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ありがたい気持ちはあるけど…義理のお母さんへ「それだけは勘弁してほしい」ところ

悩みがつきない義母と嫁との関係。いろいろしょうがないなと思いつつも、嫁が義母に対して「それだけは勘弁してほしい」と思っていることも、少なからずあるのが実情です。そこで『kufura』では、20~50代の既婚女性411人に「義母のそれだけは勘弁してほしいと思っているところ」について聞いてみました。

義母にとってはいつまでもかわいい息子…夫に関すること

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「夫のことを過大評価しすぎているところ」(29歳/主婦)

「いまだに子離れができていないところ」(28歳/その他)

「夫のことをとにかく甘やかしすぎる」(46歳/主婦)

「夫をいちいちべた褒めする」(25歳/主婦)

「むやみに夫ばかりをかばうところ」(36歳/その他)

「夫の転職について、いちいち口出ししてくる」(29歳/金融関係)

妻にとって夫はいい歳をした大人でも、義母にとってはいつまでたってもかわいい子ども。ついつい心配で、いろいろなことに口出ししたり、甘やかしたりしてしまうようです。妻としては、若干引いてしまう部分もあると思いますが、自分に害が及ばない限りは、目をつむってスルー……、が得策かもしれません。

孫のことにもつい熱が入っちゃう…子どもに関すること

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「子育てに余計な口出しをするところ」(29歳/主婦)

「子どもの成績のことをいちいち言うのは勘弁」(41歳/総務・人事・事務)

「うちの息子を甘やかしすぎるのが困る」(25歳/営業・販売)

「子どもに食べさせたことがないものを、勝手に食べさせないでほしい」(27歳/主婦)

「勝手に子どもにジュースを与えるところ」(38歳/その他)

孫かわいさから、義母は子育てについてもいろいろと口を出してきがち。あまり干渉されたくない場合は、日ごろから「子育ては自分たちのやり方で!」という雰囲気を前面に押し出していくしかないかもしれません。

ただ、子どもの食べ物などについては、今と昔とでは子育ての常識もいろいろと変わってきていて、義母が知らない情報も多いと思うので、最近の育児雑誌などを見せながら、自分のやり方に合わせてもらうようにお願いするのがいいでしょう。

家族と言えども突然のアポなし訪問はNG!

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「休日の朝早くにアポなしで突然やってくるのは困ります」(43歳/総務・人事・事務)

「前日に突然、『明日行くから』という連絡を入れて、こちらの都合も考えずに本当に来てしまうところ」(31歳/主婦)

「家に来たときに、呼び鈴も鳴らさずに突然入ってくるとさすがに驚く。せめて呼び鈴は鳴らしてほしいです」(37歳/主婦)

親しき中にも礼儀あり。突然のアポなし訪問や、呼び鈴を鳴らさずに家に入ってくるというのは、いくら家族であっても勘弁してほしいもの。これについては、「来る前に必ず連絡を入れる」「家に入るときには呼び鈴を鳴らす」などの最低限のルールを、夫を通じて義母に伝えるのがいちばんです。

ありがたいけれど…こんなプレゼントは困りもの

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「食べ物をわざわざ買って持ってきてくれるときは、できれば事前に好き嫌いを確認してほしいです」(28歳/主婦)

「夕方にいきなりおかずを持ってきてくれる。ありがたいことですが、せめて昼までに持ってくることを教えてくれれば、おかずが余ったり、かぶったりしないので助かります」(32歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「生ものを大量に送ってくるところ。気持ちはありがたいですが、食べ切る前に腐ってしまいます」(32歳/主婦)

「すでにちょっと傷んだ野菜をくれるのは勘弁してほしい」(52歳/その他)

「自分がいらないものを、私の希望も聞かずになんでもあげようとしてくるところ」(32歳/総務・人事・事務)

「趣味が全然合わないので、服を勝手に送ってくるのは勘弁してほしい」(49歳/主婦)

プレゼントはありがたいものですが、物によってはちょっと困ってしまうケースもあるようです。義母は良かれと思ってやっていることなので、これはきちんと話をしないと分かってもらいにくいはず。このままの状態がガマンできない場合は、「こうしてほしい」という自分の希望をやんわりと伝えてみるのがいいのではないでしょうか?

性格的なものとは分かっているけれど…やっぱり勘弁!

