先延ばし癖がつかないように「帰宅後すぐに宿題」
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「学校から帰宅後、なるべくすぐに宿題をすませる習慣をつけました。後回しにしてテレビ、ゲームなどをすると、夜になるので宿題を終わらせてからと習慣にしました。そのおかげで、ほぼ6年間宿題を完璧にこなして提出できてました」(42歳/その他)
「帰宅後、すぐに宿題をしていました。宿題をしないとおやつがないので効果的でした」(53歳/総務・人事・事務)
「帰ったらすぐに宿題をすること。私が子どもの時に先延ばしして苦労したので」(42歳/主婦)
学校から帰ったらまず宿題、という習慣を定着させてよかったという声が多数。後回しにすると遊びやテレビなどに夢中になってしまい、疲れた頃に宿題をすることになるため集中力もなくなってしまいます。おやつと宿題を結びつけるなど、工夫をして習慣づけに成功したというご家庭もありました。
規則正しい生活を「早寝早起き」
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「早寝早起きを習慣付けててよかった」(32歳/主婦)
「早寝早起き。これは基本」(54歳/主婦)
「時間どおり起きるくせをつけさせる」(49歳/総務・人事・事務)
基本中の基本、として多く挙げられたのが早寝早起きの習慣です。朝の準備がバタバタしないだけでなく、1日を気持ち良くスタートできることが大きなメリットでしょう。時間通りに起きることを毎日繰り返すうちに、体内リズムが整い健康的な生活ができそうですね。
気持ちと時間に余裕を「翌日の準備」
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「帰ったらすぐに次の日の準備をさせる。後からだとやらないから」(30歳/その他)
「前の日に明日の予定を確認すること」(33歳/弁護士)
「帰ってきたら遊びに行く前に宿題と明日の用意をする」(44歳/主婦)
翌日の持ち物や予定を前日にチェックする習慣も、あるとないとでは大きな違いがでてきそうです。前もって準備をすることで子ども自身が安心でき、朝バタバタすることなく過ごせるでしょう。
勉強するのが当たり前に「勉強」
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「勉強の復習がつくように毎日させた」(44歳/その他)
「お勉強の習慣付け」(53歳/主婦)
「市販のドリルでもいいから日常的に勉強させること」(39歳/主婦)
毎日少しずつでも勉強をするという習慣をつけたことが、小学生時代の学力維持に効果的だったという意見がありました。学校の宿題だけでなく、市販のドリルなどを使っての復習など日常的に学習の時間を取ることで、「勉強するのが当たり前」という感覚が自然と身についたようです。
自立への第一歩「自分のことは自分でさせる」
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「学校に持っていくものは自分で用意させていた」(58歳/総務・人事・事務)
「毎朝持っていく水筒の準備を子ども自身にさせている」(39歳/その他)
「上履きを自分で洗うこと。自分できれいにしたらやる気もでて頑張ろうと思うから」(59歳/主婦)
小学生のうちから「自分のことは自分で」を意識させる家庭も。持ち物の準備、水筒の用意、上履きを自分で洗うなど、小さなことから自立を促すことで責任感が育ちそうです。親の負担も減るため一石二鳥ですね。
習慣づけから更なる効果が…その他の回答
null「1月にいくらかお小遣いを渡して、そこから計画的に使うようにさせた。お金をあまり欲しなくなりました」(49歳/総務・人事・事務)
「帰ったらまず手洗いうがい。その延長で、帰ったら体をきれいにしたいのか、プールの日は帰ったらすぐにシャワーでした」(45歳/主婦)
「集団登校の際にまとまって数人で登校するので、遅れて1人にならないようにしていたら、時間をきっちり守れるようになった」(59歳/その他)
お小遣い管理から金銭感覚が育ち、手洗いうがいの習慣から清潔意識の向上につながるなど、日常の中の小さな習慣づけが子どもの行動や意識を大きく成長させるきっかけに。良い行動を習慣化すると、プラスアルファの効果が出てくるかもしれません。
小さいうちに身につけた習慣は、日々の生活を整えてくれるだけでなく、自主性や責任感というような力も育ててくれるきっかけになりえます。ぜひ「わが家なりの続けられること」を見つけて、今後に繋げてみてくださいね。

2級建築士、照明コンサルタント、FP、心理カウンセラー資格など所持。2人目出産後、大好きな子どもたちと少しでも長く時間を過ごせるよう、フルタイム勤務からライターに転身。夏はキャンプ、冬はスキーと、家族でアウトドアなライフスタイルを送る。取材記事を中心に、日常生活を今より快適に過ごすためのコラムを発信していきます。