冷蔵庫下段の収納は毎日使うものや子どもが手に取るものを
nullまずはダイソーの「缶ストッカー」を使ったビールの収納!
我が家は夫もわたしもビール好き。休肝日を除いて、毎晩1本ずつビールを飲みます。夕飯の後に仕事をしたいときはノンアルコールビールを飲むようにしているので、冷蔵庫には常にビールとノンアルコールビールをストックしています。
飲んだ分だけ補充しているものの、気がついたら冷蔵庫の奥にあるのがノンアルコールビールだけ、ということもあり、“見づらい”だけでなく“奥の冷えたものを手前にして奥にストックする”という作業がかなりの手間。でも、冷蔵庫の容量と入れたいものを考えると、大がかりなビールストッカーは使いたくない……。
そこで、Instagramで見つけた『ダイソー』で人気の「缶ストッカー」を試してみることに。
奥行きも高さもちょうどよく、冷蔵庫の下段にぴったり収まるサイズ。350mL缶が4本入るのですが、いつものように奥にノンアルコールビール2本、手前にビール2本を入れても、持ち手があるので冷蔵庫から取り出しやすい!
ビールを取り出す機会がもっとも多く、かつビール補充係でもある夫は、使い勝手のよさに大満足。
難点があるとしたら、縦にも横にも置けるようにするためか、ちょっと深く入る設計になっているので、缶ストッカーからビールを取り出すときに少しだけ取り出しづらいことくらいです。わたしは、底部分から指で押して取り出すようにしています。
セリアの「ハーフラッカー」と「ハーフトレイ」の使い勝手は
ビールの収納場所が決まったので、次はローリングストックとして常備している納豆などを収納します。
我が家の息子は、小腹がすいたときに納豆を食べることがしばしば(納豆ごはんではなく、あくまで納豆単体を食べています)。そのため、納豆はいつも手に取りやすい冷蔵庫下段に置いているのですが、息子が食べた後に同じところに戻さず、納豆が行方不明になりがちなのです。
そこで、スライドできるストッカーに入れて、“納豆の定位置”をつくることに。『セリア』で見つけた「A4 ハーフラッカー」と「A4 ハーフトレイ」を組み合わせ、2段使いしてみました。
実際に入れてみると、3個入りの納豆のパックはそのままだとストッカー上段には収まらないことがわかりました。ばらして下段に入れてみると、ちょうど3個がピッタリ収まります。まさにシンデレラフィット!
上段にはもずくやめかぶなど、小さめのパックをそのまま入れることに。引き出し式のストッカーを入れると“冷蔵庫収納に気配りしてる”感が出て気分が上がります。
が、ひとつ大きく残念なのが、この引き出し式ストッカーがかなり場所を取るということ……。収まりがよくなったのはうれしいけれど、冷蔵庫全体の収納スペースは圧迫してしまうことがわかりました。常に冷蔵庫にものがいっぱい、という方には向いていないかもしれません。
冷蔵庫中段・上段はスペース効率&取り出しやすさを重視
nullセリアで見つけた「冷凍庫用 フリーザースタンド」でパウチを立てて収納
我が家の冷蔵庫には、忙しいときと防災用を兼ねて、すぐに食べられるパウチのお惣菜やスープを常備しています。便利なのですが、パウチは冷蔵庫では収納しにくい! 賞味期限の近いものが上になるように重ねて置いても、いつのまにかなだれのように崩れていることが……。
これならなんとかなるかも、と『セリア』で買ったのが「冷凍庫用 フリーザースタンド」。スライド式で幅を変えられるので、ストックの増減に合わせて立てて収納できると期待!
立ててみると、筑前煮などのお惣菜パウチは庫内の高さに合わないことが判明。横にしてみたものの、スタンドの幅から飛び出すのが気になって、結局パウチの上部を折り込んで収納することにしました。
ストックするときに多少面倒なものの、何から使うべきかがわかりやすくなったので、ストックの回転はしやすくなりました。
ダイソーのキッチンコンテナとキッチンポット、 セリアの味噌ストッカーをフル活用
身長がさして高くないわたしにとっては、上段や中段は、とにかく“奥にいけばいくほど使いづらい”もの。奥と手前で置くものを分けてしまうと、奥に入れたものを使わずに放置してしまうこともあります。
とにかく“取り出しやすくする”を目標に購入したのが、
・「キッチンコンテナスリム」(900mL)
・「SKキッチンポット スリム」
・「味噌ストッカー」(750mL)
の3種類。「キッチンコンテナスリム」「SKキッチンポット スリム」は『ダイソー』、「味噌ストッカー」は『セリア』で見つけました。
『ダイソー』の「キッチンコンテナスリム」は、デザートのプリンなどがぴったり収まるサイズ感。子ども用のデザートは下段に、大人用のごほうびデザートは上段に入れるべく、2個買いました。
取っ手がついているので上段に入れても出しやすいのがうれしい! 欲を言えば、半透明なら残っているデザートがひと目でわかって、より管理しやすくなりそうです。
次は、今回の冷蔵庫収納でどうしてもやりたかったことのひとつ! “スライスチーズの収納”です。『セリア』などで「スライスチーズケース」も発売されていますが、冷蔵庫から取り出すときのラクさを考えると“取っ手つき”が欲しい! そこで、調味料などを入れるキッチンポットを活用することに。
キッチンポットはいろいろなサイズがありますが、『ダイソー』の「SKキッチンポット スリム」は一般的なスライスチーズを入れるのにぴったりなサイズ感です。
冷蔵庫から取り出すときもポットから取り出すときも、ひとつひとつのアクションがラクにできるようになり、大満足!
