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「不倫話に辟易」「マルチ勧誘された」学生時代の友だちとの縁を切ったことがある人は約4割!? 男女500人の絶縁エピソード

あなたは、これまで誰かと「縁を切った」経験はありますか? kufuraが男女500人に「縁を切ったことがあるか」というアンケート調査を実施したところ、驚きの半数の人が経験があると回答しています。

職場、恋人、友だち、ママ友、家族など私たちの生活に人間関係はつきものですが、すべての人とうまくやれるとは限りません。また、ある日突然相手の態度が変わってしまうこともあり得ます。しかし「縁を切る」というのは、よほどなことですよね。今回は、その理由を深堀りしていきます。

約4割の人が縁を切った相手は「学生時代からの友だち」

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縁を切った相手で1番多かったのが「学生時代からの友だち」でした。理由のひとつは友達が不倫をしていたこと。不倫を正当化し、堂々と公言している姿勢に嫌気がさしてしまったという回答が寄せられています。

「不倫相手が自分を束縛することを誇らしげに自慢してきたのが、すごく不快でした。もう聞きたくなかったので、連絡ができないようにしています」(46歳/総務・人事・事務)

「異性関係にだらしない友達に利用され続けたので、私から文句を言って口論に。そのタイミングで連絡先を変え、関係を絶ちました」(42歳/その他)

「ご夫婦共に学生時代からの友だちなのに、奥さんのほうから不倫している話を聞かされました。不倫相手とは遊びで、旦那と別れる気はないから、内緒にしてねと言われ、旦那さんを裏切ってる気分になったので縁を切りました」(50歳/総務・人事・事務

学生時代は無邪気な会話ができていたのに、マルチ勧誘、不倫……ちょっと価値観が変わってしまったのかな?と思ってしまいますよね。

お金や勧誘がきっかけに

お金の貸し借りや、必要以上の勧誘など、相手の身勝手な行動によって関係が崩れてしまうパターンもあります。

「マルチにハマった友人が私の別の友人のことまで勧誘してきたので、縁を切りました」(48歳/その他)

「お金を貸しても返さない。もうあげたものとして諦め、縁を切りました」(50歳/営業・販売)

「大金を得てから変わってしまいました。何かにつけて自慢話をするようになり、お金がない人を見下すような発言をすることに耐えられなくなりました」(46歳/その他)

例え低額でも、貸したほうからしてみたらずっとモヤモヤは残ります。どんなに深い仲でもお金の貸し借りはしたくないものです。「愚痴ばかり聞かされる」、「約束を守らない」といった「友だちだから許されるよね」という軽率な対応が続いたことで見切りをつけている人も。

長い付き合いだからといっても、甘えすぎてしまうと知らず知らずのうちに相手の負担になっていることがありそうです。

職場での関係はドライに。プライベートまで介入はNG

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会社の同僚、仕事で出会う相手と縁を切ったエピソードとして断トツに多かったのは、プライベートでのトラブルでした。

「一緒に仕事している人が、勝手に個人情報を漏らしていました」(69歳/会社経営・役員)

「仕事相手が生活に困っているのは知っていたが、金銭要求の頻度が多く、私自身が精神的に疲れてきたので、そのことを伝えて連絡を絶ちました」(38歳/営業・販売)

「私生活にしつこく割り込んでこようとする同僚が居たので、鬱陶しくなり距離を置きました」(57歳/金融関係)

仕事だけの付き合いではうまくいっていても、プライベートになると話は別。職場では見られない相手の一面がプラスに働けばいいですが、マイナスに見えてしまうこともありますよね。縁を切っても会社は簡単に辞めにくい……。トラブルが起きないためにも一線を置いて付き合うのが策なのかもしれません。

職場の人間関係トラブルは縁を切ることでストレスが無くなるなら、それもひとつの救済手段。

意外と多い!? 親、兄弟と縁を切る理由とは

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親子や兄弟、親戚とのトラブルは閉鎖的な環境で起こることが多いため、解決策が見つからない場合が多いそう。子ども側から縁を切りたいと申し出るときには、虐待や差別など精神的な理由が圧倒的。

「妹は、自分のフラストレーションを晴らすために私を標的にしがちでした。それを母親に訴えても妹側に立つばかり。身を守るためには遠ざかるしかありませんでした」(59歳/主婦)

「兄弟がいつも上から目線で話してくるのが嫌になりました」(59歳/その他)

「兄弟は、モラハラをしてくる人でした。母が亡くなった後、相続を放棄する代わりに、兄弟と接見禁止の合意をしてもらいました」(68歳/その他)

子どもの頃は仲良く遊んでいた兄弟・姉妹でも、お金が絡むと険悪に……。

お金問題は親族でも根深い

友人関係でも問題になりましたが、ここでもお金が関わることで解決できない問題に発展しています。

「親戚と二世代に渡る金銭的因縁で決裂。自分も自然と親戚に嫌悪感を抱いていました」(34歳/その他)

「お金の話ばかりしてくる親戚がいました。その人から、いろいろと迷惑をかけられていたので、ハッキリ縁を切りたいと言いました」(53歳/金融関係)

お金にルーズな人とは、血の繋がりがあっても関わりたくないもの。結婚や離婚をきっかけに縁を切る決意をする人が多いようでした。返済を要求する場合には専門家の力を借りるのも手かもしれませんね。

ママ友、ご近所さん、SNS…。縁を切りたくなる人の特徴は!?

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「ママ友に嘘つき呼ばわりされました。それまでは親しくしてたのですが、すうっと冷めました。振り返ってみれば、ずっと下に見られていたことに気づき、なんでこんな人と付き合わなきゃいけないのかと思いました」(49歳/主婦)

「小学校の役員をしたときに嫌なことをたくさんしてきたママ友がいました。その人とは、一生関わりたくないと思っています」(51歳/主婦)

「いろいろと家の詮索をしてくるご近所さんとは関わらないようにしています」(64歳/会社経営・役員)

「私は洋裁が得意なのですが、SNSで知り合った人に何度も無料で服を作ってくれと言われたことがありました。それを拒否すると不機嫌になって、私の悪口を周りに言いふらすので縁を切りました」(34歳/総務・人事・事務)

アンケートで寄せられた回答を見ると「縁を切りたい人」は、相手に対してウソをついたり、横柄な態度をとったり、自分のことばかり優先する人。また、浅い関係にもかかわらず、詮索してくる人も避けられる傾向にあるようです。

穏やかなコミュニケーションがとれない関係は、縁を切ってしまってもいいのでは?

「縁を切ります」と伝えない人が多い

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縁を切る方法として、ほぼ全員が「連絡を取らない」を選択していました。相手に「連絡をしないで欲しい」と伝える人は少数で、何も言わずにLINEをブロックしたり、メールがきても無視するというパターンがほとんど。

わざわざ意思を伝えてトラブルが起きるほうが面倒なので、相手の知らない間にフェードアウトしているようでした。

対面で縁切りするのはレアケースのようです。

できることなら友好関係にある人と、縁を切るような関係になりたくはありません。それに自分が「縁を切られる側」にもなりたくないですよね。良好な人間関係を築くには一方的になりすぎず、親しき仲にも礼儀ありの精神で相手と向き合っていきたいものです。

中山夏美
中山夏美

山形県出身在住。一児の母。出産を機に2020年に東京からUターン。アウトドアとエンタメを得意とするライター。雑誌やWEBメディアに携わる。

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