【kufuraのおすすめ本棚】は、kufuraライターや編集部員が実際に読んで、kufura読者のみなさんにおすすめしたい!と感じた本を紹介していくコーナーです。
タッチペン付きで、1000の言葉と楽しく遊べる!
null『タッチペンで音が聞ける!はじめてずかん1000 英語つき』(小学館/本体価格4,480円)
この図鑑にできることを、まずザザっと挙げてみます。
・「どうぶつ」「たべもの」「ひらがな」など27のカテゴリー別に、イラストや写真と共に1000の言葉を収録(英語表記もあり)
・収録語は、日本語・英語共にタッチペンで音声で聞ける
たとえば、写真のように「なつ」のページでタッチペンを写真に当てると……日本語バージョンなら「うきわ」、英語バージョンにしておくと「フロウト」と発音してくれます。
最近、動物や果物の名前を少し言えるようになってきたkufuraスタッフの1歳8か月のお子さん(女の子)は、「どうぶつ」や「くだもの」がお気に入りとのこと。また、タッチペンがしゃべる事自体にも興味津々で、英語でタッチした時は、聞きなれない言葉にはしゃいでいたそうです。
でも、この図鑑のすごいところは、ここからなんです(いや、単語の数1000というのは、これだけでもすごいのですが!)。
クイズモード、ゲームページで「遊べる!」図鑑
null子どもがタッチペンを離したくなくなる理由は、各ページに「クイズモード」があること!
たとえば、動物のページには「どれかな?クイズ」と「おとあてクイズ」の2種類があります。
「どれかな?クイズ」はタッチペン(日本語・英語どちらのモードでもOK)から「探してタッチしてね!問題だよ・・・〇〇(動物の名前)!」と声が流れてくるので、考えてタッチすると「ピンポン!当たり~」など応えてくれます。
「おとあてクイズ」は、動物の鳴き声をヒントに正解を当てるクイズです。
この「おとあてクイズ」、動物だけではなく楽器の音や、乗り物のクラクションの音などでもクイズができます。大人でも、なかなか難しいので、子どもと一緒にやっても楽しめます。
さらに、ゲームのページでは、食材を選び、タッチペンでかき回してスープを作ったり(完成すると、組み合わせた食材によってタッチペンが感想を言ってくれるのですが、どれだけバリエーションがあるの!と思うほど、いつも違う感想を言ってくれます)、音楽に合わせて好きな楽器で演奏ができたりと、ほんとうに盛りだくさん! 英語の歌も含め8曲も収容されています。使い方については、文末の動画が分かりやすいですよ。
0歳から小学校入学前の子どもを対象にした図鑑ですが、うちの小学1年生も十二分に楽しんでいたので、かなり長い間使える1冊です。
我が家もそうですが、この夏も例年のようにはお出かけができないというご家庭も多いかと思います。子どもが楽しみ、それが学びにつながり、家族の会話にもつながってくれるような、はじめての図鑑。小さなお子さんがいるご家庭に、おすすめです!(副編K)
『タッチペンで音が聞ける!はじめてずかん1000 英語つき』
小学館
本体価格4,480円