今回は、そんな経験を通過した保育園児のママ37人に、子どもが入園した頃の自分にかけたい言葉やアドバイスについて教えてもらいました。
不安だった自分に言いたい!「いずれ楽しんで行くようになるから」
null入園した頃の自分にかけてあげたい言葉として最も多かったのが「子どもが楽しんでくれるようになる」というものでした。
「入園したときはバイバイで泣いてるけど、迎えに行ったら笑顔で走ってきてくれて嬉しくなる」(40歳・その他)
「子どもは楽しんで行くようになるよ!」(30歳・主婦)
「最初は不安でも今では喜んで通ってるよ」(39歳・主婦)
「1年後も休み明けは泣いているけどお迎えに行くときは元気になってるから大丈夫!」(33歳・主婦)
「保育園生活で得て来るものは大きいよ!」(28歳・その他)
入園後の慣らし保育が始まった直後は、お迎えの家族が来るまで声が枯れるほど泣き続ける子どもは珍しくありません。そんな様子を見て、親はひどく罪悪感を覚えてしまうことがあるかもしれませんが、子どもは親の予想以上に適応能力があるようです。
1人で抱え込まないで!「不安なことがあったら先生に相談して」
null保育園の先生方は、保育のプロ。たくさんの親子を見ているからこそ、たくさんの不安に共感できる優しさを持った頼もしい先生が多くいます。
「無理はしなくていいよ。なんでも先生に相談するといいよ!子どもは、私たちが思っている以上に頼もしくしっかりして家に帰ってきてくれるからね!」(38歳・営業・販売)
「心配しないで先生方にお任せしていいんだよ。先生方は私より子供を扱うのがとっても上手!」(34歳・営業・販売)
「親の自分しかできないことがある」という気負いを先生たちが良い意味で壊していってくれるかもしれません。
家事と育児の両立が不安でも…「ママも慣れるから大丈夫だよ」
null続いて、新しい生活に不安を覚えていた過去の自分を励ますような声も。
「仕事との両立不安だけど慣れるから大丈夫!」(33歳・公務員)
「最初は寂しいけど、そのうち慣れます!」(29歳・総務・人事・事務)
不安でいっぱいなのは、子どもだけでなく親も同じですよね。一本のロープの上を綱渡りしているような心細い気持ちからスタートし、徐々に視界が開け、道が整備されていくような感覚に変化していくのではないでしょうか。
家事は多少テキトーでもいい!「たくさん甘えさせてあげて」
null帰宅後は、家事と育児を並行して行わなければならない時間がやってきますが、多くの女性は「家事は多少サボっても大丈夫」と過去の自分に呼びかけています。
「絵本の読み聞かせと帰宅時のハグは続けて!効果絶大!」(38歳・その他)
「家ではもっとラクした方がいい。ご飯は買ってきて掃除をメインにした方が気持ちも生活も快適になる」(32歳・主婦)
「たまには手抜きも必要。子は親をみてたくましく育つ」(35歳・営業・販売)
「家事は少しくらいサボっても生きていける!」(35歳・総務・人事・事務)
「全てをかんぺきにやらなくていい」というアドバイスを体現するのは意外と難しいんですよね。完ぺきを求めない自分を完ぺきに求めてしまうというか……。でも、「どうしたら家族が笑っていられるか」という点に軸をおくと、答えが見えてくるのかもしれません。
以上、今回は保育園児ママに、子どもが入園した頃の自分に言ってあげたいことについて聞いてみました。
新しい生活に慣れるためには、日々の生活を地道に重ねていくのみ。お迎えのときに笑いながらやってくる子どものかわいさに、日々の充実感を覚える瞬間が訪れる日は、そう遠くはないようです。