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叱るポイントに習い事の選び方…!夫との「子育て・教育方針の違い」妻が感じる8つの火種

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「将来、子どもに幸せになって欲しい」と願う気持ちを共にしながら、その手段を巡って夫婦の意見が食い違うこともあるのではないでしょうか。場合によっては「わかってもらえない」という不満が高じて、相手の育った環境まで否定したくなるような苦しい気持ちになることもあるかもしれません。

『kufura』編集部は、子育て中の女性252人と男性311人、合計563人に「子育てや子どもの教育について、配偶者と意見が食い違って揉めた経験」について聞いてみました。

2回にわたってその結果をお届けします。今回は、女性の声をご紹介。妻側が感じている、夫と意見がぶつかりやすい8つのポイントです。

火種1:習い事の選び方

子どもがある程度成長してきたところで意見の相違が勃発する大きなきっかけは、子どもの習い事です。

「私は、子どもに英会話や塾を習わせたいと考えているが、夫はスポーツにするようにと言う。原因は、夫は受験をあまり経験していないから」(34歳・その他)

「勉強や部活で忙しいし、本人もやめたがっているのに、空手を続けさせたがる」(47歳・主婦)

「サッカーの習い事に夫が夢中になりすぎて子どもをしばっているのがかわいそうになる」(38歳・その他)

習い事の選択肢が増えてくると、夫婦の足並みをそろえるのが難しくなる時期があるようです。子どもが自ら好きなことを見つけて、強いモチベーションを持って取り組んでいるのなら、夫婦の迷いも少なくなるのかもしれませんが……。

火種2:進路

習い事と同様に、夫婦間で進路や将来への考えの違いが生ずるケースも目立ちます。

「保育園や幼稚園について。夫はどこでも良いという」(31歳・主婦)

「男の子の私立中学受験の塾通いについて。『男の子は価値観、家庭環境もバラバラな公立で揉まれて欲しい』と言い、私立の長所を見ようともしません」(36歳・主婦)

「『有名大学じゃないと行っても無意味』という主人。それを子の前で小さい頃から言い続けているので、実際はそれほどレベルが高くない大学しか行けない子どもは、どこの大学にしたらいいか悩んでいます」(54歳・主婦)

子どもの学業について夫の方が熱心な家庭、妻の方が熱心な家庭、どちらもありました。自分が受けた教育に自信を持っている、その逆に自分が進めなかった道を歩ませたいなど、その根底には様々な思いが隠れている模様。「自分が考える道が唯一のベスト」と考え始めると、夫婦に波風が立ってしまいそうです。

火種3:過保護vs放任

子どもを構う度合や頻度は、その子の成長に合わせたさじ加減を探るのは難しいですよね。

「夫は放任主義だと思うが、夫からは私が構いすぎると言われたので、ちょうど間がいいと常々感じていた」(49歳・アルバイト)

「夫に『子どもが心配ではないのか』と聞かれる。親が何もかもしてしまうと子どもが育たなくなると思う」(51歳・その他)

一方が「いいよ、いいよ」と言い、もう一方は「ダメダメ」と言うような正反対の夫婦でも、不思議とつじつまが合って、バランスが取れるというケースもあるようです。

火種4:叱るポイント

叱りすぎること、逆に全く叱らないことにイライラしてしまうとの声も。

「まだ叱ってもあまりわからず、大泣きするばかりだが、夫は甘やかさず“きちんと叱れ”という。私はほめてのばしてやりたい」(37歳・その他)

「主人はとにかく、甘やかす」(43歳・主婦)

“叱る役”、“慰める役”を夫婦間で役割分担することに決めている夫婦も見受けられました。たくさんの育児情報が氾らんしているからこそ、「どんな叱り方がいいのか」という点で正解を探すのは難しいですよね。

火種5:金銭教育

地に足ついた金銭感覚を身に着けさせるために苦心する両親は少なくありません。

「夫は、小さいうちから小遣いを与えて自分でやりくりすることは大事だと言う。お金の大切さが分からない時期に小遣いをあげるとお金の大切さを感じないのではないか」(33歳・主婦)

小遣い制、お手伝い報酬制、お年玉やりくり制……と、いろいろやり方がある金銭教育。きちんと話し合って、“うちのやり方”を模索することが必要なのかもしれません。

火種6:遊び

遊ばせた方がいいのか、勉強させた方がいいのかで意見が割れる夫婦の声も。

「外遊びをもっとしたいが、夫から小さいからいろんなところに行ってもわからないと言われる。3歳までいろんな体験をしたほうが私はよいと思っている」(43歳・総務・人事・事務)

「学業優先の私と、遊びから学ぶことが重要と考える夫」(58歳・主婦)

「ゆくゆくは受験勉強に追われるのだから今は遊ばせてあげよう」という考えがあれば、「いやいや将来ラクするため今は勉強だ」という考えもあって、どうしても相容れないようです。

火種7:デジタル機器とのつき合い方

デジタル機器の取り扱いルールに対して、男性が甘いことに不満を抱く声もありました。

「子どもがスマホを使いすぎたとき、言うことはお金のことばかりでネットやSNSの危険性についての注意は全くしなかった」(48歳・主婦)

「旦那は子どもにゲームをやりたいだけやらせている。私はあまり長時間はやめて欲しいのに」(37歳・主婦)

「夫はゲームの時間を決めず、無制限にやらせる」(51歳・主婦)

男性にもアンケートを取りましたが、デジタル機器に関しては女性の方が厳しい目を持っていました。

火種8:しつけ

暴力や暴言など絶対やってはいけないボーダーラインは存在するものの、しつけの正解は個々の感覚によって異なるようです。

「私は整理整頓ができる子に育って欲しいが、主人は片付けをそんなに重視してない。主人の実家や親族の家がいつも散らかってごちゃごちゃしていて、それが普通で育ってきたからだと思う」(28歳・主婦)

「男の子のお友達に叩かれたら、“叩きかえせ”と夫が忠告していた時、昔はそれでよかったのかもしれないが、今の時代はダメだと思う」(47歳・主婦)

配偶者がのびのびと育てることと、しつけないことを混同しているとの不満も寄せられました。

「うまくいっている」の秘訣は?

最後に、子どもの教育をめぐってもめたことがない女性の声をご紹介します。

「これまで意見の相違があったことはない。常に話をしながら育ててきたので」(54歳・主婦)

「しっかりと旦那も子育てしてくれているので、別に今のところは注意して欲しいところはない」(30歳・主婦)

「夫を信頼しているので、基本的には夫の言うことに従う。意見が大きくもめることはない」(43歳・研究・開発)

肯定的な回答からは、“会話”“信頼”“敬意”というキーワードが浮かび上がってきました。

 

今回は、女性に聞いた夫婦で子育てや教育でもめやすいポイントについてお届けしました。

夫婦関係にも子どもの教育にも、「これぞ」というマニュアルはありません。ひょっとしたら、夫婦がけんかをしながらも話し合って意見を折衝していく過程もまた、子どもにとっての一つの教育だったりするのかもしれません。

次回は、男性の経験談をたっぷりとご紹介します!

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