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「すごく頑固で、自分の間違えを絶対に認めないのは勘弁してほしい」(42歳/主婦)

「すごくケチなところ」(31歳/総務・人事・事務)

「時間にルーズすぎて困る」(40歳/主婦)

「人の話を聞かないところ」(48歳/主婦)

「八方美人なところ」(25歳/主婦)

「発言が常にマイナス思考なところ」(35歳/主婦)

「スピリチュアルなことをむやみに信じるところ」(28歳/主婦)

これに関しては、義母の性格的なことが関係してくるため、なかなか解決するのが難しいところ。「ここは勘弁!」と思いつつも、「義母はこういう人だからしょうがない」と割り切って、義母のマイナス面よりもプラス面に目を向けるようにして、うまく対応していくしかなさそうです。

こんな話し方やこんな話はなるべくご遠慮いただきたい

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「愚痴が多い」(44歳/その他)

「話し方ががさつ」(49歳/総務・人事・事務)

「話が長い」(23歳/主婦)

「空気をまったく読まずに、思ったことをなんでも口にするところ」(50歳/主婦)

「こちらが口をはさむ隙もないほどのマシンガントークなので、少しでいいから話すペースを落としてほしい」(27歳/主婦)

「会うたびに『また太ったわね』としつこく言うのは勘弁してほしい」(37歳/その他)

「陰で私の悪口を言うのは、さすがにやめてほしい」(52歳/主婦)

これは義母に限ったことではなく、友人や同僚でも思わず「勘弁してほしい」と思ってしまいます。友人や同僚なら距離を置くことができますが、義母となるとそうはいかないのがつらいところ。「何とかしてほしい」と思いつつガマンをするか、逆に反撃に出る、もしくは会話の主導権を握って自分のペースにガンガン巻き込んでいくしかなさそうです。

これが困るから義実家帰省はなるべく避けたい!

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「義母が当たり前のように、私に甥のお守りをさせるところ」(23歳/主婦)

「私たち家族が帰省するときでも、家の掃除をしていない」(53歳/主婦)

「食材の消費期限や賞味期限を守らない」(37歳/主婦)

「スポンジがボロボロなのに買い換えないところがナゾ」(35歳/デザイン関係)

「割れた食器を使わずに、きれいな食器を使ってほしい」(35歳/営業・販売)

「タオルが臭いので、そろそろ新調してほしいです」(34歳/その他)

「義実家への帰省がつらい」と考える嫁は多いものですが、ここでご紹介したコメントの内容も、その理由の一つになっているようです。ただ、義実家での義母の家事のやり方などについては、なかなか口を出しにくいもの。新調・交換してほしいアイテムについては、さり気なくプレセントしてみるのがいいかもしれません。

毎日の電話や宗教の勧誘…ほかにもこれは勘弁して!

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「ほぼ毎日、電話やメールで連絡してくるのは勘弁」(23歳/主婦)

「自分が崇拝している宗教の集会に誘わないでほしい」(45歳/主婦)

「保険の契約をガンガンに勧めてくる」(33歳/その他)

「家に来たときに、冷蔵庫を開けて中をチェックするのは勘弁」(33歳/その他)

「私と夫の部屋に入って、勝手に片付けたり、相談なしに物を持ち出す」(41歳/主婦)

ほかにも義母に勘弁してほしいと思うことは、いろいろとある様子。電話やメールをしてくれるのはありがたいですが、毎日となるとさすがにしんどいですね。義母のことは好きだけども毎日はちょっと……ということを、がっかりさせないように伝えてみる必要があるのかもしれませんね。

義母は完ぺき!勘弁してほしいところなんて無し

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今までは「勘弁してほしい」というコメントだけを見てきましたが、もちろん「勘弁してほしいところは無し」と思っている嫁もいます。

「義母は私にとても良くしてくれるので、特に何もありません」(35歳/その他)

「義理の母とは実の親子のように仲良くしているので、特になし」(54歳/主婦)

「私が文句を言うなんて恐れ多いくらい、すごくいいお義母さんです」(28歳/主婦)

問題になりがちな義母と嫁との間で、このような心地いい人間関係が築けるなんて、とてもうらやましいですね。

義母と嫁は、家族と言えども他人です。ただ、縁あって家族になったからには、できることならお互いに「勘弁してほしい」なんて思うことなく、気持ちよく付き合っていきたいもの。そのためには、広い心で義母を受け入れつつも、自分の希望や要望をあきらめずに少しずつ伝えようとする努力も必要なのかもしれません。

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