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【夫に聞いた】 「妻がお金を使いすぎている」と思う項目1位は…「被服費」!夫には不明な出費も

結婚して一緒に生活をしていく中で、お金に対する価値観が違うと思うことはしばしばあるものなのでしょう。とくにこの所は、物価が上がったり、株価が大きく動くなどのニュースも相まって、昔よりも「お金」に関する関心は高まっているのではないでしょうか?

今回『kufura』では、「妻がお金を使いすぎている」と思うものを、結婚している男性に聞いてみました。中には夫が不明な出費もあるようです。既婚男性314人に聞いた答えを早速見ていきましょう!

夫に聞いた…自分の「妻はお金を使いすぎている」と思いますか?

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はじめに、夫に「妻がお金を使いすぎていると思うか」を尋ねたところ、約6割の方が「思わない」と回答。一方で、4割の方が「よく思う」「たまに思う」と回答しています。

よく思う・・・35人(11.1%)

たまに思う・・・88人(28.0%

思わない・・・191人(60.8%)

夫に聞いた…妻は「どんなことにお金を使いすぎている?」

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夫が妻に対して「お金を使いすぎている」と思う項目を多かった順に並べると、内訳は以下のようになりました。

被服費・・・28人(22.8%

生活費・・・22人(17.9%)

趣味費・・・19人(14.6%

交際費・・・17人(13.8%)

その他・・・12人(9.8%)

外食費・・・11人(8.9%)

レジャー費・・・10人(8.1%

住居費・・・3人(2.4%

車両費・・・2人(1.6%)

子どもの教育費・・・0人(0%)

アンケート結果では、一番多かったのは「被服費」で、次いで「生活費」「趣味費」と続きました。妻が洋服など外見を整えるために使っている費用は多いと感じている反面、子どもの教育に関することは0%という、対照的な結果になりました。

では、項目ごとに夫はどんな風に感じているのか、それぞれの意見を見ていきましょう。

オシャレにはお金がかかる?「被服費」

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「ブランドの服を買っている」(56歳/営業・販売)

「つい先日に買ったのにまたすぐ買うので」(34歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「その都度新しい洋服を購入している、節約するよう言っているがその意識がない」(74歳/その他)

「しょっちゅう届くダンボール箱。ネットで服を買い過ぎているのだと思うが……」(44歳/総務・人事・事務)

オシャレな妻が多いという結果でしょうか。ただ、その単価やネットショッピングなどでどんどん届く段ボールなどを見て、買いすぎだと感じる夫が多いようです。

日々のことだから仕方がない?「生活費」

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「食材の買い物なんかで安いからとかでとりあえずは必要でない物まで買ってしまう」(69歳/営業・販売)

「買い物に行くと予定外のものを衝動買いしてしまう」(61歳/公務員)

「常に余裕がないと落ち着かないとのことで、買いだめが多いので」(66歳/その他)

日々の買い物で、ついついいろいろなものを買いすぎていると感じている夫が多いようです。妻側からすると、災害に備えたり、安い時にまとめて買っておきたいという気持ちもあるのでしょう。妻と夫では日々の生活との向き合い方が少し違う点もありそうですね。

没頭するあまり出費が…「趣味費」

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「自分で稼いだお金は全て推し活に使っている。流石に使いすぎ。少しでも家庭にお金を入れて欲しい」(44歳/営業・販売)

「お菓子作りのための材料」(41歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「欲しいものをいつも探して、値段が下がったら買っているから」(57歳/コンピュータ関連以外の技術職)

流行りの推し活に使っているという声から、純粋な趣味と思うものでも、少し使いすぎ?と思っている夫も多いようですね。加減が難しいのでしょうが、家計の状況などにもよりそうです。

夫よりも友達付き合い?「交際費」

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「知らないところで昼の女子会に参加しているから」(51歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「自分は生活費のほとんど出している、 どこにも行けない、対して妻は飲み会、 コンサートふざけるな!」(63歳/その他)

「食事会があるのですが、頻繁に奢ることが多く、しばしば困っている」(42歳/コンピュータ関連以外の技術職)

食事会やお出かけに対して内心では快く思わない夫もいるようですね。昨今の物価高も相まって、外食や飲み代が高くつくように感じるところもありそうです。

美味しいものは外で食べたい?「外食費」

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「人に会うたびに外食している」(74歳/その他)

「友人と週に2回高級ビュッフェに行っている」(57歳/営業・販売)

「友人とのランチ会を頻繁に行うから」(57歳/コンピュータ関連技術職)

「週に1回以上、子どもか友達などと一緒に昼食の際にファミレスなどで外食をしており、月に5,000円近く使っている。少し使いすぎだと思っている」(77歳/その他)

コミュケーションの場として外食が入ってくると、どうしても高くついてしまうのでしょう。自分だけで安いものを頼むというのも気が引けますし、楽しい場だと気持ちも盛り上がってしまうこともあるのかもしれませんね。

お出かけが大事「レジャー費」

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「旅行費。ついつい旅行に行ってしまうから」(29歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「頻繁に旅行に行きたがるから、その都度出費が馬鹿にならない」(57歳/金融関係)

「観劇やコンサートに月4~5回行っている、それぞれ1万円近い料金だと思うんだけど、どこから出てるのだろうといぶかっています」(66歳/総務・人事・事務)

「頻繁に泊まりで遊びに行く」(60歳/営業・販売)

家族旅行の出費ならまだしも、友達など夫以外の人と行く旅行やお出かけの出費が気になる夫もいるようですね。中には出元が不明な出費も?あるようですね。

その他、美容も嗜好品も、あれこれ…

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「化粧品の数が半端ない」(69歳/その他)

「美容・化粧品等に使いすぎている」(54歳/公務員)

「全く一度も使っていない新品そのままの謎の健康器具。理由は不明だが、馬鹿らしくて聞く気にもならない」(66歳/その他)

「とにかく甘いデザートを毎日のように買って帰ってくるので」(56歳/その他)

「車の装飾品を良く買う」(66歳/その他)

夫から見るといろいろなところに妻が出費をしているという疑念を持っていることがわかりました。

 

今回は夫に聞いた意見でしたが、逆に妻は夫のお金の使い方をどう思っているのでしょうか? 次回は妻に「夫がお金を使いすぎていると思うか」を調査したものをお届けします。結果はいかに……? ぜひあわせてご覧ください!

橋浦多美
橋浦多美

大学卒業後OLから25歳でアナウンサーへ転職。テレビ、ラジオ、司会等を中心に現在はフリーのアナウンサーとして活動中。得意分野は家計経済で、暮らしがよくなるお金との付き合い方を日々考えています。FP、宅建士、ビジネスマナー検定、食生活アドバイザーなどの資格を保有。双子男児の母。

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