お菓子や飲み物などを口に入れて気分を変える
null「お出かけのときは、100均で買ったプラスチックの仕切りケースにお菓子を数種類入れた“お菓子パレット”を用意。少しずついろいろ食べられるので、グズっていてもすぐに食べることに夢中になります」(41歳/その他)
「アメやチョコレートなど一口サイズのお菓子をあげると、食べることに夢中になって機嫌もよくなります」(48歳/主婦)
「赤ちゃんせんべいをあげると、泣き止んで機嫌よく食べ始めます」(36歳/主婦)
「卵ボーロをあげると夢中になって食べるので、しばらくおとなしくしてくれます」(37歳/主婦)
「小さなラムネのようなお菓子をあげると、指でつまんだり、転がしたり、口に入れたりと遊びながら食べることができて気が紛れるようです」(39歳/主婦)
「麦茶の入ったストローマグを渡すと、飲みながら静かにしてくれます」(37歳/その他)
いちばん多かったのは、お菓子や飲み物。口の中に甘いものや冷たいものがちょっと入るだけで、なんとなく気分も変わりますよね。お菓子は子ども自身が手でつまんだり、握れるもののほうが、遊び感覚で食べられるため機嫌がよくなるようです。アメやラムネ、ボーロ、グミなどの一口サイズのお菓子は、食べやすく手も汚れにくいので、お出かけの際におすすめです。
スマホなどで子どものお気に入り動画を見せる
null「YouTubeなどで幼児向け知育動画を見せる。静かに見入ってくれるし、かつ知育にもなるので助かりました」(28歳/主婦)
「スマホで子ども自身が映っている動画を見せると、落ち着いてじっと見てくれます」(40歳/主婦)
「大好きなアンパンマンの動画を見せるとおとなしくしてくれます」(34歳/主婦)
「スマホなどで『ふかふかかふかのうた』の動画を見せると、すぐに泣き止んでおとなしくなります」(28歳/学生・フリーター)
「スマホで赤ちゃんでも遊べるアプリ『タッチ!あそベビー』を見せると、遊ぶことに夢中になって機嫌もよくなります」(24歳/営業・販売)
「『タケモトピアノ』のCMを見せる。グズっていた子どもが、ハッとした感じになって目を奪われ、意識がそちらにいきます」(43歳/その他)
今の世の中は、スマホでいつでもどこでも動画が見られるので便利。子どもがグズったときは、お気に入りの動画を見せて子どもを落ち着かせるというママがたくさんいました。最近は子どもの年齢に合わせて楽しめるアプリや知育動画もいろいろあるので、事前に子どものお気に入りを見つけておくと、お出かけもラクになりそうですね。
好きなぬいぐるみやおもちゃで子どもの気を引く
null「お気に入りのキャラクターのぬいぐるみを渡すと、夢中になって遊んでいました」(49歳/コンピュータ関連技術職)
「お気に入りの指人形を出して、指につけて動かすと泣き止んでくれました」(42歳/主婦)
「知恵の輪で遊ばせるとカチャカチャと手を動かしながら夢中になって遊んでくれた」(29歳/医師)
「シャカシャカと音の出るおもちゃをあげると、音に意識がいくようでグズりもストップします」(38歳/その他)
「ディズニーのトイパッドで遊ばせると、泣いていても夢中で遊んでくれるようになります」(30歳/営業・販売)
「オーボールを渡すと楽しく遊びだして笑ってくれます」(21歳/主婦)
「出先で帰りたいとグズっても、大好きなミニカーを渡すとうれしそうに遊び始めます」(40歳/主婦)
「100均の型抜きパズルを渡すと、泣くのを止めて遊び始めます」(22歳/主婦)
好きなぬいぐるみやおもちゃをバッグから取り出すだけで、突然機嫌がよくなる子どもも多いようです。「お気に入りのおもちゃを常に持ち歩いて、機嫌が悪くなったときに渡す」(45歳/主婦)というように、外出する際は必ずお気に入りのおもちゃを持ち歩くようにするといいでしょう。
また、おもちゃを忘れてしまったときや、お気に入りのおもちゃでも効果がない場合は、「レジ袋を手にカサカサ音をさせると泣き止みました」(45歳/その他)、「車のカギで遊ばせると、それに集中して静かになります」(22歳/主婦)というように、おもちゃの代わりに身近なもので子どもの気を引くと、意外に機嫌がよくなることもあるようです。
