「お子さんへのお小遣いは何歳からあげ始めましたか?」
nullまず、子どもにお小遣いをあげているという女性69人に、お小遣い開始年齢を尋ねたところ、結果は以下のようになりました。
第1位:7歳・・・16票(23.2%)
第2位:12歳・・・10票(14.5%)
第3位:6歳・・・8票(11.6%)
第3位:8歳・・・8票(11.6%)
第3位:10歳・・・8票(11.6%)
第6位:4歳以下・・・6票(8.7%)
第6位:13歳・・・6票(8.7%)
第8位:14歳以上・・・3票(4.3%)
第9位:5歳・・・2票(2.9%)
第10位:9歳・・・1票(1.4%)
第10位:11歳・・・1票(1.4%)
小学校や中学校の入学のタイミングで、お小遣いデビューするお子さんが多いようです。
「お小遣いの額やその主な使いみちは?」
null次に、お小遣いの額やその使いみちについて、年齢別に見ていきましょう。
(1)未就学児
「3歳男の子、月300円くらい。ジュースを買ったりガチャガチャをするのに使っている」(23歳/主婦)
「4歳に900~1,500円。おもちゃ」(29歳/その他)
「5歳女。お手伝いのたびに1円。お菓子を買ったりおもちゃを買ったりしている」(34歳/主婦)
お小遣いを始めるのに早すぎるということはないようです。お子さんが数字や計算をきちんと理解できるのであれば、お金の早期教育もよいのかもしれませんね。
(2)小学校低学年
「7歳男子。月300円。好きなお菓子を買っている」(44歳/主婦)
「7歳男子。月1,000円。お友達と遊ぶときのお菓子代等に使用している」(33歳/主婦)
「8歳、月800円。お菓子を用意していないとき友達と自分で買いにいってる」(33歳/主婦)
「小学2年、金額は頑張り次第。使いみちは本やおもちゃ」(33歳/主婦)
「9歳女子、月1,000円、雑誌などを買っている」(39歳/その他)
「9歳女子。月300円。学年×100円の計算。遊びに行ったときのお菓子などを買っている」(41歳/主婦)
低学年のお小遣いの相場は1,000円未満で、使いみちとしてはお菓子が多いようですね。
(3)小学校高学年
「10歳男子、月2,000円。塾などでお茶を買ったり、友達と遊ぶ時に使う分」(41歳/その他)
「10歳息子、月500円。学校で使う文房具などを買い、残りは貯金している」(37歳/主婦)
「11歳女の子、子どもお給料として月500円+お手伝い分(ゴミ出し等)。貯めて雑貨屋で可愛い消しゴムやシール等を買っている」(32歳/主婦)
「11歳女子、月500円+お手伝いで200~300円」(45歳/主婦)
「12歳女子、2~3,000円ほど。貯めてCDなどの趣味に充てている」(36歳/広告・宣伝)
「12歳女子、月1,000円。友達と買い物に行って文房具を買ったりしている」(37歳/主婦)
塾に通い始めたり、趣味に目覚めたりして、子どもが自分でお金を使う機会・範囲が増えているのがうかがえます。
(3)中学生
「13歳5,000円。お菓子や雑誌」(58歳/主婦)
「13歳女子、月1,000円。好きなキャラクターのグッズを買ったりしている」(39歳/主婦)
「中学2年生で900円です。ものすごく少額なような気もしますが、必要なものはすべて都度買っているので、お友だちと遊びに行くときにおそろいの文房具を買ったりプリクラをとったりするのに使っているようです」(54歳/その他)
「15歳女の子、2~3,000円。文房具やアクセサリー」(36歳/コンピュータ関連以外の技術職)
「15歳女子、月1万円、服や食べ物につかっている」(41歳/主婦)
家庭の事情や子どもの個性によっても、お小遣い額はかなり変わります。たとえば、筆者知人の娘さん中学1年生は、月1万円と年齢のわりに高額のお小遣いをもらっていますが、勉強に必要なものから洋服・下着に至るまで、すべて自分のお小遣いで購入しているとのことです。
(4)高校生
「16歳男子、昼食代込み15,000円。昼食代や友人とのお茶代ではないでしょうか」(43歳/主婦)
「高1高3男子。主に飲食に使っている模様。金額は旦那が勝手にやってるので知らない」(51歳/主婦)
「高校生1万円。友達とご飯を食べたりカラオケにいったりしている」(47歳/その他)
「17歳女子、月5,000円。V6のグッズを購入」(56歳/主婦)
「17歳6,000円。使いみちは知らない」(49歳/デザイン関係)
「18歳女子、月5,000円。洋服や友達との遊びに使っている」(46歳/主婦)
「18歳女子。貯めているらしい」(48歳/総務・人事・事務)
親の知らない子どもの世界がどんどん広がる時期。高校生ともなれば、アルバイトを始める子もいますが、アルバイトを禁止している学校も少なくないので、親御さんは大変ですね。
お小遣い制のあり方は、家庭の事情や子どもの個性によって決めるべきなので、いつから始めるのかも何円あげればよいのかも、正解はありません。もし、お子さんから「お小遣いが欲しい」「お小遣いの額をアップしてほしい」という要望があれば、今回のアンケート結果もご参考に、親子でよく話し合ってみては?