お互いを知り尽くしても「もっと一緒にいたい」と思えることは、ミラクルのようにも思えるのですが、そんなミラクルはあちこちで起こっているようです。
さて、その理由は?
「来世も妻と結婚したい」と回答した夫の割合は…
null『kufura』編集部は既婚男女603人(女性255人・男性348人/20~50代)にアンケートを実施。
「仮に来世があるとして、もし今の配偶者と出会ったら、また結婚したいと思いますか?」という質問をして、その理由についてもうかがいました。
前回は、妻サイドの回答をお届けしましたが、今回は男性側の声をご紹介します。
来世も現在の妻と結婚したい人の割合は、以下のような割合でした。
結婚したいと思う・・・62.9%
結婚したいと思わない・・・37.4%
既婚女性のアンケートでは結婚したい割合は53.7%でしたが、なんと男性は6割超が「結婚したい」と回答していました。
皆さんは「多い」と感じましたか? それとも「少ない」と感じましたか?
それでは、それぞれの言い分を聞いてみましょう。
「来世は妻と結婚したくない」理由は?
nullまず、「結婚したくない」と回答した人の声です。その理由は、以下のようなものでした。
(1)別の人と結婚してみたい
「おそらく別の人と結婚すると思うよ」(41歳・技術職)
「優しくてお互いに譲り合える女性と結婚したい」(38歳・営業・販売)
「ずっと優しくしてくれる女性と結婚したい」(34歳・公務員)
「いろんな人を知りたい」(48歳・営業・販売)
「昔好きだった彼女と結ばれたい」(54歳・金融関係)
「違う人がいいに決まってる」(50歳・コンピュータ関連技術職)
(2)妻への不満がある
「こちらに家事をやらせすぎる」(43歳・営業・販売)
「タバコを吸うのをやめないから結婚したくない。注意しても隠れて吸っている」(58歳・営業・販売)
「細かい・自己中・自分の意見しか正しいと思っていないから」(36歳・その他)
「金銭感覚、清潔感が違いすぎる」(45歳・その他)
「もっと肉体関係を密にしたかった」(53歳・公務員)
「今現在子どもの為だけに離婚しないでいるだけで仮面夫婦状態」(49歳・営業・販売)
おそらく妻の立場で読んだらイラっとする回答もあったかもしれません。
とはいえ女性からも同様の声があがっています。しいて言えば、妻サイドは、“夫のいない別の人生”に思いをはせ、夫サイドは“妻以外の女性との人生”に思いをはせるケースが多かったことが、男女で異なった点でした。
さて、ビターな回答の後は、ポジティブな回答をお届けしていきます。
「来世も妻と結婚したい」理由は?
null来世も妻と結婚したい理由は、以下のようなものが集まりました。
(1)妻のことが好きだから
「性格は悪いが外見は好みだから」(41歳・金融関係)
「とても愛しているから」(40歳・その他)
「今の嫁以上はいない」(48歳・その他)
「最高の嫁だと思います」(49歳・金融関係)
「細かい自分を補って余りある。おおらかで美人で可愛いから」(54歳・営業・販売)
「なんだかんだと言っても好きだから」(52歳・主婦)
「愛しているから」(45歳・技術職)
(2)妻との相性・居心地がいいから
「今の自分を認めてくれ、優しいから」(28歳・金融関係)
「ホントに自分の事をわかってくれている最高の妻だから」(49歳・その他)
「同じ価値観をもって生まれてくるなら同じ相手を選びたい」(48歳・営業・販売)
「心許せる人と一生を添い遂げたい」(48歳・総務・人事・事務)
「お互いにいえることですが、自分を分かってくれている人と結婚したわけですので、それは貴重な縁だと思っています」(40歳・コンピュータ関連技術職)
(3)今が幸せだから
「いまの生活に何の不満もなく、また体験したいから」(31歳・営業・販売)
「今が幸せだから」(47歳・その他)
「一人では感じられない幸せを味わえるから」(48歳・金融関係)
「理想的な家庭状況が保てているから」(47歳・営業・販売)
夫婦でコツコツと相互理解の努力を積み重ねて今の関係性を築けたことに対する充実感も伝わってくる内容でした。
さらに、「愛してる」「好き」という声も多く聞かれました。人生の中で繰り返し「愛している」と言える相手なんて、何度会えるのか……と考えると、「来世も結婚したい」と回答した皆さんは、得難いパートナーと出会っていると言えるのではないでしょうか。
以上、2回にわたり既婚男女の声をお届けしました。
インターネット上では“夫ガチャ”“嫁ガチャ”などと言う不穏な言葉も聞かれ、結婚に恐怖感を抱く人も見受けられますが、支え合い、笑わせ合い、認め合う相手がいる幸せをかみしめている夫婦は、意外と多いようです。