妻は夫が家事をやってくれるなら「なんでも大歓迎」!
null妻が夫に“やってほしくない”と思っている家事TOP5は、以下のとおりの結果となりました。
第5位:洗濯物をたたむ・・・5.2%
第4位:食材の買い物・・・7.8%
第3位:洗濯物を干す・・・8.2%
第2位:食器洗い・・・8.7%
第1位:その他・・・46.3%
ダントツの第1位は、半数近くを占めた「その他」。この「その他」は、ほとんどが「手伝ってくれるだけでうれしいから、やってほしくないことはない」という回答でしたが、「そもそも家事をまったく手伝ってくれないので、やってほしくないことがない」という回答もかなり目立ちました。
この結果から、ほとんどの妻は夫が家事を手伝ってくれることを大歓迎していることがわかります。今までほとんど家事を手伝ったことがないという人はもちろん、普段から家事を手伝うようにしているという人も、妻のリクエストに応えるべく、今後は自ら積極的に家事をやるようにしてみてください。
「こだわりのある家事」については妻がやるのが得策
null第2位~第5位にランクインした、実は夫にやってほしくない家事。なぜ、妻はこれらの家事を夫にやってほしくないと思っているのか、その理由を見ていくことにしましょう。
第2位:食器洗い
「お皿の裏側を洗わないから汚い」(49才/コンピューター関連以外の技術職)
「汚れがきれいに落ちていない」(25才/学生・フリーター)
第3位:洗濯物を干す
「シワを伸ばさないで干すので、乾いたときにシワっぽくなる」(31才/主婦)
「セーターでもなんでもハンガーにかけるので服が伸びる」(43才/主婦)
「洗濯物同士をくっつけて干すのでなかなか乾かない」(31才/その他)
第4位:食材の買い物
「高いものや必要ないものまで買ってくる」(47才/主婦)
「安いと思って徳用サイズばかり買ってくるので消費するのが大変」(45才/主婦)
第5位:洗濯物をたたむ
「たたみ方がきたなくてシワになる」(45才/主婦)
「たたみ方が自分と違うので気になる」(34才/主婦)
食材の買い物については、ほとんどの人が夫が余計なものや高いものを買ってくることに不満を感じていました。買い物に行ってもらう際は、予算をきちんと決めて、夫には必要なものだけを買ってくるようにお願いする必要がありそうです。
また、食器洗いや洗濯物関連の家事については、汚れがきちんと落ちていなかったり、洗濯物がシワっぽかったりするのが不満とのこと。仕上がりがイマイチで、結局は妻がやり直すことになるため、夫にはあまりやってほしくないと感じているようです。
なお、洗濯物の干し方やたたみ方については、自分のやり方と違うことに不満を感じている妻が多いようなので、これらの家事については必ず妻がやることにし、夫にはほかの家事を頼むようにするといった工夫も必要かもしれません。
「夫にやってほしい」家事は?
nullでは逆に、夫にやってほしいと思っている家事はどのようなものなのでしょうか? こちらのTOP5も見ていくことにしましょう。
第5位:部屋の片づけ・・・8.2%
第4位:食器洗い・・・11.7%
第3位:お風呂掃除・・・12.1%
第2位:料理・・・16.0%
第1位:その他・・・18.6%
夫にやってほしい家事は、各家庭によってかなりバラツキがありましたが、第1位の「その他」は、やはり「やってくれるならなんでもいい」ということのようです。
やってほしくない家事とやってほしい家事の両方にランクインした「食器洗い」については、夫が担当する場合は、‟お皿の裏側もしっかり洗う”‟汚れをしっかり落とす”ということに気を配ると妻の満足度もアップしそうです。
夫のやる気アップ!「感謝の気持ち」を素直に伝える
nullアンケートの結果から、基本的には「夫が家事をやってくれるなら、どんなことでもありがたい」と感じている妻が多いことがわかりましたが、普段皆さんはどのようにして夫に家事協力を頼んでいるのでしょうか? 効果的な頼み方を聞いてみました。
「あなたに料理を作ってもらうと格別に美味しい!」と言う(28才/主婦)
「あなたにしてもらうと子どもが喜ぶから」と頼む(43才/公務員)
「あなたのほうが上手だから」と持ち上げる(24才/主婦)
「悪いんだけどいい?」と頼むだけで全然違う(49才/主婦)
「こっちとそっちのどっちがやりたい?」と選択肢を与える(37才/主婦)
「仕事で疲れているのにありがとう」と言うと次もやってくれる(34才/営業・販売)
皆さんいろいろな頼み方で、上手に夫に家事をやってもらっているようですが、特に多かったのが「助かる」「ありがとう」「お願い」「手伝って」というようなセリフを使った頼み方。家事をやってくれる夫への感謝の気持ちや、自分が手伝ってほしいと思っていることをきちんと夫に伝えることが、夫の「自分も家事をやろう!」という前向きな気持ちにつながるようです。
いかがでしたか? ほとんどの妻は、どんな家事でも夫が手伝ってくれることを望んでいることがわかりました。世の男性陣の皆さん、小さなこと、ちょっとしたことでかまわないので、ぜひ妻の家事負担を減らすべく、自分から積極的に家事を手伝ってみてください。
妻の皆さんも、小さな不満には目をつむりながら、夫が家事を手伝ってくれた場合は感謝の気持ちを伝えることを忘れないようにするのが、引き続き夫に家事をやってもらうためのコツかもしれません。