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「既読スルー」に、もやもやする?実際は、「忙しいのかな?」と考えるポジティブ派が多数だった

友達や家族の連絡手段として欠かせないアプリ「LINE」。とても便利なツールである一方で、コミュニケーショントラブルの原因になることも多いですよね。中でも「既読スルー」は、多くの人が経験したことがある"もやもや経験"なのでは? 一方で、忙しい毎日を送る人にとっては「既読スルー」は仕方ないことと考えている人も多いのかもしれません。

そこで今回は、20代~60代までの男女573人に「既読スルー」についてのアンケートを実施。「既読スルー」した経験、された経験、「既読スルー」に対してどんな印象を持つのか、みんなの実体験を聞いてみました。

「既読スルー」した経験あり46%、された経験あり40%

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まずは「既読スルー」について、「した経験」と「された経験」の有無を調査したところ以下のような結果に。

LINEで既読スルーをしたことがありますか?

「ある」……266人(46.4%)
「ない」……273人(47.6%)
「わからない」……34人(5.9%)

LINEで既読スルーをされたことはありますか?

「ある」……228人(39.8%)
「ない」……237人(41.4%)
「わからない」……108人(18.8%)

既読スルーを「したことがある人」も「されたことがある人」も半数以下であることが判明。また「既読スルー」されたことについて「わからない」と答えている人も2割近くいたことから、返信の有無については意外と気にしていない人が多いことがわかりました。

既読スルーをした相手、「友人」が半数、「配偶者」は約3割

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既読スルーをした経験者266人と既読スルーをされた経験者228人に、その相手について尋ねたところ、どちらも「友達」が最も多く半数以上と判明。次いで「配偶者」が3割程度、「親」が2割程度という結果になりました。既読スルーの相手について、トップ10は以下の通り。

既読スルーをしたことがある人をすべて選んでください。

1位 「友達」……135人(50.8%)
2位 「配偶者」……73人(27.4%)
3位 「親」……63人(23.7%)
4位 「会社関係」……49人(18.4%)
5位 「きょうだい」……48人(18.0%) 
5位(同率) 「勧誘」……48人(18.0%) 
7位 「顔見知り」……40人(15.0%)
8位 「子ども」……22人(8.3%)
9位 「恋人」……16人(6.0%)
10位 「ママ友」……13人(4.9%)

あなたが既読スルーされたことがある方をすべて選んでください。

1位 「友達」……134人(58.8%)
2位 「配偶者」……69人(30.3%)
3位 「親」……46人(20.2%)
4位 「きょうだい」……41人(18.0%)
5位 「会社関係」……37人(16.2%)
6位 「子ども」……32人(14.0%)
7位 「顔見知り」……29人(12.7%)
8位 「恋人」……22人(9.6%)
9位 「ママ友」……9人(3.9%)
10位 「義母・義父」……7人(3.1%)
10位(同率) 「親戚」……7人(3.1%)
その他……13人(5.7%)

トーク画面を見ないと既読がつかないので、プッシュ通知を見て済ませている人もいるとか。

既読スルーで「もやもや」派は少数、「忙しい?」派が多数

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既読スルーをされた経験がある228人に、その時の気持ちについて尋ねてみたところ、意外とネガティブにとらえる人は少なく、4割以上の人が「忙しいのかな?と思う」と回答。「何も感じない」「どうでもいい」という人も2~3割いることがわかりました。

一方で「もやもやする」と回答したのは4人に1人。「無視されているのだと思う」「自分のことを避けているのでは?と思う」と答えている人もそれぞれ1割程度いることから、ネガティブな気持ちになる人も一定数いることがわかります。以下、みんなの気持ちをランキングでまとめてみると……

既読スルーをされた時のあなたの気持ちに当てはまるものをすべて選んでください。

1位 「忙しいのかな?と思う」……97人(42.5%)
2位 「何も感じない」……61人(26.8%)
3位 「もやもやする」……57人(25.0%)
4位 「どうでもいい」……45人(19.7%)
5位 「体調が悪いかと心配する」……29人(12.7%)
6位 「無視されているのだと思う」……26人(11.4%)
7位 「自分のことを避けているのでは?と思う」……25人(11.0%)
8位 「むかつく」……20人(8.8%)
9位 「縁を切りたいのだと思う」……12人(5.3%)
10位 「愛情がなくなったのだと思う」……8人(3.5%)
その他…2人(0.9%)

子育て中のママは、なかなかこまめにスマホチェックができません。

この結果、どう思いましたか?

できれば「既読スルー」はされたくないもの。とはいえ、忙しく過ごす人にとっては、「あとで返信するつもりが忘れた!」とか「忙しくて返信する暇がなかった」というケースも多いのが現実でしょう。

相手の状況や性格を知ったうえでの「既読スルー」であれば、お互いが納得できることで済むでしょう。でもそこまで親しくない相手に「既読スルー」をすると、誤解が生まれたり、そこからトラブルになる可能性があることは確かです。自分が思っている以上に深く考えてしまう人がいることも念頭に置いておくべきでしょう。

忙しい状況であっても一言返信をしたり、スタンプで見た旨を送るだけでも相手への印象は変わるはずです。相手とよりよい関係を続けていくためには、LINEを使うマナーとして、メッセージには何かしらの反応を残すことが大切と言えそうですね。

ちえ
ちえ

エディター・ライター歴20年以上。女性誌やアウトドア雑誌、情報誌、スポーツ誌(自転車雑誌、水泳雑誌)などで執筆。2017年から主人の仕事に帯同しアメリカに移住。小学生の男児、中学生の女児とともに、異国の地での生活に奮闘しながら、執筆活動も継続中。現在はニュースや海外生活情報などを担当。アウトドアと旅行が大好き。趣味はパン作り。

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