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「姑と良好な関係を保つため」夫の悪口を言わない、話をしっかり聞く…妻たちが意識的にしていること

夫を介し、縁あって家族になった夫の母(姑)。家族になったからにはいい関係を築いていきたいものですが、やはり元は他人ということもあり、円満で良好な関係を保っていくためには、お互いにそれなりの努力が必要です。そこで今回『kufura』では、20~40代の既婚女性190人に「姑と良好な関係を保つために意識的にやっていること」を聞いてみました。

こまめに連絡をしてコミュニケーションを取る

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「季節の変わり目など、こちらから頻繁に連絡を取るようにしています。最近では、姑からもちょっとしたことで連絡が来るようになりました」(30歳/広報・宣伝)

「こちらからまめに電話をするなどして姑の話し相手になることで、仲良くなれていると思います」(45歳/主婦)

「定期的に電話をしています。遠くてなかなか会うことはできなくても、常に気にかけているという気持ちは伝わるようで、関係が悪くなることもありません」(33歳/その他)

「定期的に電話で子どもの様子を伝えたり、姑が子どもと会話する機会を設けるようにしています。子どもを介してやり取りすることで、お互いに穏やかな関係が築けていると思います」(38歳/主婦)

「こまめにLINEを送って、子どもの写真を見せるようにしています。『遠く離れていても、子どもの成長を見ることができて嬉しい』と姑にも喜ばれます」(38歳/主婦)

「姑とは、普段からこまめにメールのやり取りをしています。お互いに気軽にメールのやり取りをすることで、フレンドリーな関係になれたと思います」(38歳/主婦)

良好な関係を築くためには、やはり密なコミュニケーションが大切です。電話やメール、LINEなどで連絡を取ることで、お互いの状況を把握することができるのはもちろん、そこでの会話を通じて嫁と姑の仲も深まります。こまめに連絡を取ることで、嫁の「いつも気にかけています」という気持ちが、姑にもしっかり伝わるようです。

自分から積極的に会いに行って姑との交流を深める

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「夫がいなくても、子どもを連れて義実家に顔を出すようにしています。子どもがいるだけで会話も弾むし、子どもを会わせることで姑にも喜んでもらえます」(33歳/主婦)

「子どもを連れてちょこちょこ義実家に行くようにしていたら、姑も孫に会えて嬉しかったようで、以前よりもフレンドリーになりました」(36歳/その他)

「週に1回は義実家を訪問するようにしています。こまめにコミュニケーションを取ることで、お互いによく話をするようになりました」(38歳/主婦)

「毎週、カフェでいっしょに朝ごはんを食べています。定期的に会う習慣ができて、お互いをより深く知ることができ、前ほど気も使わなくなりました」(29歳/金融関係)

「週に1回は会いに行って、いっしょにごはんを食べています。徐々にお互いのことがわかってくるので、今ではいろいろと相談し合える仲になりました」(24歳/主婦)

「休みが合うときは、いっしょに出かけて食事をしたり、お茶をしたりして交流を深めています」(31歳/主婦)

近くに住んでいる場合は、ときどき義実家に顔を出したり、姑といっしょに出かけるなどして交流を深めるのがおすすめ。最初はちょっと面倒に感じるかもしれませんが、回数を重ねることでお互いへの理解が深まり、会話も弾むようになります。お子さんがいる場合は、子どもを介してコミュニケーションを取るといいでしょう。

母の日や姑の誕生日などにはプレゼントを欠かさず贈る

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「誕生日や母の日のプレゼント、お中元、お歳暮を欠かさないのはもちろん、義実家に行くときは、姑の好物をお土産に持っていくようにしています。これだけで姑の機嫌が良くなるので、嫁姑関係もまずまず良好です」(24歳/その他)

「子どもの写真をこまめに送ったり、誕生日にプレゼントを贈るようにしています。姑の好きな花をプレゼントすることが多いのですが、後日『花が咲いたよ』などの連絡があり、そこから会話も弾みます」(23歳/公務員)

「日ごろから姑の好きなものをリサーチし、欲しがっていたものを誕生日や母の日などに贈るようにしています」(40歳/主婦)

「お中元や母の日のプレゼントなど、まめに姑に贈り物を贈って気にかけるようにしています。姑も毎回すごく喜んでくれて、嫁姑関係も良くなりました」(49歳/主婦)

「姑の誕生日には、プレゼントに感謝の気持ちを伝えるメッセージカードを添えるようにしています。おかげで、姑からも感謝の言葉をもらうことが増えました」(28歳/その他)

贈り物をもらって喜ばない人はいないので、姑の誕生日や母の日などには、忘れずにプレゼントを贈るといいでしょう。日ごろの感謝を伝えるメッセージカードや手紙などを添えるようにすると、姑もさらに喜んでくれる様子。また、義実家に行く際は手土産を持っていくようにすると、そこから会話が弾んでお互いに楽しい時間を過ごすことができるようです。

姑の話をしっかり聞いて姑のことを理解する

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「姑の昔の苦労話を聞く。年に数回しか会わないので、会ったときはとにかく姑の話をきちんと聞くようにすることで、二人の間の距離が縮まるような気がします」(48歳/その他)

「姑は話好きな人なので、私はひたすら聞き役に徹するようにしています。話を聞くことで、姑の考えや思いを共有することができ、仲も深まっていると思います」(47歳/主婦)

