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乗せる側も悩む!? 「家族以外の人を車に乗せる時」の費用分担、多かったのは「お金は一切もらわない」

車に家族以外の人を乗せる際、ガソリン代や高速代、運転代などの費用をどう分担するかは、多くの人が悩む問題です。特に長距離ドライブや頻繁に他の人を車に乗せる場合、どのように費用を分担すればよいか気になるところでしょう。

今回は、20~60代の男女469人を対象に実施したアンケート結果をもとに、家族以外の人を車に乗せる場合の費用分担に関する実態を紹介します。前回の「乗せてもらう場合」の調査結果と合わせてご覧ください。

家族以外の人を車に乗せるとき、どうしてる?

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まず、家族以外の人を車に乗せることがどのくらいあるかを調査しました。

【家族以外の人を車に乗せることはありますか?】

よくある・・・3.6%(17人)
たまにある・・・27.1%(127人)
ない・・・8.5%(40人)
ほぼない・・・31.8%(149人)
運転をしない・・・29.0%(136人)

家族以外の人を車に乗せることについて、「よくある」と答えた人は3.6%という結果に。「たまにある」と答えた人は27.1%でした。約3割の人々が、家族以外の人をたまに乗せることがあると回答しています。一方で「運転をしない」と答えた人は29.0%と、車を使わないライフスタイルを送っている人も少なくないことが分かります。

続いて、実際に家族以外の人を車に乗せた際の費用分担について聞きました。

【家族以外の人を車に乗せる時、ガソリン代、高速代、運転代はどうしていますか?(複数回答可)】

1位:一切払ってもらわない・・・33.3%(48人)
2位:ケースバイケースで対応している・・・25.0%(36人)
3位:ガソリン代、高速代を折半して払ってもらう・・・11.8%(17人)
4位:払おうと言われても、断っている・・・6.3%(9人)
5位:その他・・・4.9%(7人)
6位:ガソリン代のみ折半して払ってもらう・・・3.5%(5人)
7位:高速代のみ折半して払ってもらう・・・2.8%(4人)
8位:ガソリン代、高速代を折半し、運転代は気持ちもらう・・・2.1%(3人)
9位:お金の代わりに何かギフトをもらうことにしている・・・2.1%(3人)
10位:ガソリン代、高速代を全部払ってもらう・・・0.7%(1人)

最も多かった回答は「一切払ってもらわない」で33.3%でした。次いで「ケースバイケースで対応している」が25.0%で、状況や関係性に応じて柔軟に対応する人も多いことが分かります。ガソリン代や高速代を折半するという意見も一定数あり、費用の公平な分担を重視する傾向も見受けられます。さらに、金銭的なやり取りを避ける代わりにギフトをもらうという人も少数派ながらいました。費用負担に対するアプローチはさまざまで、相手との関係や状況によって対応が変わるようです。

それでは、各意見を詳しく見ていきましょう。

一切払ってもらわない

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「払わなくていい。そのつもりで乗せてはないから」(34歳女性/総務・人事・事務)

「一人で行っても何人で行っても変わらないので、特に払ってもらうことはない」(68歳男性/その他)

「請求するのもいやらしいから」(57歳男性/出版・マスコミ関係)

「面倒くさいので気にしない」(57歳男性/コンピューター関連技術職)

「お互い様だから良いと思う」(63歳女性/主婦)

ガソリン代や高速代などは「どうせ自分も使うもの」と、わざわざ請求するほどではないと考えたり、「今回は自分が出すけど、別の場面で相手が助けてくれるかも」といった持ちつ持たれつの考え方から、金銭的なやり取りは不要と考えている人が。

乗せた側的には「お金はいいんです」。

ケースバイケースで対応している

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「基本的には不要(どうせ一人でも乗るつもりだから)。コーヒーやパンを買ってもらうくらいでいい」(53歳男性/総務・人事・事務)

「相手の収入や懐具合、関係性、性格等を考慮して、概算値で決める」(60歳男性/会社経営・役員)

「一緒に行ってもらえるだけでいいので要求しません。相手がよこしたら固辞しますがどうしてもと言われたら受け取ります」(63歳女性/主婦)

「あとくされがないように。申し出されたら断らずにちょっと少なめでもらう。気心の知れた人しか乗せないようにはしている」(51歳女性/主婦)

「走行距離など、その時の状況により決める」(67歳男性/その他)

「普段使い程度は自分で持ちます。泊まりがけの旅行などならばガソリン代や高速代は折半します」(55歳男性/その他)

状況や関係性に応じて費用分担を決定するという声もありました。ドライブの目的を踏まえたうえで、負担額を決めているとのこと。「コーヒーをおごってもらう程度で良い」や「最初は断るが、どうしてもという場合には少額を受け取る」といった意見もあり、過剰な費用請求を避ける一方で、相手の好意を受け入れるバランスを取っているようです。

「運転が好きだから、お金は一切いらない」という人も。

ガソリン代、高速代を折半して払ってもらう

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「長距離の場合はあらかじめ折半するということを確認しておいたほうがいいと思う」(50歳男性/営業・販売)

「長距離の場合、ガソリン代、高速代だけ折半してもらえたらいい」(69歳男性/総務・人事・事務)

「すべて折半が気を使わずに済む」(57歳男性/営業・販売)

「揉めないように折半がベスト」(60歳女性/主婦)

費用を公平に分担すべきだという意見がこちら。特に長距離ドライブでは、事前に折半を決めておくことで金銭面の不安を解消でき、後々の気まずさを避けられます。また、双方の負担を軽減できる点もメリットです。

長距離の時、乗せてもらう側は少しでも労いたいものです。

払おうと言われても、断っている

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「私も乗せてもらうから、いちいちガソリン代のことを言わないようにしています」(45歳女性/その他)

「一人でドライブするつもりで乗せているので支払わなくてよい」(58歳男性/コンピューター関連技術職)

「誰を乗せてもお金はもらわない」(65歳男性/会社経営・役員)

相手が費用の分担を申し出ても断るという人も一定数いました。気を使わせたくなかったり、親しい関係性であれば、金銭のやり取りは不要と考えているようです。

このほか、「自分も行きたい時はもらわないが。その人の為行くのであればガソリン代をもらう」(62歳男性/その他)、「いつもお世話になっている人なら支払いを求めないが、長距離の旅行でそれほどお世話になっていない人ならガソリン代の割り勘を事前に提案する」(68歳男性/その他)など、自分の中であらかじめルールを設けている人もいました。

「面倒くさいからいらない!」というサバサバ系も。

家族以外の人を車に乗せる際の費用分担は、状況や関係性により、そのときどきで異なるようです。最も多かったのは「一切払ってもらわない」という回答でしたが、ケースバイケースで柔軟に対応する人も多いことが分かりました。関係が近いほど費用を気にしない傾向がありますが、事前にある程度のルールを決めておくことで、乗せる側と乗る側の両方が気持ちよくドライブできるのではないでしょうか。

ナカムラミカ
ナカムラミカ

エディター/ライター。大学在学時からライターとして活動、気付けばもうすぐフリーライター歴20年。webサイトや書籍の編集・ライティングなどを担当。料理と暮らしまわりの手仕事が趣味。根っからのインドア派だが、3児の母となりアウトドアの楽しさにも目覚めたところ。

 

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