全員が夫の選択に妥協した点があると回答!
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結婚する際、相手に対して妥協したことがあるかどうかを質問すると、「ある」と回答したのは、アンケートを行った全員という結果になりました。みなさん、何らかの妥協点を持って結婚したことがわかります。100%自分の理想に合う人と出会い結婚するのは難しいのでしょうね。
ちなみに、同じ質問を夫側にしたときの回答も100%でした。既婚の人には納得の結果? 未婚の人たちはこの数字を見てどう思うのでしょう……。
結婚相手、こんなところを妥協しました…
null年収、大事です…「お金の面での妥協」
「年収が低かったが人柄で妥協。自分で稼げばよいので人柄で選んでよかった」(63歳/総務・人事・事務)
「年収が少ないが自分が稼いでいたからよしとした」(45歳/主婦)
「人間性や性格が良いが、収入が低いところは夫婦で頑張れば良いと思った。夫婦で助け合う気持ちが芽生えるようになった」(47歳/主婦)
結婚をすれば2人の生活が始まり、子どもが生まれれば育児や教育でもお金がかかってきます。長い期間お金がかかり、トータルでも相当な金額になると考えるとお金の不安はつきもの。でも夫となる人の人柄に惹かれて結婚をしたという人たち。
私も稼ぐ!夫婦で乗り越えればいい!と言い切れる人たち、かっこいいです!
年の差や年下など「年齢に関する妥協」
「歳が離れているのが気になった。でも年の差を感じさせないくらい楽しませてくれる」(30歳/主婦)
「年齢が少し下なこと。でも特に問題はなかった」(39歳/総務・人事・事務)
「年の差。包容力はあるけど、老いていくのが心配だった。お互い歳を重ねていくので気にならなくなった」(52歳/主婦)
年齢差が大きければ大きいほど、生きてきた中での共通項が少なくなる可能性もありますから、結婚となると心配になる気持ちも分かります。また、夫が年下という夫婦は少数派なこともあり、その点を気にしていた人も。しかし結果的に年齢はあまり関係なかったという意見が多かったようです。
そこまでは選べなかった…「義理の家族との関係」

「家庭環境が複雑だった。全く支障はない」(52歳/総務・人事・事務)
「マザコンの上に、姑が厄介だったことを妥協しました。ものすごく後悔しています。今、介護問題が持ち上がっているので」(55歳/主婦)
「夫が親に依存するタイプ。やめておけばよかった」(43歳/主婦)
結婚するときは「結婚は当人同士のもの。親は関係ない」と思っていたとしても、やはりなかなかそうはいかないのが結婚というもの。「支障はなかった」としている人もいましたが、この件に関してはかなり「妥協したことを後悔している」という意見が見られました。
見た目より中身が大切…ですよね?
「顔は好みでないが、その他はいい」(33歳/主婦)
「高身長がよかったけれど、普通の身長の人を選びました」(18歳/学生・フリーター)
「顔。そこまで重要でないと思う。たいしてイケメン好きでもないので妥協して問題なかった」(32歳/主婦)
「見た目でいえば好みではない。でも、その他はあっていたので決めた。見た目は結婚生活にさほど重要ではないと思う」(38歳/主婦)
「性格で選んだので外見が好みではない。生活を共にしていくなら性格が合うほうが正解だと思う」(49歳/主婦)
結婚相手の顔は毎日見るものですから、できれば好みの顔であって欲しい。それに身長も高い方が素敵! そう思っても、なかなかうまくはいかないものです。
ただ、「性格の方を重視したので見た目を妥協したのは問題なかった」と答えた人が多かったのにはほっこりしました。愛があれば、ちょっとくらいの見た目のマイナス面は「可愛い」とさえ感じられるものなのかも。
妥協した点はあったけれど、今はどうなった?
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今回質問した女性は全員「妥協した点がある」と答えているわけですが、その後の結婚生活を経て、感じ方に変化はあったのでしょうか。
「まあまあ、悪くないかな」派
「料理がうまい人がいいと思っていましたが、自分で作るからいいやと諦めました。他は不満がないから、仕方ないと思っています」(41歳/主婦)
「スリムな人がすきだったが、ちょっと小太りだった。学歴、収入はいいからまあ妥協した。自分もおなかがぽっこりしてきたので、お互い様かという感じ」(59歳/主婦)
「好みのタイプは男前だけど妥協した。好き勝手させてもらってまあまあ楽しい生活」(46歳/主婦)
「頼り甲斐はないが安定した職業だったから結婚した。頼れない分、自分の好きにできるのが良かった」(51歳/その他)
「ファッションがダサかったが変えれば良いと思った。特に問題はない。いまだに夫には服は絶対自分では買わせない」(62歳/その他)
妥協した点については変わらないけど、トータルで考えればOK、それなりに幸せ。といったグループ。
「妥協したことをやっぱり後悔してる」派

