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【子ども大好き甘口カレー】が一気にオトナ味になる3つの味変テクニック!

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カレーは子どももオトナも大好き...。でも子どもが好きな甘口カレーはオトナが食べるにはもの足りなかったり、かといってオトナ用を別々に作るのは面倒、という悩み、お母さんなら誰でもありますよね。

今回は、毎日カレーを食べ続けてなんと1,100日以上!というタケナカリーさんが、そんなお母さんのためにミラクルな味変テクニックを教えてくれました。あの甘口カレーがこんなに簡単に美味しくなるなんて...!!

子ども用のカレーを改めて食べてみたけれど、正直、辛いもの好きには美味しくは...ない(笑)

子どもが好きな甘口カレー。子どもは大喜びで食べてくれるけれど、辛いカレー好きなオトナが食べてみると率直にいって「美味しい」とは言えないんです。甘すぎるというか、物足りないというか、パンチがないというか……給食っぽい(笑)。

子どもの分を取り分けた後のカレーに何かをちょい足しすることで、子ども用カレーが劇的に(オトナにとっても)美味しくなるのであれば……その方法はぜひぜひ知りたい!

今回レシピを考えてくれたタケナカリーさんは、カレーメディア「CHANCE THE CURRY(チャンス ザ カリー)」の代表で、カレーを毎日食べ続けて1,100日以上(現在も記録更新中)。そんなカレーのプロが考える「子どもが好きな甘口カレー」を美味しくするワザって?

バーモントカレー(甘口)がどこまで美味しくなる!? タケナカリーが考える「ちょい足し」3STEP

【ベースのカレー】
・バーモントカレー甘口…6人前

今回試したのは、子どもが大好きなカレーのTHE 定番「バーモントカレーの甘口」。

「僕も子どものころは美味しいと思っていたはずなのですが……オトナになってから食べると、全体的に味がぼんやりしているし、もったりしているし、どうにもこうにも物足りない。でも、”カレーは足し算”!  塩と酸味とスパイスを加えれば確実に美味しくなります!」

※以下のレシピの分量は、大人2人前。子どもが食べられるように作った「甘口カレー」から、小鍋に大人(2人分)を取り分けて作る想定です。

STEP1:しょうゆで塩味をアップ!(味変度★★☆☆☆)

「子ども用の甘口カレーは圧倒的に”甘い”ことがネック。であれば、スパイスを入れて辛くすればいいかと言えば、そうでもありません。スパイス料理には”塩”が非常に大切なんです。ということで、しょうゆ小さじ1を入れて、まずは塩味をアップさせます」

「いわゆる昔風のおうちカレーの味に近づきました。これだけでも味が締まって、グっと美味しく。同様の方法でナンプラーを加えてもおいしく仕上がりますよ」

STEP2 :バルサミコ酢で酸味をアップ!(味変度★★★☆☆)

「続いておすすめはバルサミコ酢。僕もそうですが、カレーを作るときに最後に酢を入れる人って多いんですよ。料理の美味しさは、”酸味”で結構変わってくるものなんです。

酸っぱいのが好きという人は大さじ1、そんなに得意でないという人は小さじ1を目安に入れてみてください。酸味は火を加えると飛んでしまうので、火を止める直前に入れるのがポイントです」

「これで給食カレーからは完全に抜け出した、オトナの味になりました(笑)。個人的にめちゃめちゃおすすめのアレンジ。バルサミコ酢は酸味だけではなくコクも深みも足されるところが良いのですが、普通の米酢でも、かなりの味変効果がありますよ。もとのカレーが甘口でなければリンゴ酢を入れてもOK。フルーティな感じとキレが加わります」

STEP3 :スパイスをジュッとかけて刺激をアップ(味変度★★★★☆)

「最後にカレーといえば、の大本命、スパイスで味変をしてみましょう。今回用意したのは、赤唐辛子(ホールタイプ)、クミンシード、ブラックペッパー(ホールタイプ)」

「カレーにそのままスパイスを入れるのではなく、スパイスを油で熱して香りを出す”テンパリング”が大切です」

【テンパリングの方法】

用意するもの

・ブラックペッパー(ホール)…約10~30粒くらい(30粒だと結構辛いです)

・クミンシード…小さじ2杯

・赤唐辛子(ホール)…1本

・テンパリング用のサラダ油…大さじ1.5

(1)フライパンにスパイス(クミンシードとブラックペッパー)を入れてから火をつけて、弱火で乾煎りする

※焦げやすい赤唐辛子は後で入れます。

(2)香りがでてきたら油を入れ(弱火のまま)、クミンシードのまわりがフツフツと泡だってきたら、赤唐辛子を入れ、赤唐辛子の表面がほんのり黒くなるまで熱する

※赤唐辛子は割って種を出す。辛いのが好きな人は種を出さずそのままでもOK。

※スパイスはちょっと焦げてるくらいが香ばしくて良い。

(3)温めたカレー鍋に投入!

 

「このジュッ!をやると、元がどんな平凡な味だったかを忘れてしまうほど劇的に味変します。黒胡椒が丸ごと入っているので、ガリっと噛んだだときに溢れる胡椒の辛さと、クミンシード独得の風味が食欲をそそります。まさにオトナのカレーに大変身!」

カレーを美味しく食べるには、お皿も大事! タケナカリーさんが作った「魔法の皿」って?

今回レシピを教えてくれたタケナカリーさんは、実はカレー皿のプロデュースもしてるんです。

「カレー屋さんで他のお客さんのお皿を見ていると、お米を少しだけ残している方が結構いるんです。それをどうにかしたい!と思って研究を重ねて、”最後の米ひと粒まで食べやすい”カレー皿を作ったんです」

それがこちら……!!

まず一番に目に止まるのが、この不思議な形。左側が急斜面で、右側は緩やかなカーブというアシンメトリーになっています。

「急斜面にカレー、緩やかなほうにはライスを盛りつけます。急斜面はナイキのマーク(スウッシュ)のように少し内向きになっていて、ここへスプーンを向けると簡単にすくえる仕組みです」

緩やかになっているのは、ライス用のスペースを広めに確保するためだそう。そうすることでライスとカレーをからめやすく、食べている間にライスがカレーに浸みてくるのを防げるメリットも。

この魔法のように食べやすいカレー皿。せっかくだったら子どもサイズも欲しい!! という声にお応えして、現在クラウドファウンディングで製作に挑戦中!(2019年3月30日まで)

「残さずに食べることのうれしさ、たのしさを子どもの頃から覚えてくれたらいいなあ」というタケナカリーさんの想いが込められた渾身の1皿。

実際にスタッフもこのお皿でカレーを食べてみましたが、この通り最後の一粒まできれいに食べることができました!

私たちの毎日の献立に欠かせないカレー。お皿にこだわったり、味変テクニックを知っておくだけで、同じカレーでも、より楽しく食べられますよね。ぜひ、ご自宅でもトライしてみてください。

 

子ども用カレー皿の詳細はこちら

▶︎「最後の一粒までメタメタすくいやすい!英才食育カレー皿」を作るクラウドファウンディング

タケナカリー

カレー研究家、CHANCE THE CURRY代表。毎日一食以上カレーを食べる生活を1,100日以上継続中。食べるだけでなく、レシピ開発やカレーイベントの主催、執筆、製品開発など、多くの人に“カレーのたのしさ”が伝わるように日々さまざまな活動を行っている。最後の一粒まですくいやすいカレー皿を作るクラウドファンディングに挑戦中(3月30日まで)。インスタグラム(@takenacurry

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