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この夏、デジタルアートの最先端を体験してみない?「チームラボ」のミュージアム【子どもと楽しむ美術館】vol.10

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いよいよ夏休みシーズン到来! この夏、お子さんとぜひ訪れていただきたいミュージアムが東京 お台場にオープンしました。その名は『MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless(森ビルディング デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス)』。

今回は、五感すべてを使って楽しめるいままでにない新感覚ミュージアムと、注目のデジタルアーティストをご紹介します。
(上記写真:『人々のための岩に憑依する滝、小さきは大木なうねりとなる』)

ウルトラテクノロジスト集団・チームラボによるデジタルアート専門の美術館

東京はお台場の人気ショッピングモール『パレットタウン』。ここに6月にオープンした『MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless』は、チームラボが手がけた、世界初公開作品を含む約60点のデジタルアート作品を体感できるミュージアムです。

「学ぶ! 未来の遊園地」のエリアにある『すべって育てる! フルーツ畑』/人がすべることで、坂の途中にあるフルーツが育っていく作品

チームラボとは、アートやテクノロジー、デザインなど様々な分野のスペシャリストから構成されているクリエイターチーム。自らを“ウルトラテクノロジスト集団”と定義していて、人間と自然、自分自身と世界など、世の中にあるさまざまな境界線を超え、新しい関係を作り出す「デジタルアート」を次々に発表しています。

現在、その活動は世界規模で注目されており、2016年のミラノ万博をはじめ各地でひっぱりだこ。現在もパリの美術館『ラ・ヴィレッド』で大規模な個展を開催しています。日本でも、各地の美術館や芸術祭、庭園やレストランで精力的な活動を行っています。

今回オープンしたこのミュージアムは、彼らチームラボが作り出すアートの現時点での集大成。その敷地面積は、なんと10,000平方mと非常に広大です。

『人々のための岩に憑依する滝、小さきは大木なうねりとなる』

ミュージアムは5つのエリアで構成され、コンセプトは“ボーダレス”。

その名のとおり作品と作品の間の境界線がなく、まざりあった混沌とした状態が生まれます。そして、自分の動きや時間とともに作品は変化していきます。このインタラクティブな感じがとてもおもしろいのです!

まず、最初に踏み入れる世界は「Borderless World」。

『花の森、埋もれ失いそして生まれる』は、まばゆい光のなかに咲いている四季折々の花に手をかざすとそれぞれが変化していく作品。同様に『人々のための岩に憑依する滝、小さきは大きなうねりとなる』も、人の動きで滝の流れが変わっていきます。

自分たちの動きにより作品が変わっていく様を見るのはとても興味深い体験。どことなく文学的な香りがする作品タイトルも非常に印象的です。

『花の森、埋もれ失いそして生まれる』

光のシャワーに目が慣れてきたら、子どもたちに大人気の「チームラボアスレチックス運動の森」へ。ここは“身体で世界を捉え、世界を立体的に考える”ための空間です。

『光の森の3D立体ボルダリング』

『光の森の3D立体ボルダリング』は、空間にキラキラとかがやく玉石(ボルダー)を、全身を使って登っていきます。同じ色に輝く石だけを利用して進んでいくと、ゲーム感覚も味わえて、より楽しむことができます。

ほかにも、宇宙遊泳気分に浸れるトランポリン『マルチジャンピング宇宙』など、体を動かせる作品が並びます。

『マルチジャンピング宇宙』

また、“共創”を楽しむ体験に主眼を置いた「学ぶ!未来の遊園地」エリアの作品も子どもたちに大人気です。

そして、「ランプの森」エリア内の『呼応するランプの森-ワンストローク』はとても幻想的な作品! 自分がランプに近づくと、色や明るさが変わっていきます。

『呼応するランプの森-ワンストローク』
『呼応するランプの森-ワンストローク』
『呼応するランプの森-ワンストローク』

ぜひゆっくりと滞在して、色の変化を楽しんでみてください。

ほかにも、息を飲むような作品がたくさんあって見応えも十分。作品と作品の間に境界はなく、また従来の展覧会のように定められた順路もありません。自分や子どもたちの感覚の赴くままに好きなように館内を動き回ってみましょう。動けば動くほど目の前の風景が変化して、同じ場所に戻ったとしてもそこには別の風景が広がっているはず!

作品を十分堪能したら、ティーハウス「EN TEA HOUSE −幻花亭」でちょっとひと息。じつはここにも楽しい仕掛けがあるのです。

なんと、運ばれてきたお茶のなかに花が映し出されるのです。香りのよいお茶を目でも楽しむという贅沢!

『MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless』の入場は完全予約制なので、さほど混雑することもなく自分たちの好きなペースで作品を楽しむことができます。

夏休みの思い出に、ぜひ新しいミュージアムを初体験してみましょう!

kufura編集部がお邪魔した時の動画も、チェックしてみてくださいね。

【施設情報】

MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless

東京都江東区青海1−3−8 お台場パレットタウン

開館時間:11:00~19:00

(金曜・祝前日は11:00~21:00、土曜は10:00〜21:00、日曜祝日10:00〜19:00)

※入場は閉館の1時間前まで

休館日:第2・4火曜

最寄り駅:りんかい線「東京テレポート駅」徒歩5分/ゆりかもめ「青梅駅」徒歩5分

注目! デジタル技術を駆使するメディアアーティスト

チームラボのみならず、現在大活躍しているクリエイターたちの多くは、デジタルアート作品を“目”だけではなく“身体全体”を使って体験させてくれる作品を次々に発表しています。

そこで、新しい技術を使って生み出される芸術“メディアアート”とも呼ばれる作品を作り出し、注目のデジタル技術を駆使してイベントや施設などで発表しているクリエイター集団を2組ご紹介します。

ライゾマティクス

2016年に開催されたリオデジャネイロ五輪の閉会式セレモニーの演出など、最新テクノロジーを駆使して近未来的な空間を作り出すのが特長のライゾマティクス。人気グループPerfumeのライブ演出サポートでも知られています。

現在、六本木の『森美術館』で開催されている「日本の建築展」には、ライゾマティクスによる、日本の有名建築をレーザーファイバーで再現したインスタレーションが展示されています。

ネイキッド

2012年の東京駅100周年を記念したプロジェクションマッピング(コンピュータなどで作った映像を既存の建物などに映しだす技術のこと)の演出で名を馳せたネイキッド。現在もさまざまな空間を、映像を使った演出で彩っています。

この夏は、東京品川区の『マクセルアクアパーク品川』や港区の『東京タワー』メインデッキ、練馬区の『豊島園』ナイアガラプール、福岡県の『マリンワールド海の中道』などのイベントを演出予定。

※ 画像の転載は一切禁止させていただきます

(※情報は2018年7月現在のものです)

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