今回は、子どもを持つ319人の女性にアンケート。子育てや、家庭と仕事の両立などに悩んでいた“3年前の自分”に投げかけたい言葉を聞いてみました。皆さんが、“あの頃の自分”に伝えたいことは?
3年前の自分に言いたい「がんばりすぎないで。適当でいいんだよ」
null今回のアンケートで一番多く集まったメッセージが、「がんばりすぎなくていいよ」という内容。35人もの女性が回答していました。
「がんばらなくても大丈夫。いい子に育つよ」(37歳・主婦/子6歳)
「もう少し肩の力を抜いても大丈夫だよ」(41歳・主婦/子11歳・9歳)
「子育てや家事は、ほどほどに適当に!」(29歳・主婦/子4歳・2歳)
「何事もテキトーに。掃除しなくても死なないし、ご飯はたまにはレトルトだって大丈夫!」(29歳・主婦/子4歳・2歳)
「子どもに時間使い過ぎ! 自分の時間も大切にね」(42歳・総務・人事・事務/子19歳・11歳)
頑張りすぎて、1人でいろんなことを背負っていた過去の自分に、「辛かったけど、よく頑張ったね」と労わりの言葉を投げかけている女性も見受けられました。
その悩み、大丈夫だよ!「なんとかなるからね」
null子育てには、悩みがつきもの。子どもの年齢に応じて、悩みの質は変わっていきますが、それでも「3年経てばなんとかなっている」と過去の自分を元気づけるような声も多く集まりました。
「悲観的に考えないで。今は永遠に続かない。必ず変化がある。自分が変われば子どもも変わる。長い目で見て!」(40歳・その他/子14歳・15歳)
「なんとか、なってるよ!」(30歳・主婦/子10歳)
「悩まず、楽しもう!」(34歳・主婦/子13歳・7歳)
「今の努力は未来につながるよ」(38歳・総務・人事・事務/子11歳)
悩んでいた自分を受け入れて労わることは、今の悩みと向き合うヒントになるかもしれません。
あの時は辛かったけど…「昔より育児がラクになっているよ」
null悩んだり、疲れてクタクタだった自分に「今はラクになってるよ」と伝えたいという声も多く集まりました。
「子どもは自分の手から離れていくよ。聞き分けが良くなってくるから大丈夫」(36歳・主婦/9歳・7歳)
「夜のミルクがなくなって、よく寝られるようになったよ!」(38歳・営業販売/子5歳・3歳)
「注射も泣かないで受けられるようになるよ!」(42歳・その他/子8歳・5歳)
「つらい時期は過ぎるから、前に進もう」(33歳・主婦/子6歳・3歳)
「あと3年すると、自分の時間がもてるようになるから頑張って!」(37歳・その他/子7歳・4歳)
「今が踏ん張りどきだよ。すぐにラクになる日がくるよ。子どもは言われなくても理解できてるよ」(38歳・その他/子9歳・7歳)
ゆっくりと、しかし確実に状況は変化しています。3年前と比べると、「ラクになったな」と感じる瞬間が訪れるのかもしれません。
すぐに大きくなっちゃうから「子どもとちゃんと向き合って」
null子どもが自分にべったりとくっついて自由がないことを不満に感じていても、子どもは少しずつ親離れの準備を進めています。
「しっかりと子どもの目を見て話を聞いてあげて」(42歳・主婦/子10歳)
「その時の可愛さや辛さはその時だけ。子どもは必ず成長するもの。後悔せず、初心を忘れずにね!」(33歳・主婦/子5歳・3歳)
「子どもの話をよく聞いて」(46歳・総務・人事・事務/子17歳)
「あと3年もしたら、だっこできないくらいのサイズになっちゃうんだよ。今のうちにいっぱいおんぶや抱っこをしてあげて」(43歳・主婦/子9歳・8歳)
子どもが甘えてくれる時期を大切に。子育ての大変な時期を終えると、そう感じる女性が多いようです。
大変なのはわかるけど…「イライラしないで」「笑って」
null感情のままに子どもに怒りすぎていたことを後悔する声もありました。
「あんまり怒りすぎたらだめだよー! イライラしたら産んだときのことを思い出して」(32歳・主婦/子4歳・2歳)
「ガミガミ言わないで。子どもを信じて!」(41歳・主婦/子12歳・10歳・7歳)
「クヨクヨするな! 病気に負けず、子どもの前だけでも笑顔の母でいよう」(49歳・その他/子16歳)
「そんなにカリカリしなくていいよ。ちゃんと育ってるから」(37歳・主婦/4歳)
「毎日イライラすると、あの時イライラしなきゃよかったと後悔するよ」(39歳・主婦/13歳・11歳・6歳)
疲れや忙しさでイライラしていた頃の自分を振り返って、罪悪感を覚えている女性が多いようです。
今回は、3年前の自分に送りたい言葉についてお届けしました。
「子育てはあっという間」。辛いときに人からそう言われると、実感がわかずにちょっとモヤモヤすることがあるかもしれません。でも、時々、過去の歩みを振り返ってみると、“今”の状況がいずれ変わっていくことを実感できるのかもしれません。