仕掛け絵本や普通の絵本を見せたり、読み聞かせをする
null「出かける際に小さな絵本を持っていって外出先で読んであげると、待ち時間などでもグズることなく過ごせました」(44歳/その他)
「音のなる絵本を見せると音に合わせて踊りだし、機嫌もよくなります」(37歳/主婦)
「アンパンマンの音の出る絵本を出すと、グズっていてもいっしょに歌いだしてそのうちご機嫌に」(36歳/その他)
「持ち歩きに便利な手のひらサイズの飛び出す絵本を見せる。飛び出すだけでなく引っ張ると何かが出てくる仕掛けもあるので、引っ張って遊んだりしているうちに、グズっている子どもも集中して一人で絵本を見始めます」(43歳/その他)
スマホ等で動画を見せるのもいいですが、昔ながらの絵本を見せるだけでも、子どもは意外と喜んでくれるようです。好きなキャラクターが出てくるお気に入りの絵本はもちろんのこと、音が出たり、何かが飛び出したりする仕掛け絵本などは、子どもが興味を持ちやすいので、徐々に気分も落ち着いて静かになってくれるはずです。
お絵描きやシールブックで自由に遊ばせる
null「外出先でバッグに入れておいたお絵描きグッズを出すと、自分で好きなように絵を描いておとなしく遊んでいました」(48歳/営業・販売)
「ちょっとグズったときは、用意しておいたメモ帳とペンでお絵描きさせると、喜んで描き始めるので静かになります」(32歳/主婦)
「ぬり絵や折り紙を持って出かけると、グズっていても真剣にやりだして静かになります」(39歳/主婦)
「グズったときはシール帳を出してあげると、すぐに泣き止んで静かに遊び始めていました」(45歳/主婦)
「何度も貼ったり、はがしたりできるシールブックは、グズったときに大活躍。私も子どもも落ち着いてその場をしのぐことができました」(44歳/主婦)
外出先では、子どもは自分がやりたいことができなかったり、自由に動けなかったりしてグズることが多いので、お絵描きやぬり絵、シールブックなどで、好きなように遊ばせてあげるとすぐに機嫌がよくなったりするものです。
お絵描き用にペンやノートを持ち歩くのもいいですが、「100均のお絵描きボードを渡すと、おとなしくなって絵を描き始めます」(23歳/主婦)というように、昔ながらの磁石式のお絵描きボードなら手が汚れず、遊んでいる間にペンが転がり落ちたりすることもないので安心です。小さいサイズは持ち運びにも便利ですよ。
抱っこや話しかけで子どもの気分を落ち着かせる
null「抱っこひもに入れて抱っこをすると泣き止みます」(27歳/主婦)
「とにかく抱っこしてあやす。しばらくすると落ち着きます」(20歳/主婦)
「お気に入りのタオルや毛布を渡すと、うっとりしてすぐに泣き止みます」(39歳/営業・販売)
「グズったときはおしゃぶりをくわえさせるとすぐに寝入ってくれました」(45歳/その他)
「いっぱい話しかけて、気を紛らわすようにするだけでけっこう落ち着きました」(45歳/主婦)
「しりとりなどをして気を紛らわせる」(42歳/主婦)
「人気の『パプリカ』を歌ったり、歌に合わせて手をたたいたりすると泣き止みます」(26歳/その他)
「ハンカチを折り紙のようにして、何かを作って見せると喜んでくれました」(46歳/主婦)
「グズったときはとにかく抱っこ」という人も目立ちましたが、ただ抱っこするよりも抱っこひもやスリングを使ったほうが、すぐに落ち着く場合が多いようです。また、アイテムに頼らなくても、ママがどんどん話しかけたり、子どものお気に入りの歌を歌ったりするだけで、機嫌がガラリとよくなることもあるようなので、ぜひ試してみてください。
いかがでしたか? 子どもが外出先でグズって困った場合は、ご紹介したいろいろなアイテムやアイデアを参考に、子どもをあやしてみましょう。なかなか機嫌が直らない場合は、「一度グズったら何をしても無理なので、抱っこしていったん店を出る」(39歳/主婦)というように、とりあえずその場を一度離れてみるのも、子どもの気分がガラリと変わっていいかもしれませんよ。