そこで『kufura』では、夫婦喧嘩のその後を調査すべく「後腐れしない、夫婦喧嘩後の仲直り方法」を聞いてみました。夫側の意見に引き続き、今回は妻側の意見をご紹介します。既婚女性175人の仲直り方法とは……?
話をしなくては何も始まらない…「話し合いで解決」
null「思いをぶつけてスッキリする」(28歳/その他)
「話し合う。その日のうちに問題を解決して言いたいことを言う」(30歳/主婦)
「きちんと話す。話し合ったらすぱっと切り替える」(34歳/主婦)
「しばらく時間をおいてからディベートします。お互いに納得するのが一番後腐れしないので、どちらが正しいとかは二の次にお互いの気持ちをよく話すようにしています」(33歳/主婦)
「気が済むまで話をする。お互いになにをどう感じているか知ることで、反省したり次回から気をつけようと思うから」(29歳/主婦)
その日のうち、少し時間をおいてからと、いつ話すかはそれぞれでしたが、納得行くまで話したいという意見が多く見られました。女性の場合、夫婦喧嘩に限らず、何か気になることがあると「話してスッキリしたい」と思う方が多いような気がしませんか? 夫側に調査をしたところ「話して解決する」と答えた方は7人だったのに対して、女性側は10人。女性側がやや多い結果となりました。
ごめんなさい…「素直に謝る」
null「素直に謝る」(28歳/主婦)
「少しほとぼりがさめた時点で、素直に謝る」(49歳/コンピュータ関連以外の技術職)
「どちらが悪くても自分も謝る、何日も根にもたない」(36歳/主婦)
「すぐに謝ってその日のことはその日に話し合い次の日に持ち込まない」(33歳/その他)
「『私が悪かったです。ごめんなさい』と、謝ることで早く仲直りをします」(40歳/主婦)
素直に謝るという方が多くいらっしゃいました。女性は、家事に育児に仕事にと日々色々なことに追われながら慌ただしくしている方も多いですよね。スパッと謝ることで長引かせたくないという気持ちもありそうですね。また、直接謝る以外に、時代を感じる謝り方も。
「ごめんねのLINEを送る。面と向かっては謝らないけど、LINEなら素直に謝れる」(37歳/主婦)
「朝に謝る。もしくはLINEで謝る。顔を合わせると言いたいことも言えないので、LINEで文字で送ると自分も冷静になる」(25歳/主婦)
さらに、気持ちをお弁当に添えるという方も。
「お弁当に謝罪の手紙を添えておく」(42歳/主婦)
なるほど微笑ましい謝り方ですね。これだったら旦那様の気持ちも落ち着いていきそうな気がしますが、皆さんはいかがでしょうか?
睡眠してスッキリ?「ぐっすり寝る」
null「お互いにたっぷり寝る」(28歳/主婦)
「一晩寝たら何事もなかったように、おはようと言います」(43歳/その他)
「とりあえず寝る。寝るとストレスが減って何事もなかったように振る舞える」(40歳/主婦)
「一晩眠ったら終わり」(48歳/主婦)
ぐっすり眠るという行動は、それだけで気持ちを落ち着かせる効果があります。人によっては、眠ると忘れてしまうこともあるでしょう。夫婦喧嘩に関しては、少なくともトーンダウンできそうな気がします。一晩寝てから改めて考えることで、冷静に解決できそうですね。
翌日まで持ち越さない!「喧嘩はその日のうちに解決」
null「翌日に持ち越さない」(29歳/公務員)
「必ず、仲直りするように喧嘩はその日中にかたづける」(28歳/営業・販売)
「その日のうちにできるだけ解決して、謝るようにしています。長引くと、謝るきっかけを失うから」(38歳/主婦)
「その日のうちに解決するを前提にし、お互いすっきり言い合い、お互いがどちらか譲らなきゃならない喧嘩は交換譲り合いにしたり、喧嘩ごとに内容を明確にして、どちらかが悪いほうは、建前でない、形でない納得した謝罪をすると、後腐れはない」(41歳/主婦)
今日の喧嘩は今日中に解決したいという方も多くいました。喧嘩が長引けば、他の家族を巻き込むことにも発展し、いいことの方が少ないかもしれません。早めに気持ちを切り替えることで明日は笑顔になれるのではないでしょうか?
自然に任せて…「特に何もしない」
null「特に何かするとわざとらしいから、あえて普通に振る舞う」(46歳/公務員)
「ケンカした内容には触れないで、いつも通りの生活をする」(27歳/公務員)
「仲直りという明確な行動ができないため、自然に戻るのを待つばかり」(44歳/コンピュータ関連技術職)
「何もなかったように普通に接する」(45歳/主婦)
「普通に話しかける。自然に仲直りできるから」(47歳/総務・人事・事務)
“夫婦喧嘩するほど仲がいい”とも言われるように、とにかく夫婦喧嘩自体は大それたことではないので、自然に解決するものと思う方も多いようです。長年の暮らしの中で、お互いの存在をちゃんと確認し合っているからこそ普通にできることなのかもしれません。自然な形と言えそうですね。
好物・お菓子…「食べ物で機嫌をとる」
null「夕食に夫の好きなものを作る。それでお互いに気持ちを伝えられる」(32歳/総務・人事・事務)
「好きな食べ物を買って帰る」(42歳/コンサルタント)
「旦那の好きなお菓子を渡す。安くて機嫌が直るから」(48歳/主婦)
「晩御飯を好物にしたり、好きなお菓子を買ってくる。謝るきっかけになるから」(25歳/総務・人事・事務)
「ちょっと高めのお酒をだして、機嫌を直してもらう」(43歳/その他)
喧嘩はしたけれども、“ごめんね”という気持ちを込めて、物を使って仲直りするきっかけにするという方も。男性側に意見を聞いた際には、じつはこのパターンの回答が多く「帰りにケーキを買う」などと回答した方が、177人中21人となりましたが、女性側は11人しかおらず、女性の現実主義的な部分をかい間見られる気がしました。
我が家の場合「家庭内ルールで解決」
null「手紙を書く」(35歳/その他)
「手巻き寿司を食べる」(41歳/主婦)
「2人でドライブに行く。車内だと面と向かって話さないので本心を言いやすい」(45歳/主婦)
「お互い現金を渡す。次は渡したくないから気を付けるようになる」(32歳/学生・フリーター)
「どんなに喧嘩をしても、会話はしなくても挨拶だけは必ずする。そうしているうちに、話すようにもなるし、挨拶はするってルールを決めているから、喧嘩したままの状況が嫌でお互い解決しようとするようになる」(30歳/主婦)
家庭それぞれに色々な解決方法があるようです。夫婦の数だけ解決方法がある仲直りの仕方、皆さんはどんな形で仲直りしますか? どんな形でもちゃんと仲直りして笑顔で暮らしていくことで、また一歩家族の良さが深まっていくのではないでしょうか。
夫が考える「夫婦喧嘩の仲直りの方法」の記事も、ぜひあわせて読んでみてくださいね!