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なぜ夫の世話まで…。妻の不満が貯まってる!? 夫婦で過ごす時間が増えて、ついイライラしてしまうこと

テレワークや外出自粛などで、自宅で過ごす時間が増えている今、夫婦で過ごす時間も格段に長くなっているのではないでしょうか。一緒にいる時間が増えたことで、パートナーの有難さを感じる方がいる一方、夫にフラストレーションを抱く妻も多いようです。
今回kufuraは、女性214人に「夫と家で過ごす時間が長いと気になる、夫のイライラする言動」を聞きました。

1日中ダラダラ…何もしない夫にイラッ

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「ビール飲みながらテレビを見ているだけでダラダラしている」(42歳/その他)

「朝はいつまでも寝ている。夜は遅くまで起きている。家事のペースが乱される」(57歳/主婦)

「朝、全然起きてこないし朝ご飯、お昼ご飯が1人だけ遅いので片付かない。一日中キッチンにいる気がしてイライラする」(41歳/主婦)

「家のことをまったくしないで、ずっとゴロゴロしている」(55歳/その他)

仕事はテレワークに切り替わっても、家事や育児は通常運転です。それなのに、ダラダラと1日中寝てばかりで過ごされては、生活のペースが乱されてしまいますね。そんな、だらしない夫の姿にイライラするのという声が多かったです。

スマホでゲーム&YouTubeばかり!子どものお世話もちゃんとして

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「家事をしているときにゲームばかりしているとむかつく」(44歳/主婦)

「子供の世話もせず好きなだけ寝て、ゲームして、昼寝までする姿にイラッとする」(32歳/主婦)

「子育てに非協力でずっと寝ているか、ゲームしかしない」(33歳/主婦)

「パソコンばかりしていて子供の遊び相手をしてくれない」(50歳/主婦)

「育児を私に任せて、携帯でYouTubeを見てばかりいる」(35歳/主婦)

起きたと思ったら、子どもの相手もせず今度はスマホでゲーム三昧。そんな夫にうんざりしている妻も多いようです。「子どもにはあまりテレビを見せないようにしているのに、夫はすぐテレビを見るので、イラッとする」(40歳/研究・開発)なんて声もありました。

朝昼晩、3食ご飯が出てきて当たり前と思わないで!

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「食事に対するリクエストが多い」(50歳/総務・人事)

「料理の欲求が日に日に増して手間のかかるのを欲しがる。食費がかさんで困る」(33歳/主婦)

「口を開けば、食事の要求ばかり。声をかけられると、ぞっとするようになってきた」(50歳/主婦)

「朝昼晩の食事を作るのがストレス。おかずが少ないなどの文句も言う」(36歳/主婦)

「休校延長で子どもも家にいるのに、夫まで家にいると、昼食を作るのが大変すぎる」(52歳/学生・フリーター)

「ご飯が出てくるのが当たり前だと思っている」(37歳/主婦)

「3度の食事のメニューを何時間も前から、こと細かに聞いてくる」(44歳/主婦)

「3食ごはんを作らなくてはならず、家計が厳しいのにスーパーの買い物についてきて欲しいものを勝手にカゴに入れること」(46歳/その他)

「なぜ自分だけが人ごみのスーパーで感染のリスクを冒さなきゃいけないのか。夫の胃袋係かと思うと腹が立つ」(59歳/主婦)

外出自粛が言われ始めた当初は「夫・子どもの分のお昼ご飯を考えるのが大変」などの声が多かったのですが、どうやら最近は「夫の食に対する欲求が高くなっている」という別の問題が浮上しているのが伺えます。

ずっと家にいるので、食事の時間が楽しみになっているのかもしれませんが、作る方の身になると、毎食メニューを考えるのも一苦労。毎食ご飯が出てくるのが当たり前とは、思ってほしくないですよね!

家事全般、妻まかせ!自分のことは自分でしてほしい!

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「通勤時間がなくなったわけだから、家事を手伝ってほしい」(37歳/その他)

「家事を全く手伝ってくれず、それが当たり前になっている」(31歳/女性)

「家事を一切手伝わないのに、口だけ出してくる」(41歳/主婦)

「家事全般私任せで何もしない。せめて子どもの相手ぐらいしてほしい」(42歳/その他)

「ご飯も掃除も私まかせ!家にいる時間がいつもよりあるんだから自分のことくらい自分でやってほしい」(28歳/総務・人事)

「私は仕事で旦那が休みなのに家事を一切しないどころか手伝おうともしない」(43歳/主婦)

「ネットでの買い物が増えて、ダンボールの山。それを一切、片付けようとしない」(38歳/その他)

どうやら妻の不満の種は「家のことを何もしない」にあるようですね。普段、“仕事”で手伝えないのは100歩譲って許せても(本来なら仕事があっても協力するべきですが)、家にいるのだから家事・育児を手伝ってほしい!と思うのは自然な事かも。

「手伝いもしてくれず、子供が増えた感じがして嫌」(37歳/主婦)との言葉のように、なんで夫の世話まで……とモヤモヤしてしまうのも仕方ありませんね。

しかし、一方で手伝ってくれたものの、逆にそれがストレスになってしまった例もありました。

四角い部屋を丸く掃除…それでも手伝った気に

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「物をどかしたりせず掃除するので角などにホコリが溜まったまま」(33歳/その他)

「家事をしてくれているが、適当にされるとイライラする」(31歳/総務・人事)

「洗濯物を取り込んだだけで、手伝った気になっている」(35歳/主婦)

夫の優しさも伝わってきます。でも、夫が手伝うと“そうじゃない!”ってこと、ありますよね(笑)。洗濯物は、取り込んで畳んでしまうまでがセットですし、掃除も部屋の角にホコリが溜まっていたら意味がない……。注意すると「せっかく手伝ったのに!」とふてくされるので、もう自分でやったほうが早いとあきらめている方も多いのではないでしょうか。

家でも上司気どり!? いちいち行動に口出し

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「時間通りに事を進めることを強要される」(51歳/主婦)

「夫のペースで物事を進めないと口出ししてくる」(34歳/主婦)

「育児についてあれこれ口を出すのでのんびり育児が出来ない」(37歳/主婦)

同じ空間にいると相手の行動が気になるのは、仕方ありません。でも、いちいち口を出されては腹が立ちますよね! まして家事や育児は、想定外の事がバンバン起こるので時間通りに進めるのは難しいのに……。困ったもんですね。

テレビに向かって文句ばかり…聞いているこっちが疲れる!

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「テレビを見ながら、テレビに向かってグチグチ言っているのを聞いていると不快」(34歳/主婦)

「自分の考えを持たずテレビのコメンテーターなどの考えをあたかも自分の考えのように披露すること」(41歳/その他)

文句や小言ばかりを言う人と一緒にいると、疲れちゃいますよね。

その他にも、「コロナの話ばかりしてくるのが疲れる」(39歳/その他)と、コロナ疲れを感じている方や「くしゃみが大きい」(37歳/主婦)など、もはや何をされてもイライラするという状態になっている方もいました。

 

今は、感染予防のために夫と過ごす時間が増えていますが、実はこの問題は「退職後」にも起こりえることなのかもしれません。不満を貯めすぎないように、対応策を考えたいですね。

 

文/鳥居優美

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