキムチと合わせ、調味料とすりゴマを加えて和え、味を整える。
(3)麺を表示時間通りに茹でたらザルに取り、流水でよくすすいでヌメリを流し、水をよく切る。
(麺を絞るようにして、よく切るのが最大のポイント!)
(4)麺にごま油をまわしかけて、和えておく。そこに具を乗せ、最後に卵黄を。
麺と具材をよく混ぜて食べるとたまらなく美味しい!麺にごま油をまぶしておくことで、最後まで麺がくっつかず美味しく食べられます。
2:グルテンフリーで低糖質。だから罪悪感なし!
この時期はそうめんや冷うどんが大好き!……なのですが、自分のふっくら体型を思うと罪悪感が伴うのも事実で。その点この麺は原材料が「100%豆」なので、グルテンフリーで低糖質。サイトによると、そうめんに比べて糖質48%オフだそう。だから、罪悪感がないんです(笑)。
さらにこの麺、黄えんどう豆とその“皮”からできているそうで、「植物性たんぱく質」が豊富(13g)かつ、食物繊維も1日の必要量の約半分(14g)が摂れちゃいます。
年齢的にも「たんぱく質をしっかり摂る」というのを日々の目標にしていることもあり、これは嬉しい!
3:麺の茹で汁がスープに!
さらに嬉しいのが、麺の茹で汁が美味しいスープになること!ようは「豆の茹で汁」ってことなので、適度なコクとトロミがあって、豆の出汁がたっぷり。
麺とスープが一度に作れるところも、忙しいランチに手間いらずです。
納豆としめじの和風あえ麺
麺と一緒にしめじ(冷凍保存してあります)を茹で、茹でて水を切った麺に「白だし」を絡め、具材(納豆としめじ)乗せ、最後に卵黄を乗せるだけ。
麺の「茹で汁」に粉末の鶏ガラスープを少量加え、ネギを散らして仕上げに黒胡椒をガリっと。これで美味しいスープの出来上がり。
4:袋の中の麺が「束」に分けられてる
この「束になってる」麺、パスタではあまり見かけないですよね。そうめん方式?というのでしょうか。この「測らなくていい」っていうのも、地味に嬉しいポイント。
しかも1束80gの、ほどよい量。自分で作ると、ついつい1人前100g にしてしまいがちなパスタだけど、このくらいの量が適正量、なんですよね、本当は。
アウトドアマガジンといえばコレ!の『BE-PAL』(ネットも充実しています!)には、私たちのいつもの暮らしにも使える便利グッズや、知ってると役立つ色々が満載。
最新号『BE-PAL』8月号には「初夏の高原をテント泊で歩く、ハイク&キャンプ」という企画が。登山前に地元食材を調達、ホットサンドメーカーなども駆使しながら、美味しく食べているリアルレポートが美味しそう!普段あまりアウトドアに馴染みがない私ですが、こういう“プロ発”の愉しみ方を教えてもらうと、俄然興味がわいてきます。
付録の、Foxfireコラボ「アウトドア“防滴”バッグ」も、子どもとの夏のお出かけに色々使えそうなので、こちらもおすすめ。
趣味は料理、スポーツ観戦と旅に出ること。食いしん坊。『Oggi』や『美的』で美容やファッション担当として20年ほど女性誌を編集、2018年からkufura編集長に。2021年4月〜2022年10月にはラジオJ-WAVEで毎朝の生番組のナビゲーターも。インスタグラム@sizukuishii