第1位:中学生ごろ・・・18票(31.0%)
null今回のアンケートで最も多かったのは、12~15歳の中学生くらいの時期に持たせるようになったという意見。
「持たせたのは12歳です。部活の遠征などで連絡を取り合う際、他の人はみんな持っているし、貸してもらったりなど他の人に迷惑をかけたくないあまりに決意しました。連絡がスムーズなのはメリット。明らかに勉強などの妨げになるのはデメリット(SNS、ゲームなど)」(48歳/主婦)
「中学1年。周りの友達も持ち始めるし連絡が取れて便利。スマホで何をしているかわからないのがデメリット」(51歳/その他)
「中学校に入ってから。メリットは部活で遅くなるので、連絡に便利だった。デメリットは、携帯ばかり触っていたこと」(49歳/その他)
「14歳。メリットは、急な外出時も連絡をとれること。デメリットは、SNSなどで青少年の犯罪にあう危険性があること」(49歳/総務・人事・事務)
「中学校3年生。GPS機能で、居場所がわかるようになったこと。デメリットは、SNSのやりすぎ」(44歳/主婦)
中学生ともなると部活動などで帰宅時間が遅くなり、また友達との関係においても、連絡ツールとしてスマホの必要性が高まるようです。
他方で、SNS等に夢中になってしまうのは、勉強の妨げになるという点でも、防犯の面でも、親として看過できない問題ですよね。
第2位:小学校高学年ごろ・・・13票(22.4%)
null「11歳。子どもが習い事をいろいろしていて連絡がすぐに取れてよかった。デメリットはゲームをすることが多くなったこと」(48歳/主婦)
「小学校5年生の時にiPhoneを与えました。細かい手の動きは脳に刺激を与えるし、たくさんの言葉や時事、常識を自然に感じ取れるようになったと思う。ただ、それは子どもとの信頼関係が出来ているから。デメリットはやはりスマホを手にする時間が増えてしまった事。勉強が疎かになったのは私の責任」(47歳/営業・販売)
塾や習い事で帰宅時間が遅くなる場合、スマホを持たせたほうが親として安心。また、知的好奇心の高いお子さんの場合、スマホを活用して知識や情報をどんどん吸収するというメリットもあるようです。
とはいえ、子どもにスマホを持たせると、勉強よりもゲーム目的での利用が多くなりがちなのは悩ましいところ……。
第3位:高校生ごろ・・・12票(20.7%)
null「16歳。メリットは友達との連絡がとりやすい。デメリットは常にスマホを操作している」(52歳/その他)
「16歳。メリットは操作になれること。デメリットは出会い系などのことが心配」(52歳/その他)
高校入学を機にスマホデビューするケースも少なくないようです。
高校生といえば、大人になるちょっと手前の微妙な年ごろ。親がガチガチに管理するのではなく、ある程度、子どもの自主性に任せたいところですが、まだまだ危なかっしいところもありますよね……。
第4位:小学校低学年以下・・・10票(17.2%)
null「6歳。緊急時用の連絡ツールとして持たせたけど、いまではゲーム機になっている。デメリットはゲームにのめりこみがちだけど、家族と一緒に楽しめるのでメリットはある」(37歳/主婦)
「7歳。本人は持ってるだけで使っていないけど、帰りが遅いときとかに場所見られるのが安心する」(36歳/主婦)
「7歳から。メリットはインターネットでよく調べることをしていること。デメリットはスマホ見過ぎで目が悪くなった」(30歳/その他)
「2年生。塾の送り迎えで必要だったから」(46歳/総務・人事・事務)
この年代では、親の都合の持たせることが多いようです。低年齢から持たせるからには、しっかりルールを定めたいところ。
第5位:18歳以上・・・5票(8.6%)
null「大学生になってから、連絡が頻繁になってよかった」(59歳/総務・人事・事務)
「長男が18歳、次男が20歳から。デメリットはなかった」(62歳/主婦)
今回のアンケートでもっとも少数派だったのは、18歳以上になってから持たせた、という意見でした。もうこの年齢になれば、親が持たせる、持たせないというより、本人の意思しだいですよね。
子どもに何歳からスマホを持たせればいいかはケース・バイ・ケース。お子さんがもし「スマホ欲しい!」と言い出したら、みなさんの意見もご参考に親子でしっかり話し合ってみては?