「姑の話をよく聞くことで姑への理解もどんどん深まるため、良好な関係を保つことができます」(38歳/主婦)

「普段はあまり話をする機会もないので、義実家に行ったときは、姑の話をよく聞くようにしています。話を聞くことで今の状況など姑のことをいろいろ知ることができるし、自分のことも話しやすくなるので、仲良く楽しく会話をすることができます」(43歳/主婦)

姑と仲良くなるためには、まずは姑のことをきちんと知ることが大切です。特に、普段なかなか会う機会がない人などは、姑と会った際に姑の話をじっくり聞くようにするといいでしょう。話を聞くことで姑の人柄がわかるようになるため、会話がしやすくなるし、姑も嫁に対して“話をきちんと聞いてくれるいい人”という印象を持ってくれるに違いありません。

義実家に行ったときはこんなことを心がける

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「義実家に行ったときは、姑といっしょに料理をするようにしています。二人の時間を持つことで、姑もいろんな話をしてくれるようになり、仲良くなりました」(47歳/その他)

「義実家に行ったときは、必ず食事の用意や皿洗いなどを率先してやります。こうすることで、次も手厚くもてなしてくれるし、子どもにも優しく接してくれます」(35歳/主婦)

「夫の実家に行ったら、大半の時間を姑といっしょに過ごすようにしています。その間に姑もいろんな話をしてくれるので、二人の仲もだんだんと深まります」(37歳/主婦)

「義実家でとにかく積極的に姑と話をすることで、お互いの好きなことや好きなものなどがわかってくるので、そこから二人の仲も深まっていく感じがします」(34歳/主婦)

「姑がやろうとすることを邪魔すると嫌がられてしまうので、あまり出しゃばらずに、適度に手伝うことで良好な関係を保つようにしています」(38歳/主婦)

義実家に行ったときは、嫁にはいくつかの心得が必要な様子。料理や片付けなどは、姑といっしょにやることで会話が弾み、二人の仲も深まるようです。家事は率先して手伝うことが基本ですが、姑の性格によっては姑の指示に従いながら手伝ったほうがいい場合もあるようなので、たくさん会話をしながら姑の希望に合わせて動くようにするといいでしょう。

家族といえども礼儀を忘れず感謝の気持ちを伝える

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「いただき物が届いたときなどは、すぐにお礼の連絡をします。お礼の気持ちを伝え、電話で会話をすることでも、徐々に仲が深まっていると思います」(29歳/金融関係)

「よくお米などを送ってきてくれますが、その都度お礼の電話を欠かさず入れるようにしています。遠方に住んでいてなかなか会うことはできませんが、会うと必ず親戚の前で『いいお嫁さん』と褒めてくれるので、礼儀はとても大事だと思います」(32歳/主婦)

「洋服などをもらったときは喜び、姑から誘いを受けたら断らない。適度な距離間を保ちつつ、礼儀もちゃんとしていれば、悪い空気になることもありません」(25歳/主婦)

「夫が実家から何かをもらって帰ってきたときには、必ず私からもお礼の連絡を入れるようにしています。お礼を言われて嫌がる人はいないので、これも良好な関係を保つための工夫だと思っています」(31歳/主婦)

「家族と言えども、お礼の電話は時間をあけずにすぐにするようにしています。これを心がけるだけで、最低限の良好な関係は築けていると思います」(39歳/主婦)

家族になったとはいえ、礼儀を忘れてはいけません。姑から何かもらったりしたときなどは、時間をあけずにすぐにお礼の連絡をするのが、良好な関係を保つためには欠かせないようです。“親しき仲にも礼儀あり”を忘れずに、感謝の気持ちを姑にきちんと伝えるようにしましょう。

こんな工夫も良好な関係を保つためには効果アリ!

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「夫の悪口は絶対に言わないようにしています。これだけで夫婦仲がいいと思ってもらえるので、姑も安心してくれると思います」(26歳/主婦)

「常に夫を立てるようにしています。姑にも息子を大事にしてくれていると感じてもらえるようで、私の意思もいろいろと尊重してくれます」(32歳/総務・人事・事務)

「姑に対しては反対意見は言わない。私の意見を主張したところで、世代の違いなどから理解してもらえないので、常に姑の思いを優先して話を進めるようにしています。そうすれば姑もストレスがたまらないので、結果的に良好な関係が築けます」(28歳/主婦)

「気を使って姑を褒めまくります。姑にいい気分になってもらうことが、嫁姑間の良好な関係にもつながると思っています」(49歳/主婦)

「深入りしすぎず、適度な距離感を保つことを心がけています。これによって、嫁姑というよりは近所の人と同じ感覚で穏やかに付き合うことができます」(31歳/その他)

「常に笑顔を心がける。こっちが笑顔だと、姑も笑顔で話を聞いてくれるので、お互いに快適な関係を保つことができます」(25歳/その他)

姑と良好な関係を保つための工夫は、ほかにもいろいろあるようです。姑に夫の愚痴を言いたくなるときもあると思いますが、姑は夫の母親。子どもの悪口を聞きたい親はいないので、夫の悪口はNGと覚えておきましょう。また、姑の意見を尊重したり、褒めるべきところを褒めて姑にいい気分になってもらうのも、良好な関係を築くためには有効なようです。

いかがでしたか? 縁あって家族になったからには、姑ともぜひ仲良くしていきたいもの。ご紹介した皆さんの様々な工夫を参考に、ぜひ姑と良好な関係を築いていきましょう。

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