『セリア』で購入した「味噌ストッカー」は、本来の味噌を入れるためのものと、小さなドリンクを入れるために2個買いしました。
我が家だけかもしれませんが、小さなドリンク類はそのまま入れておくと、他のものを取り出すときに倒れたり、知らない間に奥へと紛れ込んでしまったり……(そして存在を忘れ去られたり……)。
画像は夫のためのウコンドリンクが入っていますが、乳酸菌飲料や、夏はアイスコーヒーのポーションなどを入れるのにも便利です。
冷蔵庫のドアポケット収納にも100円ショップアイテムを投入
nullセリアの薬味チューブケースと仕切りケース、マヨケチャホルダーで収納力UP
最後は、ドアポケット。最近の冷蔵庫はドアポケットの収納力が高いものの、ドリンクや調味料を入れていくとどうしてもごちゃごちゃになりがち。
試行錯誤を重ねてたどり着いたのが「薬味チューブケース シングル 3P」「冷蔵庫ポケットの仕切りになるケース」「マヨケチャホルダー」(すべて『セリア』で購入)。
「薬味チューブケース シングル 3P」と「冷蔵庫ポケットの仕切りになるケース」は、ドアポケットのサイズや使い勝手を考えて、どちらも外付けに。結果、これがとても良かったんです!
薬味チューブケースを中に入れると、薬味チューブをそのまま入れるよりも収納力は下がってしまいます。外付けにすることで、収納力がUPしてごちゃごちゃが解消されました。
また、「冷蔵庫ポケットの仕切りになるケース」にはミニパックのドレッシングやスープなどを入れています。こういったパックは使わないまま「え、これいつのだっけ……」と捨ててしまうことも多かったのですが、外付けで見やすくなった分、きちんと使い切ることができるようになりました。
マヨネーズはキャップ側を下に向けて「マヨケチャホルダー」に。
ただ、画像をよく見ていただければわかるのですが、我が家の冷蔵庫のドアポケットは上が少し外側に反っているため、ホルダーがきちんとはまりませんでした。
とはいえ、マヨネーズのキャップ側を下に向けてそのままドアポケットに収納するよりは、確実に安定感が出ます。ドアポケット収納を考えている方は、まずは冷蔵庫のドアポケットの形状も確認してみるといいと思います。
番外編:お弁当用お肉やおかずの収納も一緒に見直し
nullダイソーの「小分け保存容器」がお弁当に使える
最後に、冷蔵庫収納のために『ダイソー』『セリア』を巡っているときに「使える!」と思って買ったのが『ダイソー』の「小分け保存容器」。
夫と子どものお弁当用の肉や、調理済みの惣菜などの保存にちょうどいいマスの大きさ。さらに、保存のときに邪魔にならない薄さに一目惚れしました。
夫も子どももお肉が大好きなので、昼食と夕食は“ガッツリ系”おかずが必須の我が家。大量のお肉を買って、お弁当用に小分けに保存しておくことで、計画的にお肉を使えるようになりました。
画像はありませんが、4マスの保存容器にはすぐに調理できるように下ごしらえした野菜や、夕飯時に一緒に作っておいた惣菜を入れるようにしています。2マスずつにおかずを2種類入れておくと、翌朝のお弁当作りがかなりラクになりました!
今回、「冷蔵庫の収納を見直そう」と思い立って『ダイソー』と『セリア』を巡りましたが、驚いたのが収納アイテムの種類の多さ。目を引くアイテムも多い一方、実際、買ってみて「これは使いづらいな」と使わなかったものがあったのも事実です。
1つ110円という安さではあるものの、やはり失敗は避けたいもの。やってみてわかったのは、“どのように収納したいか(見やすさ・取りやすさ)”と“冷蔵庫の容量や形”をよく見極めること。特に後者は、冷蔵庫のスペースを撮影してからショップに行ってみるのも有効かもしれませんね。