【写真1】
小麦粉・砂糖・バター・全卵を混ぜて作られる「マドレーヌ」。生地の型にホタテ貝を使ったことから、ホタテ貝をイメージした貝殻型が定着した……と言われています。
【写真2】
「フィナンシェ」にはアーモンドパウダーが使われるのが特徴で、卵は卵白のみ使われることが多いよう。
【写真3】
“フィナンシェ”という言葉は、フランス語でお金持ちや金融家を意味する言葉。金融家たちが背広を汚さずに食べられるものとして作られたお菓子で、あの四角い形は金塊をイメージしているという説がある。
【写真4】
マドレーヌは全体がふんわりしっとりしていて、フィナンシェの方は表面がサクッと、中がふんわりしていますが、この違いを生んでいるのがバター。マドレーヌには溶かしバターを、フィナンシェには焦がしバターを使うのが一般的で、風味や食感に違いが生まれる。
【写真5】
ということで、マドレーヌとフィナンシェは似て非なるものでした。バターの風味に注目しながら食べ比べ……なんてティータイムを楽しんでみるのもいいかも!?