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良好?それとも…「姑との関係に悩んだら」知っておきたい3つのポイント

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結婚したからには避けて通れないのが“嫁姑問題”。あなたと夫のお母様との仲は良好でしょうか、それとも……?
今回は『kufura』が実施した独自アンケートの調査結果とともに、夫婦問題の専門家・高草木陽光さんに取材した“姑と円満な関係を保つための秘訣”をお届けします。

意外? 現代の嫁姑関係は「良好」派が8割!

仕事を持つ既婚女性154人に、姑との関係について「あなたと姑の関係は良好ですか?」と尋ねたところ、下記の結果となりました。

「はい、良好です」・・・123人(79.9%)

「いいえ、良好ではありません」・・・31人(20.0%)

なんと8割が「良好」と回答、意外にも(?)大多数の方が姑と仲良くやっているという実態が明らかになりました。

一方、「良好ではない」と回答した少数派の女性たちには、姑との問題とは別に、悩みをなかなか周囲に共感してもらえないという深刻な辛さもあるのかもしれませんね。

円満の秘訣はコミュニケーションの積み重ね

次にまず、「姑との関係が良好」と回答した123人に「姑と良好な関係を築くために心がけていることは?」と、“円満の秘訣”について聞いてみました。

「丁寧な言葉使い、母の日やお誕生日に贈り物をする、元々仲のよい家族なので、家族のイベントには参加するようにしています」(31歳/総務・人事)

「お祝いなどは必ず送る。荷物が届いたら必ず電話する」(46歳/兼業主婦)

「LINEで息子の画像を送る」(31歳/その他)

「つかず離れず。“くれる”というものは全部もらう」(38歳/兼業主婦)

姑の性格や家族全体の関係性などを考え、折に触れて適度に姑とコミュニケーションをとっている方が多いようですね。

夫婦問題カウンセラーの高草木陽光さんにお聞きしたところ、上記のコメントのように、イベント時にプレゼントを贈ることは姑への気遣いを示すのにとても有効とのこと。また、イベント以外でも、日ごろから電話やメールで体調を気遣ったり、孫の声を聞かせたり、何気ない挨拶程度の言葉をかけたりすることも大切です。

こまめにコミュニケーションを積み重ねることが、良好な関係を築くための何よりの秘訣なのかもしれませんね。

姑との仲が悪い原因…「価値観の相違」が多数派

残念ながら「姑との関係は良好ではない」と答えた31人には、“仲が悪くなった原因やきっかけ”を教えてもらいました。

「価値観の違い」(46歳/兼業主婦)

「むりやり仲良くしてこようとする」(34歳/公務員)

「下品なので好きじゃない」(47歳/総務・人事)

「子育ての意見相違」(36歳/兼業主婦)

と、全体的に「価値観が合わない」という声が続出する結果に。なかには、下記のように価値観の相違では済まされないような理由も……。

「すべてにおいて意見が合わず、何に対しても文句や人をバカにした物言いをされる。孫に対しても、しつけと表し、暴言をはいたり、姉妹間での差別をしたりする」(43歳/その他)

愛し合って結ばれたはずの夫とでさえ価値観のすり合わせは難しいもの。ましてやお姑さんとの間では、ことさらなのかもしれません。

価値観の合わない姑とうまくやっていくために

上述のアンケート結果をふまえ、高草木さんから“価値観の合わない姑とうまくやっていく方法”についてアドバイスをいただきました。

1.「価値観は合わなくて当然」と心得よう

――“価値観が合わない”ことが、嫁姑問題のきっかけとなることが多いようです。価値観の合わない姑とうまくやっていくにはどうすればいいのでしょうか?

「そもそも、姑と価値観が合うと思っていること自体が間違いです。合わないのが当然だと思って、お互いの価値観を“受け止め合う”意識をもちましょう。

自分が相手の価値観に合わせなければならない、もしくは自分の価値観に相手を同意させねば……と思うからイライラするのです。“合わせよう”、“同意させよう”と思わなければ、ストレスは軽減されます。

もし姑から価値観を押し付けられていると感じたら、“そうですね”とか“なるほど〜”などと合わせていればいいだけです。いい意味で“適当に流す”術を身につけましょう」(高草木さん。以下「」内、同)

2.「共感」や「肯定」のフレーズを発しよう

――お姑さんの押しが強くて、適当に流そうにも流せないようなときはどうすればいいですか? たとえば、姑が育児について“昔の常識”を語られて困っているという方もいるようですが……。

「そのときは、“ありがとうございます”“お気遣いいただき嬉しいです”と言って、いったん受け止めてから、やんわりお断りするのが無難でしょう。

姑との関係が悪くなる原因の多くは、最初から“否定”してしまうからです。まずは、“共感”や“肯定”の言葉を発すること。“子育ての先輩”であることに変わりはないのですから、たとえ時代遅れのアドバイスであっても、露骨に“NO”を突きつけては角が立ってしまいます。

もちろん、自分には合わないと思うのであれば、姑からのアドバイスを何でもかんでも実行する必要はありませんよ。どうしても穏便にお断りするのが難しい場合は、夫に間に入って対応してもらうようにしましょう」

3.あえて自分から「質問」「相談」してみよう

「それから、こちらから“質問”や“相談”をもちかけてみるのもアリです。嫁として可愛がってもらえる確率が高くなるでしょう。“いろいろ教えてください”というスタンスでいたほうが、関係は上手くいきます」

 

いかがでしたか? どんなに相性が合わないなと感じても、姑はあなたの大切な夫を産み育ててくれた人。できれば良好な関係を築いていきたいものですよね。

姑との接し方や関係性に悩んでいる方は、今回ご紹介した方法を参考にしてみてくださいね!

 

【取材協力】

高草木陽光・・・『HaRuカウンセリングオフィス』代表、夫婦問題カウンセラー。浮気、別居、離婚、嫁姑問題など、多くの夫婦問題を解決に導く専門家。 夫婦間の修復にも強く、夫婦問題予防策のアドバイスも行う。「直そうとしないで、わかろうとする」カウンセリングをモットーに、現在までに約7,000人のカウンセリングを行い、日々活動中。著書に『なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか』(左右社)がある。

 

【参考】

高草木陽光(2017)『なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか』(左右社)

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