「経済力はなかったが、自分の実家の近くに住んでくれるといったのでいいことにした。子どもが生まれた後に、自分の収入が減ったことで経済面が問題になった。経済面は妥協してはいけなかったと後悔している」(48歳/主婦)
「条件が良かったので、亭主関白タイプなのには目をつむることにした。自分が一番しんどい時に亭主関白を発揮され、正直、冷めた」(52歳/主婦)
「デブでブサイクだがいい人だと思った。自分の考えを押しつけてくるので、妥協した意味がなかった」(61歳/主婦)
「顔も好みでなく、毛深い人も嫌いで、貯金もない夫だった。休日は同じ趣味で楽しいし、毎日会話もして楽しいが、収入が不安定なのでそこだけ妥協すべきではなかった」(59歳/主婦)
「金銭感覚が自分と違っていて少し不安だった。改善できると思ったがなかなか難しく、とても苦労している」(51歳/主婦)
妥協した点が尾を引き、結婚生活がしんどいと感じる人たち。中でも経済面での懸念が現実になってしまったという意見が多くありました。前半で、「私も一緒に2馬力で頑張ればいい!」という人もいましたが、女性は妊娠出産に伴う収入減という事態が起こることが多いため、夫が経済的に不安定なことは家族全体に影響を及ぼします。
「妥協した点はあっても幸せ!」派
「収入や貯金が少ないことが心配でしたが、自分も働けばいいから気にならなかった。それよりも好きでいられる方がよかった」(30歳/総務・人事・事務)
「収入はそこそこだけれど、顔が好みで優しさがあったから妥協した。親を大切にしてくれてありがたい」(47歳/総務・人事・事務)
「結婚が39歳でしたが必ず40歳までに結婚したかったから2回会っただけで結婚を決めました。かなり妥協してまでも結婚にこだわっていました。妥協したけど今は幸せです」(46歳/主婦)
結婚当初は、収入や年齢、そして外見で妥協をしたと思っていても、結婚生活が始まり一緒に暮らすようになると相手のいいところが見えてきたという人たち。この相手となら楽しい時間を過ごせると感じるのであれば、結婚してよかったなと思えますよね。
男性編では、「妥協はしたけどそこそこ幸せ」という人が最も多かったですが、女性の方が「妥協したことを後悔している」という割合が高かったように感じます。
以前に『kufura』で行った「来世でも今の配偶者と結婚したいですか?」というアンケートでも、男性の方が「はい」と答える率は高めでした。
「結婚相手に求めること」や、「譲れないポイント」「実はあまり気にしなくてよかったポイント」は人それぞれ。せっかく縁あって結婚した相手ですから、「お互い様」の気持ちとともに、いたわりあいながら生活していけるとよいですね。

フリマアプリ・ネットオークションガイドとして、NHK「あさイチ」、フジテレビ「ノンストップ」などの情報番組に多数出演。『節約の達人 川崎さちえの ポイ活+クーポン+メルカリ スマホでおトク術』(インプレス)などの著書や、記事の執筆も手がける。
2003年、夫が子育てをするために、突然会社を辞める。翌月からの給料が0円になり、家にいながら、しかも空いた時間でできるオークションを開始する。ネットオークション歴20年以上、フリマアプリ歴10年以上の経験で培った独自の効率的な利用方法を発信し、オークションやフリマアプリの魅力を伝えている。